「CS2D」は、ドイツのハンブルクに本拠を置くインディー系ゲーム会社「Unreal Software」が開発を手がける完全無料のファストペース2Dトップダウン型シューティングゲーム!
2004年12月24日からゲーム配信サイト「STEAM」で正式サービス配信が開始されているぞ!
プレイヤーは「テロリスト」か「対テロリスト」のいずれかに属し、複雑に入り組んだマップ内で銃撃戦を繰り広げることになる。アーケードライクな操作性とレトロなグラフィック、そしてノートPCでも軽々動く要求スペックの低さが大きな特徴だ。
WindowsとLinux、MacOSに対応しているので、幅広いユーザーが楽しむことができるぞ!
「CS2D」は、海外のユーザーが多数参戦する完全無料のシューティングゲームを探している人や、懐かしのアーケードスタイルを持つゲームが好きな人、低スペックPCでも快適に動作する軽いゲームを求める人にはオススメのファストペース2Dトップダウン型シューティングゲームだ!
簡単そうに見えて奥が深いゲーム体験が味わえる!小規模なインディーゲーム会社の作品が発表から10年以上も支持される理由
「CS2D」は、ドイツ人のPeter Schauss氏がほぼ個人で運営しているインディー系ゲーム会社「Unreal Software」の作品だ。海外や国内を問わずインディーゲームは個人もしくは少人数で製作・運営されていることが多いが、本作も例外ではない。
▲「Unreal Software」のオフィシャル・ホームページ内にある本作の作者Peter Schauss氏へのコンタクト情報。ドイツ語と英語であれば質問や要望をメールで送ることもできる。
ゲームプレイ画面だけを見ると、本作は簡素でチープなゲームに見えるが、ユーザーの支持率は非常に高く、サーバーは欧米のプレイヤーを中心に賑わっている。最新グラフィックや驚くべき演出が存在しない本作がこれほどまでに支持され、14年近い長期間愛されているのは何故なのだろうか。
プレイヤーの個性が「戦術」を変化させる!毎回異なる展開から目が離せない!
その秘密は、1回でもプレイすると分かる「中毒性」にある。「テロリスト」か「対テロリスト」に別れてオンラインでユーザー同士が対戦することをメインに据えて開発された「CS2D」は、プレイヤーが持つ「個性」がそのまま「戦術」に反映されるため、毎回違ったゲーム展開が起こるのだ。
ゲームの基本ルールは非常に単純で、テロリスト側になったプレイヤーはマップ内のA地点かB地点に「爆弾」を仕掛け、対テロリスト側のプレイヤーはそれを阻止するという流れだ。仕掛けた爆弾を処理させずに爆発させればテロリスト側の勝利となるが、その前にチームが全員死亡した場合には相手側の勝利となる。
▲A地点に爆弾を設置するテロリスト側プレイヤー。設置には数秒かかるため、この間に対テロリスト側に狙われる可能性も高い。
テロリスト側に複数のプレイヤーがいる場合、毎回爆弾を所持するプレイヤーが変わる。爆弾を持たないプレイヤーは設置を成功させるためにバックアップ役に徹するか、対テロリスト側の殲滅を狙うことになる。一度ゲームがリセットされると全く違った立ち回りが要求される点がテロリスト側の面白さだ。
一方の対テロリスト側はいかにして爆発を防ぐかという行動に終始することになる。最初から爆弾設置場所に張り付いて狙い撃ちするという手もあるが、設置箇所は2つ存在するので空振りする可能性もある。ステージが複雑な構造になるほど戦略の多様性が増していくため、非常に高度な頭脳戦が楽しめるぞ。
プレイヤーの人数が変化することでプレイ内容や作戦が能動的に変化し、各プレイヤーの個性や行動が無限に近い戦術を生み出すという面白さこそが「CS2D」最大の特徴であり大きな魅力だ。気になる人は、一度プレイするとすぐにはゲームを離れられない「中毒性」を持つ本作をぜひプレイしてみよう!
「CS2D」は、無料で長く遊べるオンライン対戦ゲームを求めている人や、ストラテジー要素とシューティング要素が一緒に楽しめるゲーム作品が好きな人、自分の行動がチームの勝利に直結する団体戦に参戦するのが好きな人には絶対オススメのファストペース2Dトップダウン型シューティングゲームだ!
マップエディット機能を利用して自分だけのオリジナルマップを作成してみよう!完成したマップでフレンドと一緒にプレイ!
「CS2D」が長期間世界中のユーザーに愛されている理由として挙げられるもう一つのセールスポイントが「マップエディット機能」だ。本作にはブロック単位でマップをゼロから構築できる優秀なエディターが内蔵されており、ユーザーは自分が思い描く通りのマップを作り上げることができるぞ!
▲「CS2D」のマップエディット画面。「舗装道路」や「植え込み」「ブロック」などの各種オブジェクトをグリッド上に自由に設置することが可能で、出来上がったオリジナルマップは名前を付けて保存もできる。エディット中はすでに配置したオブジェクトの上から別のオブジェクトを上書きして配置できるので作業は楽だ。
▲マップエディット画面では、世界中のユーザーが作成したオリジナルマップを閲覧したり、ロードして呼び出したりすることも可能だ。人気があるマップはゲームの特性を考慮した絶妙なオブジェクト配置が際立っており、マップ作りの参考になる。様々なマップを呼び出して分析をすると面白い発見があるだろう。
▲到達すると「特定のアクション」が発動する各種エフェクトや、自動生成を行う箇所などの細かい仕掛けや設定を行うと、毎回スリリングなプレイで盛り上がれる「上級者向けマップ」になる。パズルアクションゲーム的なマップ作成が楽しめるという点も本作の大きな魅力なのだ。
「CS2D」は、カスタム機能を利用してアクションゲームのステージをエディットすることが好きなユーザーや、フレンドと一緒に特別なマップで遊べる作品を探している人、ブロック単位でオブジェクトを生成することが好きな人にはオススメのファストペース2Dトップダウン型シューティングゲームだ!
「CS2D」は、こんな人にオススメだ!
単純明快なルールを持ちながら、プレイするユーザーの個性に応じて戦略性が変わってくる「CS2D」は、オンライン対戦の醍醐味を存分に味わえる秀作だ。「STEAM」からダウンロードする際のファイルサイズも50MBと軽く、容量が逼迫しているノートPCや低スペックパソコンでも楽に遊べる点も良い。
▲「CS2D」のグラフィック設定画面。手持ちのPCに応じた解像度に設定できる点が素晴らしい。最小解像度は640×480なので、ウィンドウモードで常駐させておく使い方もできるぞ。
発表から14年近くが経過している本作だが、プレイ人口は非常に多い。ソロで新規マップを作成して遊んでいても、数十分以内には誰かが遊びにくるという状況だ。各プレイヤーは独自ルールを設けたマップを公開して盛り上がっているので、こちらから遊びに出かけるプレイも楽しいだろう。
▲自分が「主」の場合、ボイスチャットの有無やフレンドリーファイアーの有効・無効などを好みで設定できる。「荒らし」に訪れた悪質なプレイヤーは「Ban」でキックできるので安心だ。
1回あたりのプレイ時間は非常に短く、またアイテム課金要素などの追加料金は一切かからない良心的なゲームなので、本作が気になる人は今すぐインストールして楽しもう!
「CD2D」は、完全無料で長く楽しめるシューティングゲームを探している人や、世界中の人が作成したマップを利用してプレイできるゲームが好きな人、オンラインユーザーの数が多く、すぐにマッチメイクできるゲームを求めている人には絶対オススメのファストペース2Dトップダウン型シューティングゲームだ!
CS2Dスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows XP/Vista/7/8/10 | Windows 7/8/10 |
CPU | Intel Pentium 4 2.0 GHz | Intel Core 2 Duo |
メモリー | 512 MB RAM | 1 GB RAM |
グラフィックカード | DirectX 8.1レベルのグラフィックカード | DirectX 9.0cレベルのグラフィックカード |
VRAM | 32 MB | 128 MB |
HDD空き容量 | 50 MB | 100 MB |
DirectX | バージョン 8.1 | バージョン 9.0c |
備考 |
© 2018 Valve Corporation.All rights reserved.© Unreal Software, 2003-2018
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