「スティクス(Styx: Shards of Darkness)」は2017/03/14よりサービス開始したゴブリンによるファンタジー世界のステルスアクションゲームだ!
弱く醜いモンスターの代名詞であるゴブリンだってスタイリッシュに動き回っても良いはずだ。
本作の主人公はゴブリンの「Styx」。
グリーンスキン(緑の肌)と呼ばれオーク族が迫害されている世界でStyxが縦横無尽に動き回る!
少し動き方に癖のあるゴブリンだが華麗に動かせると、これがまた気持ちいい!
ちっこいし口は悪いし醜いしと、およそ主人公らしく無い特徴を兼ね備えたキャラクターだが、何となく愛着が沸いてくるはずだ。
ステルスアクションが好きな人にはもちろん、ファンタジーの世界観が好きな人にもオススメ!
亜人がグリーンスキンと呼ばれ迫害される世界!
本作の世界観はCyanide Studioが2012年にリリースした『Of Orcs And Men』というアクションRPGを下敷きとしている。
『Of Orcs And Men』はグリーンスキン(緑の肌)と呼ばれ迫害されているオーク族の中から戦士が立ち上がり、その相棒としてゴブリンのStyxが活躍するという内容で、そもそも「Styx」はサブキャラクターだったわけだ。
そこから前作となる『Styx: Master of Shadows』が2014年にリリースされ、ついに2017年3月に本作『Styx: Master of Shadows』が発売された。
シリーズを通してこの作品世界にどっぷりと漬かることができるはずだ。
TPS視点のステルスアクションで縦横無尽に動かせる!
基本となる視点はTPS(三人称視点)で、カメラはStyxに追従する。
アクション要素が多彩でマップオブジェクトを利用するものも多く、建物のヘリにしがみつき横に移動したり、崖を上ったりロープやスライダーが設置されていれば離れている場所へと快適に移動することができる。
移動する様子はゴブリンらしくどたどたと不器用なものなのだが、これだけ軽快に動けるためまるでパルクールをしている感覚になるかもしれない。
敵を倒すときは基本的に背後から忍び寄り仕留めることになり、仕留め方がリアルな点には注目だ!
敵を羽交い絞めにして身動きを取れなくしてからナイフで刺すのだ。
グリーンスキン魂の見せ所である。
5つのスキルツリーで理想のスペックを手に入れられる育成の楽しさ!
本作では数多くのスキルが実装されているが、使うにはスキルポイントを振り分けて有効化する必要があり、スキルツリーはそれぞれのスキルの特性に合わせて分かれている。
スキルツリーの種類について確認しておこう。
・Stealth Tree:ステルスツリー、隠密用のスキルが揃う
・The Kill Tree:キルツリー、敵を倒すことに長けたスキルが揃う
・Alchemy Tree:アルケミーツリー、アイテムのクラフトに関したスキル群
・Cloning Tree:クローニングツリー、自分のクローンを作るスキルに特化
・Perception:パーセプション、知覚を鋭敏にし視認できる情報が豊かになる
こうして見るとどれも重要なのでスキル取得に迷う時間もまた楽しみの楽しみだ!
また、スキルツリーは特定のものを極める必要は無く、適宜取りたいスキルを取るようにしても良い。
例えばステルスツリーに割り振れば隠密性が上昇しより敵に見つかり難くなったりするわけだ。
スキルと能力の向上においてポイントの割り振りは非常に重要な要素と言える。
▼あちこちでキャラクターが喋る
本作ではフィールド上に居るキャラクターがよく喋っている。
丁度Styxが通りがかるときに話し始めてくれるため会話の内容が分かるのでありがたい。
ともかく敵兵士の会話について少し触れてみよう。例えばこんな調子だ。
「あのポスター見たか?C.A.R.N.A.G.Eが募集してるってよ」
「別の地域で小隊組んでゴブリンを討伐するんだと。このケツの穴みてえなとこからから抜け出すにゃ良い方法だな」
お下品極まりない会話だが、こうした会話にストーリーを解く鍵が隠されている。
一体「C.A.R.N.A.G.E」とは何か、といった疑問が湧き起こるはずだ。
普段の敵兵士の会話から色々な情報を盗み聞きできるのでゆっくりとステージを攻略するのも良いかもしれない。
敵の会話を聴きながら進行できるのでストーリーを深く楽しみたい人にもオススメだ!
Styx自身がよく喋る
Styxはプレイヤーの分身であり単独行動をしているのですが、とにかくよく独り言を喋る。
何かしら達成したときやこれから何かをするときに喋る。
例えば以下のような状況で様々な台詞を喋るのだ。
崖を上るとき:さあクライミングの時間だ!
外れにある小屋を見つけたとき:この小屋を新しい隠れ家にしよう。静かなご近所さんに良い気分で買物したり…景色も悪くねえ。
(投げつけるための)砂をゲットしたとき:覚えておけ子供達、決してポケットに砂を入れずに外出するなよ。
シャンデリアを落下させて敵を倒そうとするとき:シャンデリア…怠け者のお手軽な相棒だ。
Styxがちょいちょい独り言を言うため段々と愛着が湧いてくるはずだ。
よくよく見ると顔もなかなか愛嬌があり動作もコミカル♪
Styxの魅力に気付いたときにはもうこのゲームはプレイヤーにとって掛け替えのないものになっているだろう。
スティクススペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7/8/10 (64-bit) | Windows 7/8/10 (64-bit) |
CPU | Intel Dual-Core 2.4 GHz | Intel Quad-Core 3.0 GHz |
メモリー | 4 GB RAM | 8 GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce 8800 GTX / AMD Radeon HD 4770 | NVIDIA GeForce GTX 760 / AMD Radeon R9 270 |
VRAM | 512 MB | 2 GB |
HDD空き容量 | 11 GB | 11 GB |
DirectX | Version 10 | Version 11 |
備考 |
(C)2014 CYANIDE STUDIO ET FOCUS HOME INTERACTIVE.
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