ピクセル・ロワイヤル(Pixel Royale)は2018年10月4日にゲーム配信サイト「STEAM」にてダウンロードサービスが始まった。
開発・販売ともに「Antonio Renna」が行っている。
コミカルなマインクラフト風のキャラクターが生き残りを賭けて戦う、FPS視点のバトルロワイヤルゲームだ。
飛行機から飛び降りた地点からすでに戦いは始まっており、参加者全員で殺し合うため、常に気が抜けない展開が楽しめる。
運悪く強者と同じ場所に降りてしまわないように願っておこう。
武器はあちらこちらの建物の中に落ちており、安全を確保する意味でも早めに移動して準備をするのだ。
ピクセルで描かれた画像ばかりでリアルな描写はほとんど感じられない。
残虐シーンが苦手でも安心してプレイできる。FPSガンシューティングゲームが好きな人にはオススメのタイトルだ。
バトルロワイヤルの設定を忠実に再現
ピクセル・ロワイヤルは角張った四角の集まりであるピルセルでグラフィックが構築されているため、どこか可愛らしいイメージを持つだろう。
どこか昔懐かしい、のんびりとした雰囲気とは真逆にゲームの内容は重いバトルロワイヤルだ。
バトルロワイヤルとはPLAYERUNKNOWN`S BATTLEGROUNDS(PUBG)や荒野行動などが有名どころがあり、参加者全員と殺し合いをしながら、最後まで生き残った人間が勝ちとなるルールだ。
飛行機から飛び降りたところから戦いは始まっており、武器や装備、アイテムは全て現地での調達となる。
武器が見つからなければ、銃を持った相手に素手で立ち向かうコトもあるだろう。
着地場所に他のライバルがいれば、アイテムを調達する前に殺し合いが始まる。
実に殺伐とした恐いゲームだが、固定ファンがいるほど、人気のあるゲームだ。
ピクセル・ロワイヤルも同様の設定でゲームが開始される。
マインクラフトのようなグラフィックでどこかほのぼのしてしまうが、参加者は最大で100人。
それだけたくさんのプレイヤーがいるのだ。のんびりとしていたら、いつ殺されてもおかしくはない。
急いで安全な場所へ移動しよう。
時間と共にセーフティエリアは小さくなっていき、エリア内を外れてしまうと体力がずんずん削れていき、死んでしまうのだ。
ずっと隠れているだけでなく、目的地への移動も含まれているために、常にどこかで戦闘が繰り広げられている。
武器やアイテムは豊富に用意されており、長距離からの狙撃ができるライフルや中距離での強さを誇るアサルトライフル、ハンドガン。
ユニークな手持ちも武器もたくさんある。
ピンチを一瞬にして回避出来るようなレジェンドウェポンのような特殊な武器はない。
だが、他のバトルロワイヤルのゲームと比較しても遜色のないほど、たくさんのアイテムが揃っている。
戦いやすい武器を手に他のプレイヤーとの戦いを勝ち抜こう。
積極的に攻めるよりも、他と戦っている相手を狙った方が安全に殺しやすい。
マインクラフトを連想する画面構成
細かいところはともかく、見た目だけで言えばマインクラフトを連想してしまうはずだ。
世界的な名作として有名なゲームだからこそ、グッズもたくさん発売されているし、一度は目にしたことがあるだろう。
木を切ったり、穴を掘ったり、素材集めをしたくなるかもしれないが、そんなコトをしていたら、銃弾の雨の中に晒されて殺されてしまうことになる。
ピクセル・ロワイヤルはサバイバルモードよりも遙かに危険なゲームなのだ。
▲もちろん使用できるキャラクターもマインクラフト風のデザイン。リアルさがまったくないので、殺し合いをしていても残虐性を感じなくてすむ。
キャラクターだけじゃなく飛行機もピクセルで描かれているため、カクカクと角張っており、どこかユーモアを感じさせる。
他のリアル系のバトルロワイヤル系をやっていた人にすれば、お遊び的なゲームのように思うかもしれないが、そんなことはない。
見た目が可愛らしいだけで、ライフルの標準であるエイムもしっかりとしているとしていると、予想を遙かに超えてきちんとした殺し合いを堪能できるのだ。
大きな違いとなるのは、キャラクター的に頭が大きいのでヘッドショットを狙いやすいところくらいだろう。
ピクセル・ロワイヤルの特徴
5つのキャラクターを使用して、戦いに望むことができる。キャラクターにはそれぞれ独自の特徴が用意されている。
能力をうまく利用すれば状況により、有利になったりすることもあるだろう。
キャラクターにより能力の違いは他のバトルロワイヤルゲームと比較しても珍しい。
ゲームはマルチプレイがメインとなっており、世界中に散らばったオンライン上のユーザー100人と同じ島に立ち、生き残りを賭けて戦うことになる。
100人が多すぎるという場合には、プレイヤー数を減らすことも可能だ。
少ない人数で楽しみたい、時間がないなどのワガママプレイにも対応してくれる。
瞬時の判断が非常に重要
敵と遭遇した際に戦いか逃げるかを素早く判断しなければならない。
戦うとなったら即座に攻撃をした方がいいし、逃げるとなったらそれこそ一目散だ。
中途半端に戦うと音で周りのプレイヤーを呼び寄せてしまうため、殺されてしまう可能性が高い。
戦う場合には素早く殺し、逃げる際には相手に狙撃されるよりも先にその場を離れよう。
ばったりと遭遇した場合には、逃げるよりも戦って相手を仕留めた方が安全だ。
自分に戦う気がなくても、相手がその気であれば、逃げるのが困難になる。
後ろから狙撃されて殺されるよりも戦って殺された方が気分がいい。
なんにしてもエリアが小さくなる前に移動先を考えておき、移動中に遭遇して時間的に厳しくなるような状況は避けよう。
体験版扱いの早期アクセス版
フルバージョンになるまでに、100人以上のプレイヤーと戦う可能性、新しいマップ、新しいオブジェクトが予定されている。
特に気になるのは100人以上のプレイヤーと戦えるようになる可能性だろう。
多くのバトルロワイヤルゲームが100人を基準にしているため、それ以上のプレイヤーと争えるのは非常に楽しみだ。
対応言語は現状、英語のみで音声も英語のみとなっている。
リアルにチャットでやりとりが出来るため、他の言語にも対応して欲しいところだが、頻繁なやりとりが必要になる場面は少ない。
英語がわからないから問題が起こると言うコトはほとんどないだろう。
慣れない言葉で何か言うよりもさっさと行動した方が安全だ。
早期アクセス版なので、日本人のユーザーが増えれば、日本語サーバーができたりするかもしれない。
コンテンツの追加など、プレイヤーからの声を幅広く求めているので、今後にも期待が持てるのが嬉しい。
他にも色々な機能が追加される予定であり、正式版になった際には今よりも価格が上がってしまうのは確実だ。
値段が安い早期アクセス版を手に入れて、見守りながらゲームを楽しんでいけるのは素晴らしい。
オンラインがメインとなるゲームは頻繁に更新されていくため、末永く楽しむことが出来るはずだ。
純粋なバトルロワイヤルファンはもちろん楽しめるし、バトルロワイヤル初心者の人でも違和感なくゲームに入り込むこめる。
FPS視点のガンシューティングに興味があればぜひオススメしたいゲームになっているぞ!
ピクセル・ロワイヤルスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 | Intel Core i7-9700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 760 | NVIDIA GeForce GTX 1070 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 30GB | 30GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続が必要高速インターネット接続が推奨 |
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