2014/11/3からSTEAMで配信されているActivisionの購入型PCゲーム。近未来を舞台に暴走する世界最大の民間軍事企業との戦いを描く大人気FPS「CoD」シリーズ第11作目。
身体能力を大幅に強化する強化外骨格や未来型兵器が登場する近未来の世界観、リアルさを増したゲームグラフィック、やり込み度満点のキャンペーンモードとマルチプレイ要素が魅力で、「CoD」シリーズファンの人、リアルな戦闘シーンを体験できるFPS/TPS作品を探している人、マルチプレイで対戦を楽しみたい人におすすめ。
2054年を舞台に戦いが始まる!
現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で配信中の『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア』は、世界的な人気を誇るFPSシリーズ「CoD」の第11弾として登場したおすすめのPCゲーム。2054年の世界を舞台に白熱のミリタリーアクションバトルが展開するシリーズファン必見のアクションFPS作品だ。
ゲームを開発したのは、『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3』の開発に協力したことでも知られるアメリカのゲーム企業「SLEDGEHAMMER GAMES」。「新時代の戦闘」という難しいテーマをリアルに再現し、「起こるかもしれない未来」をハイクオリティーなゲームグラフィックで再現している。
本作では様々な国家が戦争を「民間軍事企業(PMC)」に委託しているという世界観が描かれる。プレイヤーは強大な力を持つ世界最大のPMC「ATLAS CORPORATION (アトラス社)」に入社した元海兵隊員「ジャック・ミッチェル」として降り立ち、同社の隠された陰謀に毅然と立ち向かうことになるぞ。
▲人類が新たな戦争向けテクノロジーを手に入れた世界を描く作品。戦争には民間企業が深く介入している。
様々なプロットを綿密に構築しながら描かれる「新たな世界秩序」の世界観は必見。やり込み度満点のシングルキャンペーンモードでは、いつの間にか世界最強の軍事力を手に入れたアトラス社が「人類の脅威」として君臨していく恐怖の過程を存分に体験できる。シリアスなSFストーリーが好きな人にもおすすめだ。
なお、アトラス社のCEOであり、ストーリーで重要な役割を担うキャラクター「ジョナサン・アイアンズ」は、アカデミー賞受賞歴を誇る名優ケヴィン・スペイシーが熱演。得体の知れない人物像を的確な演技力で演じ切っており、高精細な3Dグラフィックで再現されたモデリングは彼そのもの。作品に大きなインパクトを与えている。
作品中最も遠い未来を描いた意欲作ということで評価が真っ二つに別れることになった本作だが、作品のメインとなるシングルキャンペーンモードでは従来のシリーズ作品を意識したアクション要素が展開。利用できるガジェットや兵器類などは全て架空のものにもかかわらず、リアリティーを感じられるミリタリー要素が秀逸だ。
▲ジョナサン・アイアンズを演じるのはアカデミー賞俳優ケヴィン・スペイシー。そっくりなモデリングが秀逸。
なお、本作は「Xbox360」「Xbox One」「PS3」「PS4」向けにスクウェア・エニックスが日本版を販売しているが、吹き替え版と字幕版の2種類が存在する。本稿でご紹介しているSTEAM配信バージョンのPC版は「日本語字幕」対応版なので、自分が好きなバージョンを選んでプレイすると良いだろう。
STEAMでの販売価格は8360円。現在販売中のバージョンは、DLC「Havok」をバンドルした『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア ゴールドエディション』となっている。ストアでは他のDLCも別途販売されており、プレイヤーの好みに応じて随時追加コンテンツを導入できる仕組みだ。
PC版は汎用コントローラーの操作にフル対応し、CS機向けバージョンと同じ感覚でプレイできる点もポイント。推奨環境のスペックも今の目で見ると低めになっており、多くのユーザーがプレイを楽しめるはずだ。マルチプレイ対戦モードもバッチリ搭載されているので、長く遊べるアクションFPSに仕上がっているぞ。
【おすすめポイント】 未来の戦争に飛び込もう!
ハイテクバトルを体感せよ!
『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア』では、アトラス社が開発した近未来装備を多用した新たな戦争体験が待っている。強化外骨格「エクソスケルトン」は人間のジャンプ力を飛躍的に向上させ、生身の人間では成し得ない動作を可能にする。全てが新しい戦争体験とハイテクバトルが展開するぞ。
「ブーストジャンプ」や「グラップリングフック」「光学迷彩機能」を利用したバトルシーンは、これまでの「CoD」シリーズには存在しなかった要素。自在に動ける「エンハンスド型」のアクションに対応するため、マップも高低差を意識したものが多用されている。リアルなグラフィックで実現する未来の戦争が凄い。
FPS作品でリアルな戦争を体験できることが最大の魅力だった「CoD」シリーズに近未来の要素を取り入れたことは一種の賭けに近いが、シリーズ作品が培ってきた臨場感の演出やリアル感はそのまま引き継がれており、「あり得る未来の戦争」を体験している気分に浸れる。架空でありながらリアルな世界が特徴だ。
▲機械と人間が高度に融合する未来の戦争。もしかしたら未来の兵士はこんな動きをするのかもしれない。
テクノロジーによって新たな能力を獲得した兵士が戦うバトルシーンは全てのゲームモードで体験可能。シリーズに異なる流れを生み出したバトルシーンは、本作の世界観と同様に評価が分かれるところだが、練り込まれた設定と演出で「嘘臭さ」を感じさせない。気がつけば夢中になってハイテクバトルを楽しんでいるはずだ。
また従来のシリーズ作品と同様、キャンペーンモードにはド派手な戦争体験を楽しめるシチュエーションから、ステルス侵入タイプまで様々なミッションがあり、多彩な流れがプレイヤーを飽きさせない。舞台は近未来となった作品だが、「CoD」シリーズ作らしい緩急を付けたアクションFPSを楽しめるようになっているぞ。
▲近未来世界をリアルに体験したバトルシステムが魅力。多彩なキャンペーンミッションが待ち受けている。
SF世界を舞台にしたアクションFPSが好きな人には刺さる作品なのは無論のこと、「CoD」でストーリー性抜群のキャンペーンモードをプレイすることが好きな人にもおすすめできる作品に仕上がっている。ハリウッド映画並みに作り込まれたシナリオを体験しながら、主人公ジャックの行動と決断を見届けよう。
【おすすめポイント】 近未来バトルは迫力満点!
DLCで楽しもう!
現在STEAMで販売中の『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア ゴールドエディション』には、ゲーム最初のDLCである「Havok」が無料でバンドルされている。協力プレイを楽しめる人気の「エクソゾンビ」モードに加え、マルチプレイ対戦向けのマップ4種類でゲームを遊び尽くそう。
▲『CoD アドバンスド・ウォーフェア ゴールドエディション』にバンドルされている「Havok」。
ソロプレイでじっくり取り組めるキャンペーンモードの作り込みも凄いが、「CoD」シリーズの魅力はやはりマルチプレイにあると言って良い。対戦と協力プレイを楽しめるDLCがセットになった状態の『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア ゴールドエディション』は、ゲームの醍醐味を味わえる販売形態だ。
高精細なグラフィックで近未来SFの戦争を体験したい人は、今すぐプレイを始めよう!
【おすすめポイント】 ソロもマルチも楽しいFPS!
コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェアスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7 64-bit | Windows 7 64-bit / Windows 8 64-bit / Windows 8.1 64-bit |
CPU | Intel Core i3-530 2.93 GHz / AMD Phenom II X4 810 2.60 GHz | Intel Core i5-2500K 3.30 GHz |
メモリー | 6 GB | 8 GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTS 450 / ATI Radeon HD 5870 | NVIDIA GeForce GTX 760 / ATI Radeon HD 7950 |
VRAM | 1 GB | 4 GB |
HDD空き容量 | 55 GB | 55 GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 11 |
備考 |
© 2014 Activision Publishing, Inc.
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