「グリーンヘル(Green Hell)」は、ポーランドに拠点を置くデベロッパー「Creepy Jar」が開発を手がける新作ジャングルサバイバルシミュレーションゲーム!
2018年8月29日からゲーム配信サイト「STEAM」でアーリーアクセス版の配信が開始されているぞ!
プレイヤーはアマゾンの熱帯雨林に取り残された者として過酷なサバイバル生活を行う。最新ゲームらしいリアルなグラフィックと身体の隅々まで調べられる健康管理要素が大きな特徴だ。
「グリーンヘル(Green Hell)」は、リアルなグラフィックを持ったサバイバルゲームを求めている人、難易度が高いサバイバルゲームをプレイすることが好きな人、絶望的な状況で生き残るゲームを探している人にはオススメの新作ジャングルサバイバルシミュレーションゲームだ!
「リアルなサバイバルシミュレーション」を目指して制作された「グリーンヘル(Green Hell)」の世界
南アメリカ大陸にあるアマゾン川流域に広がる世界最大の熱帯雨林、それが「アマゾン熱帯雨林」だ。近年は環境破壊や森林伐採により面積が減少傾向にあるものの、現在でも新種の昆虫が数多く発見される。今なお未発見の生態系を数多く内包しているこの「アマゾン熱帯雨林」が「グリーンヘル(Green Hell)」の舞台だ。
▲ゲームの一部は日本語字幕とインターフェースに対応。現時点では「ストーリーモード」が完成しておらず、チュートリアルを兼ねた物語の序章部分が「サバイバルモード」に盛り込まれている状態。初めてプレイする人はここで基本的なゲームシステムを学ぶことになる。
▲ストーリーモードは「第1日目」から幕を開ける。インターフェースは一人称視点。ロープを使って崖の上まで登る主人公と下のボートで待機する女性はトランシーバーで会話を交わし、会話の内容から主人公の名前は「ジェイク」、女性の名前は「ミア」だと判明する。どうやら彼らがこのジャングルを訪れるのは初めてではないようだ。
▲視点を移動して上空を見上げるジェイク。最新ゲームの名に恥じない高精度なグラフィックが肥沃なアマゾンの風景を見事に再現している。空を飛び交う鳥の鳴き声や環境音も実にリアルで、本当にジャングルの中に居るような気分に浸れる点がポイントだ。太陽光が木漏れ日となって地面に射し込む描写も素晴らしい。
▲「第2日目」はジャングル内にあるベースキャンプからスタート。室内にはゲームの世界観を理解するために有益な情報がいくつも張り出されているので、アクティベートできる物はくまなく調べておこう。ちなみにここでは後述する「サバイバルモード」でプレイヤーの脅威となる危険な原住民や動物の情報も閲覧できる。
▲この日は「火をおこす」というサバイバル生活で最も大切なアクションを学ぶ。クラフトメニューは主人公が持つ「ノートブック」に記載されており、必要な材料を用意すれば目的のクラフトが完成するが、ここではあえてマッチやライターなどの道具類は使用せずに「原始的な手段」で火をおこすことになる。
▲燃やすのにちょうど良い木片を収集した後、火種として使える「鳥の巣」を発見。あとは木の摩擦熱を利用すれば火をおこせる。現実世界でも通用するサバイバルテクニックを採用した本作のクラフトシステムは実にリアルで、自然の物だけを利用して火をおこすためには何通りもの手順を踏む必要があることを実感できる。
▲マチェットで切り出したサイズの異なる「木の棒」を地面に組み合わせて下準備を整え、ようやく摩擦熱を利用した「火おこし」を開始。ちなみに画面左側に表示されているのは主人公ジェイクのバックパックで、これがインベントリ画面を兼ねている。単純な表示方法を使用せず、個々のアイテムをリアルに表示する機能が秀逸だ。
▲チュートリアルを兼ねたストーリーモード序盤はミアから助けを求める交信が入る場面で終了する。彼女の身に起きた出来事は一体何なのか、そして主人公ジェイクは行方不明になった彼女を見つけ出し、ジャングルから生きて脱出できるのだろうか。全ては完成バージョンで明らかにされる予定だ。
「グリーンヘル(Green Hell)」は、現実世界と同様の手段を使ってサバイバル生活を楽しむことができるゲームを求めている人、高精細かつ圧倒的なグラフィックで再現されたフィールドを動き回れるゲームが好きな人にはオススメの新作ジャングルサバイバルシミュレーションゲームだ!
「緑の地獄(グリーンヘル)」へようこそ!自然の猛威が容赦なく襲いかかる弱肉強食の世界が口を開けてプレイヤーを待ち受ける!
自然にある物だけを利用して生き延びるための道具を作り出す術を学んだ後、プレイヤーはいよいよジャングルのど真ん中に放り込まれて決死のサバイバル体験を存分に味わうことになる。ここから先は自然の残酷さや猛威が嫌という程襲いかかる本作の肝「サバイバルモード」について見ていこう。
試行錯誤しながら行動して生き延びるための手段を見つけろ!ユーザーの考えが結果に直結する熱帯雨林でのサバイバル生活!
▲サバイバルモードの舞台は広大なオープンワールド。目標物に乏しいので方向感覚が麻痺してくるが、主人公のジェイクは方角や時刻以外に体の状態まで表示してくれる便利な腕時計を身に付けている。プレイ中はこの万能腕時計がナビゲーションの役割を果たしてくれるので有効活用しよう。
▲サバイバルモードではクラフトに利用できるアイテムの収集や食料、水の探索に追われることになる。特に安心して飲める飲料水を確保することは非常に重要だ。あえて危険な湧き水を飲んで一次的に喉の渇きをしのぐか、それとも定期的に飲料水を確保する手段を見つけるか、プレイヤーのサバイバル能力が試される。
▲クラフトに利用できる素材や各種アイテムは近づくとハイライトで表示される。これはロープ代わりに利用できる丈夫なツタ。密林の中には主人公ジェイクの命を繋ぐための材料が多数点在しており、その役割や組み合わせによる効果を覚えていくゲームプレイが求められる。体力に気をつけながら慎重にジャングルを探索しよう。
▲石と木の棒、そして先ほど入手したロープ代わりのツタを組み合わせて「石斧」を製作中。現代文明から隔離された原始の世界で生き延びるためには、自分も原始時代の知恵や行動パターンに倣って活動する必要がある。サバイバルモードには決められたルートが無く、自分で何をすべきか考えながら行動できる点が最高に面白い!
▲洞窟内に転がる「ココナッツ」を発見。早速クラフトしたての石斧で割ってみる。雨によって出来た不衛生かつ不潔な水たまりとは異なり、ココナッツからは「安全な飲料水」が摂取できる。ちなみにココナッツの殻は「容器」としても利用できるので、プレイ中にココナッツを見つけたら必ず入手しておこう。
ボディーチェックは入念に!「ボディーインスペクション」機能を利用してジャングルに潜む危険から主人公ジェイクを守ろう!
「グリーンヘル(Green Hell)」最大の特徴は、主人公ジェイクの健康状態を見るためのステータス管理システムだ。中でも目を引くのは身体を入念にチェックする「ボディーインスペクション」機能で、プレイヤーは主人公ジェイクの手や足を観察して状態を調べることができるようになっている。
▲ボディーインスペクション機能を使用してジェイクの身体に異変がないかチェックしているところ。マウスを操作することで手足を回転しながら観察できる本システムは「グリーンヘル(Green Hell)」の目玉と言える画期的な機能だ。気がつくと「ヒル」に足を噛まれていることもあるので、定期的な身体チェックは絶対に欠かせない。
▲身体に異常が発生した際の描写は非常にリアルで、チェック中に痛々しい傷口を発見すると流石にゾッとする。外傷を負った場合には一刻も早い治療が求められるので注意しよう。病院も抗生物質もないジャングルの奥地で治療の方法や手段を探す。そんな過酷なプレイ体験も存分に味わえてしまうのが本作の凄い点だ。
▲だがサバイバルを続けるジェイクには「知恵」という頼もしい味方がいる。ノートブックに書き留められた各種の治療法に従って迅速に治療を施せば身に降りかかる災難に立ち向かうことも十分に可能だ。奥深いジャングルを探索する勇気とサバイバルの知恵を活かし、絶望的な状況から這い上がって生き延びよう!
主人公ジェイクのサバイバルは続く!創意工夫を凝らしてクラフトを行い「グリーンヘル(緑の地獄)」からの生還を目指せ!
プレイを進めていくうちに主人公のジェイクは数々のクラフト方法を発見し、サバイバル生活を楽に進められるようになる。慣れない序盤は何度も死んでゲームオーバーになってしまうことも多いが、プレイヤーとジェイクが一緒に学習しながら成長し、高度なサバイバル術を身に付けていくことで生存確率は飛躍的に上昇するのだ!
▲適切な材料を用意してクラフトを行い、弓矢などの強力な武器を作り出せばハンティングも楽になる。今までジャガーやワニなどの危険生物に襲われてばかりの弱者だったジェイクがクラフトによって形成を逆転し、最終的には能動的に自然界の獲物を狩る「捕食者」の立場になっていく点が本作の醍醐味だ。
▲クラフトを発展させていけば武器以外に獲物を捕らえるための「罠」も製作できるようになる。ジャングルの世界は完全なる「弱肉強食」の法則によって支配されており、ここでは社会的な倫理観や公的な秩序などは一切通用しない。生き延びるためには獲物を狩り、食料や材料として活用する以外に方法はないのだ。
▲全身にペイントを施した凶暴な「原住民」との死闘。この広大なジャングルにいる「捕食者」はジェイクだけではない。プレイ中は危険生物と同様に原住民の存在にも注意を払っておこう。武器を手に戦って活路を見出すか、それとも事態を悪化させないうちに一目散に逃げるか。全てはプレイヤーの判断に委ねられる。
▲本作には主人公ジェイクの「精神状態」を管理するステータス項目があり、プレイ中精神に変調をきたすと「原住民の幻覚」を見るようになる。ジャングルで突然彼らの歌声が聞こえてきたら要注意だ。
一切の助けがない状況で孤独と戦いながらジャングルを探索し、数々のクラフトメニューを発見しながら迫りくる身の危険に対処していく「グリーンヘル(Green Hell)」は、骨太のサバイバル体験を提供してくれる新作ジャングルサバイバルシミュレーションゲームだ!
「グリーンヘル(Green Hell)」は、こんな人にオススメだ!
現在海外のインディーゲーム業界で急速に広がりを見せている「サバイバルゲーム」のリリースラッシュ。その中でやや遅れて登場した感のある「グリーンヘル(Green Hell)」は、現実世界のサバイバル技術をゲーム内で正確に再現することにこだわった「リアリティ重視」のサバイバルシミュレーション作品だ。
高精細なグラフィックで構築されたアマゾンの熱帯雨林は特筆すべき出来栄えで、自然の猛威と驚異を余すところなく再現している。哺乳類や爬虫類、鳥類や昆虫など多種多様な動植物が登場する点は他のサバイバルゲームよりも頭一つ抜き出ており、これらの生き物と接触できるのも大きな見所となっている。
アーリーアクセスの期間は短めに設定されており、公式サイトでは動物のアップデートなどを秋頃、戦闘や建設要素、ストーリーモードのアップデートを冬頃、そしてマルチプレイ協力モードの搭載を2019年春頃に実装するというロードマップが公開されている。着実に進化を続ける本作の今後が非常に楽しみだ!
美しくも残酷な「緑の地獄」に降り立ち、生と死が隣り合わせのサバイバル生活を満喫しよう!
「グリーンヘル(Green Hell)」は、圧倒的なリアリズムに裏打ちされた本格的なサバイバルゲームを求めている人、ユーザーからのフィードバックを活用して進化していくゲームが好きな人、自然界をそのままゲーム内に再現したシミュレーション作品を探している人には絶対オススメの新作ジャングルサバイバルシミュレーションゲームだ!
グリーンヘル(Green Hell)スペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7/8/10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Dual Core 3.2 GHz | Intel Quad Core 3.2 GHz |
メモリー | 4 GB RAM | 8 GB RAM |
グラフィックカード | GeForce GTX 660 / Radeon RX 460 | GeForce 970 / Radeon RX 580 |
VRAM | 2 GB | 4 GB |
HDD空き容量 | 8 GB | 8 GB |
DirectX | 11 | 11 |
備考 | インターネット接続環境が必要 |
©2017-2018 Creepy Jar S.A. All rights reserved.© 2018 Valve Corporation.All rights reserved.
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