「アウトエイジ(Auto Age: Standoff)」は2017/09/22よりSteamでリリースしたカーアクションMOBAだ!
プレイヤーは武装した車両に乗り込み、荒廃したアメリカで生死を賭けた抗争を繰り広げることになるぞ。
本作では「2080年」という「近未来のアメリカ」が舞台となり、ゲームでは世界の支配を目論む悪の組織「Dark Jaw」と、より良い人類の未来を築き上げるために立ち上がった「SAIGE」の対立抗争が描かれる。
1980年代にアメリカで週一回放映されていたカートゥーンアニメのような雰囲気に彩られた世界観が最大の魅力だ。
「シングルプレイ」以外にオンライン及びローカルの「マルチプレイ」に対応しており、デスマッチからCo-opまで様々なモードを楽しめる本作は、「カーアクション型MOBA」と呼べるかもしれない。
「汎用コントローラー」の動作をフルサポートしているので、誰でも簡単な操作で楽しむことができるぞ。
レースではなく戦うカーアクションゲームに興味がある人やco-op、PvPが好きな人にオススメの新作ゲームだ!
3つのゲームモードのco-opやPvPで白熱のバトルを楽しめる!
本作のゲームモードには「Quick Play」「Join Game」「Host Game」の3つのモードがあり、シングルモードやマルチプレイを選んで遊ぶことができる。
特定のサーバーを見つけて遊ぶ場合や、自分自身でホストになりたい場合以外は「Quick Play」を選んで遊ぼう。
「Play Splitscreen」を選んだ場合、1台のPCで画面を4分割して最大4人のローカルマルチプレイが可能で、さらにそのままオンラインで「最大12名参加」のバトルを楽しむこともできるぞ。
搭乗する車両の選択画面では、「L-Type」「M-Type」「H-Type」「T-Type」という4種類のタイプから好きな車両を選ぶことができる。
車両の性能は「Hit Points(耐久性)」「Top Speed(スピード)」で表され、タイプによって扱える武器が異なる仕組みだ。
基本的には「スピード」が出る車両ほど「耐久性」と「攻撃力」が低く、「耐久性」と「攻撃力」が高い車両は「スピード」が遅い。
これらのトレードオフを勘案して選んでみよう。
ゲームプレイ画面の下部には、自分が操作する車両の情報が表示される。
大きな数字で表示されているのは車両のライフ「HP(耐久性)」だ。
敵の攻撃を受けて数値がゼロになると車両は完全に破壊されるので、プレイ中はこの部分に注目しながら行動しよう。
尚、ステージ内にある「レンチ」のアイコンに触れると、車両のライフが一定数回復するぞ。
自由に動き回れる軽快なゲームプレイが魅力!
本作の車両はリアル寄りな「シム的挙動」とは無縁で、まるでラジコンを操作しているような軽快な動きをする。
操作しているとタイヤが巻き上げる土埃の軌跡が気持ち良く感じられ、「ターボ」を使用して急加速した際には「爽快感」を覚えることだろう。
「三人称視点」で後方から眺めるインターフェースや車両のアクション性は、「Microsoft」が発表したカーアクションゲーム「Joy Ride Turbo」に近いかもしれない。
戦いの舞台となるステージ内には各種の障害物やトラップが仕掛けられているので、それらを回避しながら敵を攻撃する運転テクニックが必要になる。
「ハンドブレーキ」を使用すれば車両を急角度で回転できるので、自由自在にコントロールできるようにしておこう。
ある程度操作に習熟すれば、一気に加速して壁面を垂直に駆け上がり、そこにあるアイテムを取得するアクロバティックな運転も可能になるぞ。
敵車両にミサイルで攻撃を与える行為も十分に面白いが、本作の肝は「抜群の操作性」と「軽やかな車両の挙動」、そして「カジュアルなゲーム性」にあると言って良い。
ゲームのストーリー設定は一応「敵勢力との抗争」となっており、アーケードライクな気軽さで楽しく遊べる魅力が優っているのだ。
多彩なゲームモードで楽しさが広がる!
本作には、多彩な5つのゲームモードがあり、好きなモードだけやりこんだり、飽きたらいろんなモードで遊んだりと、気分を変えながら豊富なモードを楽しめるぞ!
「Deathmatch」:個人戦あるいはチーム単位で参戦可能
「Point Capture」:拠点を奪取してコントロールする
「Cube Command」:キューブを指定のポイントへと運ぶ
「Horde」:敵のウェーブをひたすらクリアしていく
「Elimination」:個人やチームで参戦して「リスポーン不可」の状況で戦う
特に「同じ部屋にいるプレイヤー同士」がチームとなってオンラインに参戦できる「スプリットスクリーン」のメリットは大きく、ローカル以外にも友人と遊ぶ手段があるのは高評価ポイントだ。
チーム単位で参戦し、世界中のプレイヤーと対戦を楽しめるぞ!
1980年代のカルチャーにオマージュを捧げた作品!
「Auto Age: Standoff」で最も特徴的なのが、1980年代にアメリカで放映されていたカートゥーン・アニメ風な世界観だ。
最も近いのは1983年から1987年にかけて放映されていた「G.I. Joe:A Real American Hero」だが、登場する車両のメカデザイン的な観点から見ると「トランスフォーマー」にも似ていると言える。
ゲーム本編には数々のオリジナル楽曲やBGMが使用されているが、これらのサウンドトラックも1980年代に流行した「シンセサイザーサウンド」を大胆にフィーチャーしており、製作姿勢の徹底ぶりが窺える。
当時のヒーロー物のアニメやカルチャー全般に親しんだ人であれば、郷愁の念を抱くことになるだろう。
「悪の組織」と「正義の味方」が対立する単純明快な世界観は、1980年代に流行したアメリカの子供向けアニメの定番だったが、そのエッセンスをゲームの世界に落とし込み、かつ現代のオンラインマルチプレイに対応させている「Auto Age: Standoff」は、あえて「ダサかっこいい」路線を狙った秀逸な作品だと言えるだろう。
「Auto Age: Standoff」は、こんな人にオススメだ!
1980年代のアメリカンカルチャーを取り入れた「Auto Age: Standoff」は、当時を知る世代には懐かしく、そして若い世代には新鮮に映る世界観を持った作品だ。
アニメ調の台詞回しや効果音などにはクラシックとなったかつてのカルチャーへのリスペクトが感じられ、製作スタッフの愛着も感じることができる。
ゲームシステムは極めて単純明快で、運転する車両の挙動も実に軽快なので、誰もが楽しみながらプレイできる作品に仕上がっていると言えるだろう。
本作の開発は2014年にスタートしており、長期間テストや調整を重ねてきているので、ゲームバランスは完璧だ。
テクニックを磨けばそれだけ優位に戦うことができるので「やり込み甲斐」もあるぞ!
「Auto Age: Standoff」は、レトロなイメージを持つアーケードライクなカーアクションゲームを探しているユーザーにはオススメの作品だ!
オートエイジ:スタンドオフ(Auto Age: Standoff)スペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i3-4160 | Intel Core i5-3570K |
メモリー | 4GB RAM | 8GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 660 | NVIDIA GeForce GTX 970 |
VRAM | 2GB | 4GB |
HDD空き容量 | 2GB | 2GB |
DirectX | Version 11 | Version 11 |
備考 |
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