「ニードフォースピードエッジ(Need for Speed Edge)」は韓国に拠点を構えるElectronic Artsのスタジオ「EA Spearhead」が開発し、ネクソンからリリース予定の高グラフィックによるリアルレースだ!
2015年にネクソン・コリアから発表されたオンライン参加型のレーシングゲームで2017年9月現在ベータ版のテストは終了しているが、正式配信のアナウンスは未定となっており、ファンの期待と熱い視線を集めている。※韓国での配信は決定。日本国内での正式配信未定。
本作はEAが累計1億5000万本売り上げた人気シリーズ初のオンライン特化型タイトルであり、従来の作品とは少し異なるコンセプトで開発が進められているのがポイントだ。
「Need for Speed Edge」は高品質なグラフィックでアーケード的な競争を満喫する事が出来る珠玉のゲームだと言えるだろう。
現代の最高水準のグラフィック技術を用いて作られたと言っても過言ではない、まさにリアルな世界によるレースゲーム!
車好きな人にはもちろん、そのグラフィックの綺麗さは万人にオススメできる新作ゲームだ!
ゲームの中でも最高水準の域に達しているグラフィック!
2015年の時点でデモプレイ可能な状態に仕上がっていた「Need for Speed Edge」だが、そのグラフィックは近年開発されたゲームの中でも最高水準の域に達していると言える。
本作の主役である車両は緻密なモデリングによって製作されており、再現性は非常に高い。
そしてバリエーション豊富な登場ロケーションには時刻と天候の概念が設定されており、太陽光の描写と車体への反射などにはかなりのリアリティがある。
オンライン型ゲームという制約上、全てのエフェクトを用いて上質なグラフィックを再現する事は難しい筈だが、EA Spearheadは本作の開発において見事な手腕を発揮しており、テクスチャやエフェクトは他のビッグタイトルや最新ゲームと比べても全く遜色のない仕上がりとなっている。
これは通信速度と表示可能なテクスチャのバランスを煮詰めて上手く最適化している事が伺える何よりの証拠だろう。
「Need for Speed Edge」は、数多くのレーシングゲームを体験してきているユーザーの厳しい目線にも耐えられるグラフィックを持つオンライン型レーシングゲームなのだ。
破天荒なレース展開でアドレナリン出まくるに違いない
基本的なプレイ画面のUIでは右上に順位、右下にスピードメーター、左上にタイムと総合順位、左下にミニマップが表示される。
これはレース中に視野が遮られる事が無い理想的なUI配置だろう。
スタート後は本シリーズ最大の特徴である破天荒なレース展開が待ち受けている。
より高まったスピード感と破壊可能なオブジェクトがアドレナリンを増加させ、思わずコントローラーを握る手に力が入る事請け合いだ。
また、ターボブースト使用時にはサラウンドで効果音と音楽が発生するので、異次元の領域に踏み込んだかのような体験をする事が出来る。
本作に登場する車両は、日中のレースでも影が差し込む場所では自動でヘッドライトが点灯し、視野を確保する上、衝突によるダメージ判定も全く無い。
そして至る場所でドリフト走行を決める事が可能になっている。
コースによっては相手が周回遅れで対向車になるような場面がある本作では、リアリティを追求しすぎるとレース自体が成立しなくなってしまう可能性があるので、アーケード的な挙動とゲームバランスに割り切った判断は正解であろう。
45種類の実在する魅力的な車が登場する!
「Need for Speed Edge」には現在確認されているだけでも45種類の実在する車両が登場する。
綿密な取材とEAで培われたモデリング・テクノロジーを使用して再現されたこれらの車両は完璧なフォルムで見る者を魅了する。
実際には所有する事が極めて難しい超高級スーパーカーや強力な馬力を誇るマッスルカーを縦横無尽に操作出来るのはレーシングゲームならではの特権と言えるだろう。
さらに本作には日本のメーカー製車両も登場するので、選択肢の幅はかなり広がる。
それでは登場車両の一部をご紹介しよう。
▼BMW 1 Series M クーペ
2011年に発表されたこの車両を含め、BMWからは計4台が登場する。
▼Dodge Charger R/T
1970年製。現在もアメリカを中心に愛好家が多いこの車両を含めた計3台がエントリー。
▼Ford Mustang Boss 302
1969年製。映画などでお馴染みのこの車両を含め、フォードからは最多の7台がエントリーされている。
▼Honda Civic Si
ホンダからは2006発表のシビックがエントリー。ファンには嬉しい1台だ。
▼Jaguar XKR
名門ジャガーが2009年に発表した高級車。こういった車を遠慮なく運転出来るスリルが堪らない。
▼Lancia Delta HF Integrale Evo II
ラリーファンには有名なメーカーであるLanciaが1993年に発表した車両。
▼Mazda RX-7 (FC)
1987年に発表されたこの名車を含め、マツダからは計4台がエントリーしている。
▼Mercedes-Benz SLS AMG Black Series
メルセデス・ベンツからは2014年発表の本車両を含め、計4台がエントリー。
▼Mitsubishi Lancer Evolution IX MR-edition
ラリー用競技車両で名高い三菱が2006年に発表。本作ではさらにもう1台のランエボが登場する。
▼Nissan Skyline 2000GT-R
日産からは1971年に発表された伝説の名車である本車両を含め、計4台の車両がエントリー。
▼Lamborghini Diablo SV
1995年にランボルギーニが発表したスーパーカー。その他に50周年記念モデル「Aventador LP 720-4」も登場。
▼Porsche 911 Turbo
2014年モデル。ポルシェからは人気車種1台のみのエントリーとなっている。
▼Subaru Impreza WRX STI
ラリー界を席巻したスバルの名車インプレッサの2009年モデルがエントリー。
▼Ferrari 458 Italia
名門フェラーリからは1台がエントリー。
「Need for Speed Rivals」の登場車両をベースに選定された本作の登場車両は、多くのユーザーの選択肢を満たしてくれる、車好きには非常にオススメのレースゲームとなっている!
こんな人にオススメだ
本作は超絶グラフィックで展開される単純明解なレーシングゲームである。
ただし数あるアーケード型レーシングゲームと違うのは、数多くのタイトルをリリースする中で培われた絶妙なゲームバランスであり、ゲームとリアルのブレンド具合である。
一定のリアリティを保ちつつ、ライトユーザーでも楽しめるバランスを難なく構築している点には世界中で愛されているビッグタイトルを持つ会社のアドバンテージを感じる。
正式な配信時期について発表が無い点については少々気掛かりだが、基本的な部分はほぼ完成している感のある本作なので、日本でプレイできる日もそう遠くはないだろう。
「Need for Speed Edge」はシリーズを欠かさずプレイしてきているコアなファンや、レーシングゲームに難しさを求めないライトユーザーまでを巻き込める要素を持ったオススメのレーシングゲームである。
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