「ライトフィールド ハイパー エディション(Lightfield HYPER Edition)」は2018/08/01よりSteamでリリースした未来都市を走るレースゲームだ!
本作は、未来感に溢れた都市の中でサイエンス・フィクションチックな反重力宇宙船である自機を操るレースゲーム!
オーストリアのウィーンを活動の拠点とする、4人体制の小さなインディーゲームのスタジオだ。
もともとは週末に半分趣味で作っていた本作をきっかけとして会社を立ち上げ、本作のリリースに至ったスタジオである。
レースゲームが好きな人の中でも現実から遠いファンタジーのような世界観が好きな人におすすめ!
パルクールの要素を取り入れた探索型レーシング!
「Lightfield HYPER Edition」は未来を舞台にしたアクロバティックかつクールなレースを楽しめるゲームだ。
本作は、ジャンルとして「探索型レーシング」をうたっている。
一見スタンダードな宇宙船を利用したレーシングゲームであるが、一味違う「探索型」の部分が本作のウリだ。
パルクールにインスパイアされ制作された本作では、コースを彩るSFチックな建造物は障害物ではない。
一部の建造物の壁は登ることができ、上手く活用することでショートカットとしての利用が可能なのである。
もちろん、コース取りが上手くいかなければ大幅なタイムロスになるかもしれない。
そのような部分が「探索型」を冠する所以だろう。
飛び移っていくことになる建築物の抽象的デザインも必見だ。
場所によっては「絶景」と呼ばれる部分もあるため、シングルプレイモードでそのような場所を探すのも一つの楽しみ方だろう。
戦略性の高いコース取りが楽しい!
そのような探索の結果、さまざまなコース取りが生まれるのが「Lightfield HYPER Edition」の魅力だ。
本作では自機は360度、好きな方向に動かすことができる。
だからといって、コースの最短距離を飛行すればいいわけではないのがこのゲームの面白いところだ。
自機である反重力宇宙船は、地形に張り付いて航行している際にブーストボタンを押すことで速度が増すため、「接地時間」がコース取りを考える際に重要となる。
また、地面や建造物には、緑色に光っている部分がある。
これはいわゆるブーストパネルで、タイミングよくこのパネルの上でブーストボタンを離すことで宇宙船が飛び立ち、さらに加速するのだ。
つまり、地形から建造物、建造物から地形へと次々に飛んで行くのが最も速度が出るのだ。
一見するとコースアウトして大回りになってしまうようなコース取りでも、結果としてタイムの短縮になる可能性があるのも、このゲームの面白い部分だ。
機体スピードは調節可能で自分に合った爽快速度を楽しめる!
コース取りの難しい「Lightfield HYPER Edition」をプレイする際は、やはり、まず「探索」をするのがおすすめだ。
探索することによって、普通にゴールに向かって走っているだけでは気づかなかったようなルートを発見したり、あるいは素晴らしい景色を発見できるのがこのゲームの魅力である。
初めてコースを見回るときには、機体スピードを遅くすることだ。
このゲームでは機体スピードを5段階で調整することができるので、まずは遅いスピードでコースを見て回ろう。
また、3D酔いをしやすい人や、あまりに速いスピードだと操作が追いつかずベストなコース取りができない方、探索の結果発見した新たなルートを試したい際などにも、遅めのスピード設定はおすすめだ。
ちなみに、機体は種類こそ1種類だが、色を変更することができる。
その日の気分によって変えたり、自分の決めたカラーでレースに挑んだりしよう。
キャンペーンモード搭載で練習もやり放題!
「Lightfield HYPER Edition」には、シングルプレイ用のキャンペーンモードが搭載されている。
キャンペーンモードはチュートリアルを兼ねているため、初めてゲームを起動した際には一度遊んでみるのがおすすめだ。
反重力宇宙船の動かし方といった基本的な操作から、スナップやドリフトといった少し発展したものへと、順番にプレイすることで上達することができる。
また、後半になると宇宙船を使ったトリックの出し方も教えてくれる。
トリックはレース自体には大きくは関わって来ない要素だが、高速で走る宇宙船でカッコよくトリックを決めるのはレースの順位とは違った気持ちよさがある。
興味のある方は、そちらにもトライしてみるといいだろう。
4つのゲームモードで遊び方も豊富に用意されている!
「Lightfield HYPER Edition」では、4種類のゲームモードで遊ぶことができる。
レースモード
これはコースを3周する速さを競う、スタンダードなレースが楽しめるモードだ。
タイムアタックモード
こちらは、1周の速さを測ることになる。
こちらのモードでの計測はラップタイムではないため、スタートからの立ち上がりも重要になってくる。
エクスプローラーモード
こちらは、本作の特徴である「探索」を楽しむためのモードで、タイムに縛られず、自由にコースの探索をすることができる。
チャレンジモード
これは「HYPER Edition」で追加されたモードだ。
いろいろなドライブテクニックを使ったミッションが用意されており、こちらのクリアを目指すモードだ。
ステージ制になっており、楽しみながらテクニックを学ぶことができる。
音楽も魅力
エレクトロニックな音楽も本作の魅力だ。
Zanshin制作のエレクトロサウンドは、レース中に好きなBGMを選択することができる。
SFチックな街を走り抜ける際に聞きたい音楽をセレクトしよう。
「Lightfield HYPER Edition」はこんな人におすすめ!
本作は、レースゲーム好きな人の中でも、一味違ったレースゲームを探している方におすすめだ。
「探索」という要素が加わったことで、実際にプレイしてみると既存のレースゲームとは異なる戦略性が生まれているため、新鮮な気持ちでプレイすることができる。
また、オンラインの6人対戦の他、画面分割による最大4人でのローカルプレイにも対応しているため、友人を家に呼んでプレイしたい方にもおすすめできる。
また、超未来的世界観、立体的レース、エレクトロサウンドといったワードに魅力を感じる人にも、このゲームはおすすめだ。
ライトフィールド ハイパー エディションスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i3-4160 | Intel Core i7-6700K |
メモリー | 4GB | 8GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 660 | NVIDIA GeForce GTX 1060 |
VRAM | 2GB | 4GB |
HDD空き容量 | 5GB | 5GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 11 |
備考 | インターネット接続が必要SSD推奨 |
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