ジャスト・ライド(Just Ride)は2018年7月28日にゲーム配信サイト「STEAM」でダウンロードサービスが開始された。
開発元とパブリッシャーは共に「HorusGames」が行っている。
バイクを乗りこなしながら、多彩な攻撃が用意されている過激なレースゲームだ。
ガソリンと体力が続く限り、広大な大地を眺めるハイウェイを疾走しよう。
障害となるのは自分の精神と忍耐力。
スピードが遅くなってしまうとneck bomeが爆発して死亡してしまうのだ。
絶対にスピードを落とせない環境の中、死ぬ気でアクセルを開き続けるしかない。
疾走という言葉がピッタリと似合うハイウェイは走る感覚は爽快だ。
首が爆発で吹き飛ぶなど、激しい暴力が随所にちりばめられているが、レースゲームが好きな人にはオススメしたいタイトルになっている。
舞台となるのは2025年の近未来! そこは今とはまったく世界だった!
2025年、スーパーインターネット企業のOriとTuncentが正式に合併し、経済に大きな影響を与えた。
デジタル通貨とバーチャル取引が世界経済の主要テーマになったのだ。
物理的な仮想化技術の出現は人々の生活を大きく助長したが、ハッキングなどを用いて、不正に商品やお金などを手に入れるなど、ネットワークが犯され、財産はセキュリティの問題が続出してしまう。
当然、重要な取引はそんなセキュリティに不安のあるオンラインで行われるはずもない。
道路上に「特別な商品」を配置することで、ネットワークを使うコトなく取引を安全に行うようなった。
そんな時代背景の中、プレイヤーの分身であるMotoGPの引退したエースライダー、ジェイソンは、自身の素晴らしい人生を守るために "ハックライダー"として働かなくてはならなくなったのだ。
ジェイソンは、奪い取って盗む優れた技能をもっており、富と自由の時代で裕福に生き抜くだけの力があった。自分の力を最大限に使える"ハックライダー"はジェイソンにとって天職と信じたほどだ。
しかし、ある使命を受けたことで、ジェイソンは"ハックライダー"が想像していたほど良くはないことに気がついてしまう。
"ハックライダー"は単に "ハック"ではなかったのだ。ジェイソンは無意識のうちに巨大な渦に巻き込まていく。
過酷な陰謀に巻きこまれたジェイソン。
クエストをこなしていくうちにジェイソンはどんどん真実へ向かうことになる。
すべてのクエストを終えた先に何が待っているのか、自分自身の目で見て欲しい。
必要な物があれば、すべて現地調達だ。
最初にいくつかのアイテムを選ばせて持っていくことが出来るが、無くなってしまえば、すべてバイクで走りながら調達するコトになる。
どうやって? それは手を伸ばして、他の車に攻撃を仕掛けて奪い取ったり、道に落ちている物を拾ったりするのだ。
ジェイソンは優れたハッキング能力を持っており、他者から奪うことに長けている。
その力をふんだんに利用して、行き交う車から様々な物を奪い取れるようになっているのでうまく利用しよう。
敵対勢力の車などがいなければ、手を伸ばすだけで奪えるので、バイクの運転に支障をきたすコトも少ないはずだ。
安全に奪えるうちに必要な物はしっかりと手に入れておきたい。
安全そうに見える道でもジャスト・ライドでは一つのミスで多大な敵を作ることになってしまう場合もあるから気をつけて欲しい。
すぐ隣を走っている車が突然、牙を剥いて襲いかかってくることも珍しくないのだ。
ちょっとした軽いイタズラが大きな抗争に発展する
ジャスト・ライドでは、多くの異なる風景や地形が生成されていくので、どこまでも先が続いていく。
その道をバイクで走っているだけで、広大な大地を連想させ、非常に興奮してくるだろう。
周りにいる一般車も普通に走っているだけなので、何も害は感じさせない。
しかし、そこに大きな罠が待っている。
普段はなにもしてこないあまり害のない一般車両だが、運転操作をミスしてぶつかったり、直接攻撃を仕掛けてしまうと、こちらに対してを明らかな敵対状態になってしまう場合がある。
相手を怒らせてしまった場合、車の上にでかでかと怒りマークが表示され、さらに後続車の場合には距離まで丁寧に表示してくれる。
怒っているのかどうか分からない、という問題はない。
相手が敵対的になると、後続からぶつけてきたり、発砲してきたりとかなりたちが悪い。
怒り状態にしてしまったら速やかに逃げ切るか、可能であれば倒してしまおう。
▲中途半端な状態で怒らせたままにしておくと、かなりしつこく狙ってくる。危険が一杯のハイウェイで危害を加えてくる相手には容赦してはならない。
刺激された車や悪意を持った強盗たちは、激しい追跡を行ってくるので、ただ車を避けながら走って行くだけのレースゲームとは一線を画する。
敵と出逢った時、公道は完全な戦場に変化するのだ!
生き残るために大事なのはバイクと自身のメンテナンスだ!
ジャスト・ライドでは公道を走りを続けていくうちに、さまざまなパーツが手に入り、バイクや自身もだんだんとパワーアップしていくようになる。
それはまるでRPGのように主人公を成長させていく楽しみと同じ物だろう。
自分のカスタマイズにより状況が改善されるのはゲーマーなら誰もが1度は体験したコトがあるはずだ。
ジャスト・ライドに出てくるアイテムの総数は数百にも及んでおり、その全てを見るのは難しい。
おまけにクエストやミッションも100種類以上用意されており、クリアする度に解放されるアイテムなども用意されている。
アイテムをコンプさせる楽しみは果てしなく遠く、プレイヤーを決して飽きさせないようになっている。
ストーリーが進んでいくと敵も強くなっていくため、戦力の補強と自身のメンテナンスは忘れずに行っていきたい。
軽装備のバイクのままでは、襲いかかってくる大型トラックに対応することなど出来るはずも無いのだ。
全体的に高い仕上がりのバイクレースが堪能できる
自身が成長していくと、様々なシチュエーションに対応できるようになり遊び方はどんどんと広がっていく。
嫌な車をランチャーで吹き飛ばしたり、ボウガンを打ち込んだりと楽しさは無限大だ。
非常に面白いのだが、対応言語が中国語だけしかない。
日本語はもちろんのこと、英語にも非対応なので、クエストの内容がわからないなど、デメリットに感じることもあるはずだ。
しかし、それを差し引いてもジャスト・ライドの完成度は高く、笑いながら楽しめるというゲーム本来の姿を体現しており、やっていて純粋に面白いと感じられる。
それにまだ早期アクセス状態なので、今後の言語対応にも期待が持てる。
フルバージョンの際には現在はまだないマルチプレイも導入されると予定があると開発陣の言葉もあるので非常に待ち遠しい。
コンテンツが増えると全体の値段が高くなってしまうかもしれないので、早期アクセスで安く手に入る今がチャンスだ。
バイクの操作性も非常に良く、遊んでいてストレスに感じることもほとんどない。
ジャスト・ライドは非常にオススメできるレーシングゲームなので、車のレースだけでなく、バイクのレースにも興味があるという人はぜひ遊んでみて欲しい。
かなり遊べて満足できるはずだ。
ジャスト・ライドスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-2500K | Intel Core i7-7700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 760 | NVIDIA GeForce GTX 1070 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | 最低限のプレイ環境のため、低設定でのプレイを推奨高設定での快適なプレイを想定 |
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