「Dominions 5」自らが神となり世界を支配していくおすすめの新作戦略シミュレーションだ！ファンタジー世界でターン制の陣取り合戦のシミュレーションが楽しめる！

「ドミニオンズ５（Dominions 5 - Warriors of the Faith）」は2017/11/27にSteamでリリースしたレトロな雰囲気の戦略ゲームだ！

プレイヤーは、神様となって国家を支配したり、歯向かう勢力を倒していくなど、神として自由に世界を支配していくのが本作の特徴だ！

プレイヤーには、想像を絶する力が備わっており、その力を自由自在に使用することができるのだ。
この世界そのものがプレイヤーのものとして考えているが、それをよく思わない者たちも存在する。

プレイヤーの邪魔をするその存在は、侵略者として倒さなければいけないのである。
つまり、ファンタジー世界を題材としている、ターン制陣取り合戦の新作戦略シミュレーションゲームだ！

グラフィックよりもゲーム性に力を入れた充実したシステムが魅力！

本作のグラフィックは高いとは言えないものだが、グラフィックを美麗にすることよりも、さらに力を入れられたのが、ゲーム内のデータである。
ゲームの面白さに力を入れたためにグラフィックが少々荒くなってしまったと考えると、まさにその通りとなっている。

例えば、登場するユニット数は約2000以上、用意されている魔法が800以上、使用できるアイテムが600以上も用意されている。

そして、それらを使って発生するイベントが、約3000位上も用意されているのだ。
世界の中で、発生するイベントが考えられるだけ多く詳細に用意されて、シュミレートされている。

10年位上の時間をかけて、このゲームは完成したそうである。
本作は日本語に対応していないが、日本語ウィキを利用して遊んでみてほしいゲームなのだ。

実際にプレイした方の話を聞くと、画面をスクリーンショットしたものだけを見ていてはこのゲームの良さは伝わらないとのことである。
グラフィックだけを見ると確かに荒い絵に見えるが、遊んでみて初めてこのゲームの良さを知ることができるのだ。

陣取り合戦をより複雑なシステムで面白くした戦略ゲーム！

まずゲームを開始すると、プレイヤーがどのような種類の神なのかを選択し、選択した神の種類とプレイする国によって、相手の強さも異なってくる。

そして、ゲームの目的となるのが、2つ、
勝利するための条件となるのは、１つが「全ての敵国が滅亡するか」「必要な数の昇天の玉座を獲得すること」となっている。

勝利するために必要なのは、他国と戦争して勝ち抜くことだ。
領土を取得して、経済を安定させ、他国との戦争でも負けないための軍隊を作ることが重要だ。

そして、もうひとつ大切なのが、寺院である。
これは、プレイヤーが神であることがポイントとなっている。

寺院の増設によって神の支配力をさらに大きくすることができるのだ。
神が信仰されなくなればそれもゲームでの負けとなってしまうのである。

選ぶ国にも複数の種類があり、その特性も様々だ。
例えば、魔法が苦手だけど防具が高性能で兵たちも強いのが「Ulm」だ。
魔術も属性があり、「Abysia」という国は火の魔法が得意で、「Pangaea」という国は緑の魔法が得意な国だ。

ゲームを開始して実際に遊ぶマップだが、ランダムでマップが作成されるランダムマップが搭載されている。
マップがランダムに生成されることによって地形や環境にどう対処していくか、という戦略は敵以外にも注目していく必要があるなど、戦略ゲームとしての醍醐味も盛り込まれているぞ！

本作オリジナルのユニットの生死システムや、一風変わったターン制システムが魅力！

選択した国で、神としてその国を守り、領土を得るために他国との戦争を勝ち抜いていかなければいけないのだ。
そこで面白いのが、兵士や指揮官にも寿命があるという点だ。

ゲーム内のユニットには全員年齢が設定されており、老化以外にも、病気で死んでしまうことがある。
この病死によって優秀な指揮官が死んでしまうという不幸に見舞われてしまうことがある。
その際には、治癒師という医者のような存在がいないと10ターン前後で死んでしまうことあるのだ。

また、ここで重要になるのが、魔法の種類だ。
緑魔法を覚えていると、寿命が伸びるようだ。

さらには火の魔法を持っているユニットは、寿命が減りやすくなるので、アイテムによって緑魔法レベルを引き上げることも可能だ。

イベントや、それぞれのユニットの寿命があるといった設定が本作の人気の１つだ。
他のゲームでも同様のシュミレーションゲームはあるが、一人一人のユニットへの寿命や病気の設定があるのはこのゲームだけと言ってもいいだろう。

戦闘の際にも、面白いゲームポイントが多数ある。
それは、呪文を唱える際にそれぞれの設定されていた詠唱の時間が必要になってくること。
詠唱の時間が必要なことを考えずに魔法を使おうとすればそれだけタイムロスが発生するので注意しよう。

戦闘時には、今まではターン制だったようだが、今回は、両方の軍がターン制ではなく、両軍ともに同時に移動するような戦闘シーンとなった。

奥深く、戦略や戦術を駆使して戦う戦略ゲームとしての要素が盛りだくさん！

ここまでご紹介した内容は、あくまでもゲームの中の一部の要素でしかなく、非常に細かい設定の戦闘シュミレーションでは、攻撃属性や命中部位・迎撃・疲労といったかなり緻密なシュミレーションが行われているのだ。

これは、膨大なデータ量だからこそ可能になった奥深いゲームなのである。
非同期マルチプレイにも対応となっているので、それぞれの空いた時間で、マルチプレイが可能になっている点も、社会人には特におすすめできる要素なのである。