バトルブローラー(Battle Brawlers)は2018年6月19日にゲーム配信サイト「STEAM」でダウンロードサービスが始まった。
開発メーカーは「Suzhou DaYu Network Technolog」で、1対1、または2対2で楽しめる非常に展開の速いリアルタイムで進行していくストラテジーゲームだ。
戦略的に部隊を配置し、敵と立ち向かえ。
時代を感じさせるようなカクカクとした四角対で描かれたポリゴンが特徴的なキャラクターが所狭しと大活躍をする。
見た目が可愛いキャラが多いので、リアルの血生臭い戦いが苦手という人には、このBattle Brawlersがピッタリだろう。
ファンタジー系の世界観で、昔懐かしいポリゴンのような角張ったキャラクターはむしろ和みを感じさせてくれるに違いない。
しかし、可愛いのは見た目だけで、戦略はかなりエグくて迅速な行動が求められる。
戦略性を重視したい人にはオススメできるタイトルだ。
自身の知恵と決断力で相手の一歩先をつき、戦略を優位に進めていこう!
戦略性溢れるマルチプレイ可能なリアルタイムストラテジーゲーム
Battle Brawlersは、リアルタイムチャット機能付きの1対1、または2対2で戦えるPVPバトルアリーナは、世界中のプレイヤーと遊べるグローバルなマルチプレイが可能になっている。
対応している言語は英語と中国語。
日本語に対応していないのは非常に残念だが、それほど難しい英語は必要としないので、ゲームをやっているうちに操作方法を含め、問題は解決していくだろう。
そもそもペースがかなり早く、ゆっくりと会話をしている暇などまずない。
つまり、国や言語の壁を越えた本当の意味でのマルチプレイが出来ると言うコトなのだ。
何が必要なのかを口や文字で言うのではなく、その場の空気を素早く読み、相手へのサポートがどれだけ出来るかが重要となる。
相手に指示されてからやっているようでは遅い。
阿吽の呼吸にも似たコンビネーションが出来るようになれば、パートナーと言葉が通じなくても世界中のプレイヤーと渡り合っていけるようになるだろう。
プレイヤーは世界中に存在しているのだ。いつでもどこでも、対戦できるのは嬉しい。
1回の戦闘はおおよそ10分程度。
マップは常に対称的になっているので、こちらが攻めにくい場所は相手も攻めにくく、攻めやすい部分は相手も同じだ。10分間の中で、それらの状況を正確に理解し、適切に部隊を送り込める方が勝利により近くなるだろう。
対戦相手に困ることはない。自動で対戦相手を探してくれる機能やネットが切断された場合には再接続を行ってくれる機能や、プレイヤーのプロフィールなども閲覧できるので、相手がどんな人物なのかゲームデータの統計などで知ることが出来る。
気に入った相手とは何度も遊べるし、逆に嫌な相手の場合は二度と繋がらないようにしておけば安心だ。
ラダートーナメントや各種達成状況などもわかるので、仲良くなった相手とのコミュニケーションも充実できるようになっている。腕を上げて世界中のエースプレイヤーとコンテストに挑戦しよう!
臨機応変に対応できる部隊編成を心がけよう
Battle Brawlersではプレイヤーが直接キャラクターを操作するわけでない。プレイヤーに求められるのは、キャラクターの配置だ。
配置されたキャラクターの軍団は自動で敵陣へ向かっていき、戦いを始めていく。スキルの使用なども自動で行われるのだ。
各ラウンドの初めには新しい部隊を設立するか、既存の部隊をアップグレードするためのお金が入ってくる。
あまり多い額ではないので、下手な部隊投入をしてしまうとあっと言う間にお金が底を突くだろう。
プレイヤーに出来るのは、適材適所に部隊となるキャラクターを配置していくことなのだ。
お金がなくなってしまうと、それ以上は何も出来なくなるため、配置をする際にはよく考えてから行うようにしよう。
戦いは自陣の兵士達が敵陣までたどり着ければ勝ちとなるものの他に、相手のリーダーを倒したら勝ちとなるタイプに分かれている。
どちらにしても、一番奥に行くことは変わらないので、最奥まで攻め込む必要があるのだ。
逆を言うと自陣の最奥まで攻められてしまったら負けになってしまう。
攻めてくる敵から陣地を守りつつ、相手の陣地を奪っていくのが基本となる。
攻撃側ばかり眺めていると、自陣ががら空きになっていて負けてしまうパターンも多い。
攻めているときこそ、自陣の安全を確認しておこう。
勝ったと思ったところで、自陣が攻め落とされてしまったらどんなに優位でもそこで負けなのだ。
均衡が破られた瞬間、一気に負けてしまうパターンもあるため、常にどこで戦いが起こっているのかを知っておく必要もある。
相手がどの場所をメインにしているかで、どう攻めれば良いのか、または守れば良いのかが決まってくるのだ。
とはいえ、自陣を攻め落とされないようにどんな状況でも、いつでも守れる準備だけはしておくべきだろう。
魔法などの罠を仕掛けておく対応が重要だ。
強化するのは前衛から!
各ラウンドで得られたお金を使い、キャラクターをアップグレードするのだが、優先順位としては前衛を強化する方が良いだろう。
なぜなら、後衛は攻撃をあまり受けず、やられたとしても、敵の侵攻には影響しないことが多い。
しかし、前衛は部隊の壁であり、盾でもある。それがなくなってしまったら、敵の攻撃を防ぐ方法がなくなるのと等しい。
つまり、敵部隊の攻撃をまともに喰らって壊滅してしまうのだ。
配置できる部隊の数も決まっているので、壊滅させられるのは厳しい。
そのため、前衛は絶対に崩れないように強くしておく方がいいのだ。
前線がよほど拮抗していて、攻め手がないと言うとき以外は、後衛は後回しにしておいていいだろう。
そもそも、攻撃するだけなら、魔法の力を利用した方が効果が高い。
前衛が敵を引き付けるだけ引き付けて、相手の部隊をまとめて魔法で吹き飛ばせば、戦況は一気に優位に立てるはずだ。
前衛の強化こそ、前線を維持する最高の手段だと覚えておこう。
アンロック解除で面白さがどんどん増えていく!
Battle Brawlersを始めてすぐは使えるキャラも少ないし、スキンもほとんど選べない。なんだか地味に思えてしまうかもしれないが、戦闘を重ねていくうちに、アンロックされていく項目は多い。
中でも新しい部隊や施設、魔法などの戦いが有利になる物が解除されるとより楽しくなるはずだ。
頑張りがそのままゲーム上で反映されるのは嬉しい。
プロフィール等にもアンロック記述が表示されるので、自分がどれほどのプレイヤーなのかわかってもらえるのも嬉しいし、友だちが出来れば、プロフィール交換で相手よりも優位に立てるように頑張るという目標も出来るだろう。
全てのキャラクターを操作して、戦うのも悪くないが、このBattle Brawlersのように司令官的に一歩離れた場所から、戦場を眺めて戦況に応じて部隊を出していくのもまた違ったリアルタイムストラテジーゲームの楽しみ方だ。
シミュレーションが好きな人や戦術的な戦闘や味方を援護するのが好きな人、戦場の兵士ではなく全体を指揮する司令官になりたい人は、オススメのゲーム内容になっている!
バトルブローラースペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-7400 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB RAM | 16GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 1050 | NVIDIA GeForce GTX 1070 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続必須SSD推奨 |
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