「Battle X」は2018/09/14よりSteamでリリースされた、VR対応の現代戦FPSだ。
注目したいのは、1つはVR対応ゲームである事だ。
プレイするにはVR対応ヘッドセットを要求されるのは少しハードルが高いが、現実の動きがそのまま反映される体験はなかなか出来るものではない。
そして、味方と共に戦場を駆ける雰囲気が楽しめるのも、本作の魅力だ。
マルチプレイも導入され、8人対8人によるチーム戦が楽しめる。
初心者にはチュートリアルが用意されており、一通りゲームのルールやプレイ方法が分かるなど、どう動けば分からないという事もなく、FPS初心者でも安心してプレイが可能だ。
シングルプレイのストーリーもかなり濃く作られており、マルチよりソロで遊びたいプレイヤーにもオススメのできる新作VR型FPSだ!
さまざまな武器を使いこなし、戦闘を勝利へと導け!
本作ならではの特徴としてあげられるのは、圧倒的な没入感だ。
武器の射撃やリロード、そして体力を回復するためにかがむといった全ての動作を、自分で動かしていかなければならない。
武器のリロードをする際にしっかりと銃弾を込める動作を求められたり、相手の攻撃を避けるために屈みこみ、体力を回復させつつ、反撃の機をうかがう。
それらのプレイが、まるで本当に自分が戦場で戦う一人の兵士であるかのように楽しめるのが、このゲームの醍醐味だ。
通常のFPSのように、ボタン一つでリロードや射撃が出来るわけではない。
さながら本物の兵士のように己が銃弾を込めて、相手に狙いを定めて射撃していくのだ。
そのリアル感はたまらないもので、まさに戦っているという感触を味わえるだろう。
また、グレネードといった投擲武器を投げるのも、己の動きに反映される。
しっかりと投げなければ、自分の手元にまで戻ってきてしまう恐ろしさはひやりとするが、しっかりと投げて複数の敵をまとめて倒せたときなどには、思わずガッツポーズが出そうになるほどの興奮を味わえるだろう。
また、本作で扱える武器は、10種類以上もある。
ピストルやアサルトライフルはもちろん、弓矢といったユニークな武器も扱える。
それぞれによって構え方やリロードのやり方も違っており、武器の性能だけではなく、リロードのしやすさといった事も考えなくてはいけないのだ。
実際の銃を撃つ感覚というのをリアルに体験し、そして扱いやすいものを選んでいく。
まさにVRならではの体験と言えるだろう。
もちろん好きな武器を選ぶ際や、そもそもFPSすら初めてプレイする人向けにチュートリアルが用意されており、基本的な動きや要素は覚えることが出来る。
慣れているベテランプレイヤーであれば、いきなりマルチプレイやシングルプレイに乗り込んでいき、どんどんプレイしていくことで慣れていけるだろうが、そうではないプレイヤーは、まずはチュートリアルをプレイして、VRヘッドセットなどを利用してのFPSがどのようなものかと試してみるといいだろう。
VR対応であり、自分の動きが重要になってくるので、しっかりとしたチュートリアルが用意されているのは嬉しいポイントだ。
8対8のマルチプレイで意思疎通を取り合い、勝利をもぎ取れ!
本作でのマルチプレイでの戦闘は8対8で行われる。
お互いに武器やバランスを考えて勝利をつかみ取っていきたいところだが、注意したいのは回復だ。
回復というのはただ攻撃を食らわなければ次第に回復していくというものではなく。
一度屈んで大きく隙を晒さなければ、体力は戻っていかないのだ。
そのため、その際には非常に無防備な状態になってしまうため、敵からすれば、格好の攻撃チャンスとなってしまう。
それを避けるために大事になってくるのが、武器選びや仲間との協力、場所の確認だ。
そもそも攻撃を受けたくないのであれば、遠距離に適した武器を使って、一方的に狙撃していくというのも手段になる。
しかしその場合、前線を支える味方には合流しにくくなるという欠点がある。
また、味方とは離れて戦うことが多いため、ボイスチャットで連絡を取れるといっても、仲間が駆けつけてくる前に裏を抜けてきた敵に、回復の隙をつかれてやられる可能性もある。
逆にアサルトライフルをもって突撃していけば、味方と協力して戦えるが、そもそも回復する前に相手に倒されてしまうという事もある。
安全な場所はあるにはあるが、そこも裏を抜けられてしまい、気づかぬ方向からの襲撃や、攻めやすい箇所から襲撃されてしまえばどうしようもない。
そうなるまえにボイスチャットの機能を活かして、敵の場所を連絡し合い、今体力回復をしてもいいのか。
味方のリロードタイミングはどうなっているかなど、情報を教え合い協力していくことこそが、勝利へのカギとなっていく。
上手く連携し、相手の目論見を潰して勝利を掴めた時の興奮は、たまらないものだ。
もちろん始めたばかりのプレイヤーにとってはボイスチャットによる意思疎通、まして日本語サポートもない状況での連携は難しいかもしれないが、聞いているだけでも、なんとなくのニュアンスを掴んだりできる。
初心者には少々ハードルが高いかもしれないが、勇気を出して参加してみると意外と楽しいこともあるのでオススメだ!
VR対応でマルチもシングルも迫力あるプレイを楽しめる! ハードルは高いがオススメFPS
総評すると本作は、VR対応かつ、日本語サポートがないというハードルの高さはあるが、ぜひプレイしてみてほしいゲームであると言える。
実際に自分が戦場で戦い、仲間と協力して相手に勝つ。
過去のFPSでもこれらの体験は十分にできたが、VRによってそのリアリティさや仲間と共に戦うという部分が大幅に強化されており、より新鮮な楽しみをプレイヤーに与えてくれるだろう。
また、チュートリアル部分が用意されていることによって、初心者や少しばかりゲームにまだ慣れきっていないベテランプレイヤーでも安心してプレイすることが可能なのも、嬉しいポイントだ。
プレイするまでのハードルの高さがやはり難ではあるが、それと同じぐらい楽しめるゲームでもある、おすすめの新作VR型FPSだ!
バトル X(BATTLE X)スペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-6600K / AMD Ryzen 5 1400 | Intel Core i7-8700K / AMD Ryzen 7 2700X |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 1050 / AMD Radeon RX 560 | NVIDIA GeForce GTX 1070 / AMD Radeon RX Vega 56 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続環境が必要SSD推奨、インターネット接続環境が必要 |
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