『Gatekeeper (ゲートキーパー)』は、2024/5/13からSteamストアで「早期アクセス版」が配信されている開発:Gravity Lagoon、パブリッシング:HypeTrain DigitalのPC向け新作ローグライトCO-OPアクションゲーム。
アニメーション風のデザインと3Dモデルが融合したスタイリッシュなゲームグラフィック、ソロから最大4名のオンラインCO-OPで遊べるゲームシステム、多彩なキャラクタービルドと膨大なアイテムの収集要素が大きな特徴。
見下ろし型のプレイ画面で思う存分暴れまわることができるローグライトアクションゲームが好きな人、フレンドや世界のプレイヤーたちと一緒に共闘できるゲームを探している人、インディーゲームファンの人におすすめの新作。
- 最大4名のCO-OP
- ローグライト要素
- スタイリッシュな描画
CO-OPで遊べるローグライトゲーム
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」ストアで早期アクセス版が配信中の『Gatekeeper (ゲートキーパー)』は、ソロプレイ以外に最大4名のオンラインCO-OPが可能な必見の新作ローグライトアクションゲームタイトル。
プレイヤーはSF世界の宇宙に降り立って、強大な勢力に奪われてしまった「宇宙の心臓」を取り戻すための壮絶な戦いへと乗り出していくことになる。SF世界を題材とする点で着眼点が面白いインディーゲームと言えるだろう。
奪還目標である「宇宙の心臓」は「量子の檻」に隠されており、その鍵は古の巨人「シレン」が守っている。ゲームタイトルになっている「ゲートキーパー」は、主人公たちを指す言葉。強大な敵に立ち向かっていく新作ゲームだ。
アニメーション作品を彷彿とさせるグラフィック描画が印象的な作品で、スタイリッシュなバトルシーンは幅広いユーザーのハートを鷲掴みにする魅力に満ちている。今後の開発進捗と正式版の登場が待ち遠しい期待のタイトルだ。
本作を開発したのは、2017年にカザフスタン北部の小さな町で結成された新鋭インディーゲームデベロッパーの「Gravity Lagoon」で、ゲームのパブリッシングは世界的に有名な企業「HypeTrain Digital」が担当している。
早期アクセス期間は約1年ほどを見ており、開発進捗次第で正式バージョンの発表は第三四半期になる可能性も示唆されている。ユーザーのフィードバックは主に「公式Discordサーバー」で募っていく予定なので、是非参加しよう。
ゲームの特徴
アクション要素満点のゲームプレイが作品最大の特徴で、ゴージャスなスキルエフェクトもアニメーション作品風でテンションが上がること請け合い。若いゲームファンにも響くビジュアル要素を持つアクションゲームタイトルだ。
ゲームには固有の「スキル能力」を持つ複数のプレイアブルキャラクターが登場し、経験値を稼いでスキルをアップグレードしていくキャラクタービルド要素も存分に味わえる。アーティファクトの能力を最大限に活用して遊ぼう。
ローグライトなアクションゲーム作品は基本的にソロプレイ専用のタイトルになっていることが多いが、本作はオンラインで最大4名のCO-OPを体験できる。あまり数が多くない「CO-OPアリ」のローグライトゲームタイトルだ。
本作には合計で100種類を超える様々な収集アイテムが登場。これらのアイテムを集めるごとにゲームプレイに変化が起きていくため、毎回「新鮮なプレイ」を楽しめる仕組み。リプレイ性にも優れている点が作品の特徴だぞ。
チャレンジをクリアしながら「トーテム」を守っていくという本作独自のゲームシステムもあり、オリジナリティーの面でも魅力を放っている。見下ろし型のプレイ画面で息詰まるバトルをアクション要素を体験していこう。
ロケーションが全く異なるエリアはプレイヤーの好奇心を刺激し、多彩な敵キャラクターとボスキャラクターたちの存在は、バトルスタイル構築を大いに捗らせてくれる。探索とバトル要素が最高に面白い新作PCゲーム作品だ。
早期アクセス版の現状と正式版への展望
「早期アクセス版」である現時点では、2月に発表されたデモ版の2倍に及ぶコンテンツを実装しており、最大4名のCO-OP要素もスムーズに実行できるようになっている。3つのロケーションを持つ2種類の新惑星をプレイ可能だ。
操作できるゲートキーパーキャラクターの数は現時点で3名。作品には19種類の新たな敵キャラクターが実装されており、回収できるアイテムの種類は現段階で37個となっている。これらは随時アップデートで増えていく予定だぞ。
開発者の環境では、本作のテストプレイ時にバグや不具合が発生することはほとんど無かったそうだが、特定のPC環境では未知のバグや不具合が起こらないとも限らない。早期アクセス版ゲームの「デメリット」も理解しておこう。
一般的に「早期アクセス版」として配信されるゲーム作品は、様々なプレイ環境を持っているユーザーがプレイした場合に起こり得る「不具合情報」などを収集する目的を持っている。異変を感じたら報告していく姿勢が必須だ。
大手のゲーム企業がゲーム開発を進めていく場合、大規模なデバック作業やテストプレイを潤沢に行える環境があるので、早期アクセス版の状態を経ずにいきなり正式版を出せることもあるが、インディーゲームでは事情が異なる。
理想的なゲーム開発環境は、作者が様々なセッティングを持つ複数のPC環境を揃えていることだが、現実的にそんな環境を実現することは資金的にも難しいため、ある程度ユーザーの報告などに頼るしかない。情報収集がカギだ。
世界のプレイヤーが「早期アクセス版」のゲームをプレイし、そこで起こった不具合やバグなどを積極的に開発者へ報告することで多面的な解析が進み、正式バージョンの配信に向けて作品の精度を大きく高めることができる。
したがって早期アクセス版のゲームタイトルが向いている人は、開発者に対して正確なメッセージや意見を送れる人で、それが海外ゲームの場合には対等に会話できる程度の語学力も要求されてくる。この点に注意しておこう。
Steamストアにも日本語でしっかりと「早期アクセス版のリスク」について書かれているが、近年はこの部分を読まないままにゲームタイトルを購入し、バグや不具合の多さ、不完全さなどを理由に低評価を付けている人も多い。
不完全な状態にあるゲーム作品を「あえて」プレイしてもらい、ユーザーがその内容や出会ったバグ情報などをフィードバックすることが「早期アクセス版」の役割なので、完全な状態のゲームを望んでいる人は購入を控えよう。
詳細なロードマップ
正式版に向けてのロードマップがしっかりと作られている点が作品の魅力。以下に原文でのロードマップを掲載するので、製品バージョンに関心がある人、開発進捗が気になる人は、一読してから購入を検討するのも良いだろう。
『Gatekeeper (ゲートキーパー)』正式版のロードマップ(ストアから抜粋)
Q3 2024 - First Major Update (July-August-September)
Interplanetary Stores
Performance Optimization and Rebalancing
Ability to re-enter the run when disconnected
New quest “Call of the Siren”
New Artifact Pack
New locations for Purgatory-17 and Aridune
New system: Artifact Ban for a Run
Expansion of the Build System
Q4 2024 - Second Major Update (October-November-December)
New Gatekeeper
New Planet - Palium
New Locations for Existing Planets
New Artifact Pack
“Pylons of Chaos” Event
Battle Phases against Sirens
New system: Elite Enemies
Q1 2025 - Third Major Update (January-February-March)
New Gatekeeper
New Planet - Crustad
New Artifact Pack
New Locations for Purgatory-17, Aridune and Palium
Stylization of Arenas to match All Planets
Additional Arena Mechanics
Q2 2025 - Fourth Major Update (April-May-June)
New Gatekeeper
Final Boss - Chaos
New Large Artifact Pack
New Location Events
New Locations for Existing Planets
New Game Mode
日本語環境に対応
ストアでの販売価格は1,700円で、現在はリリース記念セール価格となる20%OFFの1,360円で購入できる(2024/5/27までの期間限定価格)。ちなみに正式バージョンは早期アクセス価格よりも2割から3割ほど価格が上昇する予定だ。
早期アクセス版のゲームを安価に購入した場合、その後開発が進んで「正式配信バージョン」が登場した場合でも、購入済のユーザーは追加料金を一切払うことなく製品バージョンへとアップグレードできる。安心して購入しよう。
ゲームは標準で日本語インターフェースと字幕をサポートしており、さらにXboxコントローラーとDUALSHOCKコントローラー、DualSenseコントローラーでの操作にも対応。なお、PSコントローラーはUSB接続オンリーとなる。
解除できるSteam実績も合計で31種類実装されており、普段から「実績ハンター」を自負しているユーザーにもおすすめ。ソロとオンラインCO-OPでゲームのすべてを遊び倒しつつ、実績の全解除を目指していくのも良いだろう。
ちなみにSteamストアには、開発者への資金援助の意味合いを持つコンテンツ「サポーターパック」が1,200円で併売中で、ゲーム本編とサポーターパックを同梱した「デラックス・エディション」も2,900円で販売されているぞ。
システム要件
PCへの要求スペックは低め。推奨要件で提示されているグラフィックボードはNVIDIAのGTX 1060クラスで、メインメモリの推奨搭載量は8GBと控えめ。現行のローエンドなゲーミングPCでも問題なくプレイできる新作ゲームだ。
CPUの推奨モデルはIntelのi5-9100クラスと、プロセッサーの面でも参入の敷居は低いと言える。インストールサイズも2GB程度とスマホアプリ並みの軽さを持っており、ストレージが逼迫気味な人でも安心してDLできるはずだ。
アニメーション風の見下ろし型プレイ画面で最大4名のオンラインCO-OPを体験できるおすすめの新作インディーゲームタイトル『Gatekeeper (ゲートキーパー)』は、現在「早期アクセス版」としてSteamストアで好評配信中。
スタイリッシュなプレイ画面とアクション性抜群のローグライトな戦闘シーンが際立つゲームで、Steamストアには記事執筆時点で合計356件ものユーザーレビューが寄せられている。総評は「非常に好評」と順調な滑り出しだ。
早期アクセスタイトルの多くは確固としたロードマップを公開していない事が多いが、本作の場合には具体的な進捗案があるため、信頼できる新作インディーゲームと言える。今後のアップデート情報にも大いに注目していこう。
【おすすめポイント】今後に期待の新作ゲーム!
Gatekeeper (ゲートキーパー)スペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 760 | NVIDIA GeForce GTX 1080 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続が必要SSD推奨 |
(C) HypeTrain Digital.
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