【最新版】基本無料で遊べるSFロボット/メックゲーム

ZOOM編集部

今回は基本プレイ無料で遊べるロボット/メックゲームを厳選してお届け。カッコ良さ満点のロボットやメックに乗り込んで、オンラインバトルを楽しもう。

ロボットとメックの歴史

ロボットとメックはどちらも機械で動くマシンのことを指しているが、その定義はやや異なる。

日本では主に漫画やアニメで戦うロボットが登場してきた歴史があるため、日本人には「ロボット」という単語のほうが親しみやすい表現と言える。

それでは「メック」とはどんなルーツを持っているのだろうか。

メックが「戦う機械」という意味で登場したのは、1984年に発売されたアメリカFASA社のテーブルトークRPG『バトルテック』第2版が最初とされる。

初版では登場する機体たちが「バトルドロイド」と呼ばれたが、ある一件をきっかけに第2版以降でその名称と容姿を大きく変えていった。

メックの一般的な画像

メックが生まれることになった一件とは、初版の商標侵害と無断借用。

初版で用いられた「ドロイド」という言葉はルーカスフィルムの商標で、名称が商標侵害にあたるため、第2版からメックという名称で登場機体を呼称するようになる。

それに加えて初期のメックは、イラストに日本のロボットアニメキャラを無断使用しており、ライセンスを取得していた会社から使用停止を求められる事態も発生。

そこでFASA社は初めて完全オリジナルなデザインでメックを描くことになり、現在まで多くの人に知られる無骨なメカの原型が登場する。

無骨なメックの画像

現在ロボットは人間のフォルムに近く(一部例外もあり)、メックは重機や工業機械のようなフォルムを持つマシンというイメージが定着している。

日本から広がっていったロボットのイメージ、そしてアメリカから広まったメックのイメージは対照的だ。

理屈ではないカッコ良さ

ロボットとメックは共にSF世界の産物だが、デザインを担当する人物の器量によって非常にリアルな設定になっていることも多く、そこに心酔するファンも多い。

架空の存在であることを超越して人々に「カッコ良い」と思わせる魅力がある、と言えるだろう。

メックの操縦席視点

SFゲームには架空世界を堪能できる面白さがあり、現在も世界中に新たなファンを生み出している。

紹介タイトルは全て、戦闘用ロボットやメックをフィーチャーしているので、異なる設定と世界観を比べながら、自分にハマるゲーム作品を見つてほしい。

基本無料ロボット/メックゲーム

『Super Mecha Champions (機動都市X)』

『機動都市X』という名前で日本配信されているアクションFPS/TPSのSteamバージョン。

モバイル向けバトルロイヤルゲーム『荒野行動』でおなじみのゲーム企業NetEaseが送るハイテクアクションシューティングゲームだ。

プレイヤーは多彩な能力と外見を持つパイロットキャラとロボットを操作しながら、オンラインシューティングバトルに挑むことになる。

アニメファンとロボットファンであればハマること間違いなしのゲームで、スピーディーに戦えるぞ。

『Super Mecha Champions (機動都市X)』のバトルシーン

作品最大の特徴は、3Dグラフィックで描き出される世界で巻き起こるハイテクバトル。

人間キャラとロボットキャラを切り替えながら戦うシステムを採用し、一般的なロボットアクションゲームとは一線を画した世界観を提供する。

アニメ&ロボットファンには刺さる世界観を持つタイトルだ。

人間でもロボットでも戦える

人間で戦うか、それともロボットに変更して戦うかという部分をプレイヤー自身が決められるため、プレイヤーの数だけ戦略性も増えて面白い。

決して人間キャラが弱いわけではなく、上手くアイテムを活用すれば相手がロボットでも勝利できるところがポイントで、頭脳プレイも楽しめる。

人間とロボットの両方で戦える『Super Mecha Champions (機動都市X)』

本作はiOSとAndroid OS向けに正式配信されていたタイトルの移植作品。基本的には同内容だが操作体系が異なり、コントローラー操作はサポート外となる。

インストールサイズは非常に小さく、ノートPCでも動かせてしまう汎用性の高さが魅力だ。

豪華声優陣

ゲームは標準で日本語UIと音声・字幕をサポート。

人間キャラのCVは佐藤利奈さん、関智一さん、茅野愛衣さん、津田健次郎さんら豪華声優陣が担当しているため、没入感満点に遊べる。

見どころ満載の未来都市を舞台に、アニメ調のキャラクターとロボットでスリリングなバトルシーンを楽しもう。

豪華声優陣が参加している『Super Mecha Champions (機動都市X)』

バトルロイヤルモード

NetEaseの大ヒットタイトル『荒野行動』と同じく、最大100名が参加できるバトルロイヤルモードを搭載。

他にも様々なゲームモードが実装されているので、異なるモードにチャレンジして腕前を磨くこともできるぞ。

バトロワモードもある『Super Mecha Champions (機動都市X)』

スマホ版とのクロスプラットフォームプレイには非対応だが、基本無料なのでマッチングで困ることはない。

アニメとロボットが融合した世界観、そしてスピーディーな試合展開と大興奮のバトロワ要素も体験できるおすすめのタイトルだ。

『MechWarrior Online Legends』

メックを操る操縦士として様々なゲームモードでアツいバトルを体験できるアクションシューティングゲーム。

定期的なイベントとアップデートで運営を継続している必見のタイトルで、長年プレイするファンも多い。

ゲームにはクイックプレイ、ファクションプレイ、プライベートマッチ、カスタムモードに分かれるゲームコンテンツが存在。

10種類以上のマップと4系統のゲームモードで遊べるクイックプレイでは、チームバトルの面白さを体感できる。

『MechWarrior Online™ Legends』のコクピット視点

メックのアンロックに加え、カスタマイズで強化していく要素もあるので、基本無料でもどんどん面白さが増していくはず。

PCへの要求スペックも比較的低めに抑えられており、参入の敷居が低い点も特徴だ。

バリエーション豊富

精巧にモデリングされている本作のメックには、メカ好きプレイヤーを虜にする魅力があり、お目当てのメックを手に入れるプレイにも熱が入るはず。

ハンガーで3Dのメックをじっくりと見ながらカスタマイズに取り組めるため、ハマること請け合いだぞ。

多彩なメックが登場する『MechWarrior Online™ Legends』

インターフェースは英語のみで、残念ながら日本語UI環境は非実装。

それ故にここ日本ではイマイチ盛り上がりに欠ける作品となっているが、8年近く運営が継続している点はまさに「本物」の風格。

長年に渡って追加されてきたメックの種類も非常に豊富なので、長く遊べるはずだ。

『Mech Arena (メカアリーナ)』

数十種類の武器と特殊能力を持つメカを操作しながら、オンラインアリーナバトルを体験できるアクションTPS。

スマホアプリ版とPC版で展開している作品で、世界中にファンを持つ人気のアクションゲームだ。

ゲームには「5vs5ビーコンクラッシュ」「5vs5デスマッチ」「2vs2デスマッチ」など、多数のゲームモードが存在。

その日の気分で異なるモードにチャレンジすることもでき、面白さは満点だぞ。

基本プレイ無料の『Mech Arena (メカアリーナ)』

本作では「Mech」のことを日本語表記で「メカ」と訳しているが、無骨なロボットを操作しながら戦うという点ではメックゲームと同じ。

競技性抜群の対戦が魅力で、地形を利用した戦術を発揮できる20種類以上のロケーションも特徴だ。

カスタマイズ要素もバッチリで、メカには30種以上の武器や500種以上のスペシャルスキンを実装できる。

また自分のプレイスタイルにマッチしたパイロットを搭乗させてメカの性能を向上することもできるぞ。

『Mech Arena (メカアリーナ)』のメカ

パイロットインプラントを利用すれば、メカの能力チャージ強化などの能力を獲得でき、自分好みのチューンナップでバトルに参加できるようになる。

トーナメントやイベントバトルにも参加しつつ報酬をゲットし、カスタマイズしながらゲームを遊び尽くそう。

自由な対戦プレイ

カスタムマッチ機能を利用することで、友達と戦ったり、トーナメントを自主開催したりといったこともできるので、遊び甲斐は満点。

SF系スポーツイベントに参加しているノリでプレイできるおすすめタイトルだ。

『Mech Arena (メカアリーナ)』の戦闘シーン

PC版はMacとWindowsに両対応。

推奨構成のCPUはCore i5クラスで、グラフィックボードにはGeForce GTX 1050 Tiクラスが要求される。

スペック面でも敷居が低く、幅広いPCユーザーが気軽に参入できる作品と言えるだろう。