『Rabbit and Steel (ラビット・アンド・スティール)』は、2024/5/10からSteamストアで正式配信されているインディーゲームデベロッパー「mino_dev」の新作購入型「ローグライト」アクションゲームタイトル。
多くのPCゲーマーの心を鷲掴みにするウサギ美少女キャラクターが主役という世界観、ハイレベルなレイドバトル要素を、ランダムでシンプルなシステムへと再構築したゲームシステム、最大4名の協力プレイ要素が大きな特徴。
弾幕シューティング要素とローグライトなシステムが好きな人、可愛さ満点の主人公を操りながらフレンドや世界のプレイヤーと一緒に盛り上がって遊べるインディーゲームタイトルを探している人におすすめの新作ゲーム。
- 可愛いウサ耳キャラ
- レイドバトルを気軽に
- 最大4名のCO-OP
ウサ耳でレイドバトルに挑む新作
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」ストアで好評配信中の『Rabbit and Steel (ラビット・アンド・スティール)』は、可愛さ満点のウサギ美少女キャラクターが主人公のおすすめローグライトアクションゲームタイトル。
ゲームの舞台となるのは「ムーンライト王国」で、プレイヤーはタイプが異なるウサ耳美少女キャラを選びながら、謎の襲撃事件の調査に乗り出して戦いに挑むことになる。個性的なグラフィックが鮮烈な印象を与える新作だ。
記事執筆時点でSteamストアには1,363件ものユーザーレビューが寄せられており、その総評は「圧倒的に好評」と素晴らしい滑り出しを見せている。早くも人気沸騰中の要注目なインディーゲームタイトルと言えるだろう。
本作を開発したのは、インディーゲームデベロッパーの「mino_dev」で、作品は東京ゲームショウ2023にプレイアブル出展されたこともある。ついに正式バージョンとして世界向けに配信が開始された注目の新作タイトルだぞ。
『Rabbit and Steel (ラビット・アンド・スティール)』のストーリー
数か月前、ムーンライト王国からの便りがすべて途絶えた。報告によれば、街の住民たちは外部の者を見つけ次第攻撃しているようだ。調査隊は撃退されるか、行方不明になっている。
巨大な白い塔が毎晩街の中心に現れ、夜空の星々へと伸びてゆく。何とかしなければ。ウサギたちは立ち上がった。夜は短い。素早く行動しよう。
ゲームの特徴
開発者は本作のバトルシステムに関して「ハイレベルなMMOレイドバトルの要素をランダムでシンプルなうさちゃんサイズのパッケージで再現」と記載している。レイドバトルコンテンツをお手軽に体験できる点が作品の魅力だ。
作者は本作のジャンルを「レイドバトル風の協力型ローグライクアクション」と解説している。装備品やスキルの効果を駆使しながら横スクロール型のプレイ画面でバトルを進め、手強いボス戦を制覇してゲームを遊びつくそう。
プレイ人数はソロから最大4名までとなっており、プレイ開始時に選択できるキャラクターのクラスによって、共闘する際の「立ち回り」も大きく変わっていく。オンラインで気軽にマルチプレイを楽しめる環境が整った作品だぞ。
選択可能なキャラクタークラスは「魔法使いウサギ」「アサシンウサギ」「大剣ウサギ」「踊り子ウサギ」「ドルイドウサギ」の合計5種類。それぞれが異なる外見と能力を持ち、キャラチェンジしながら推しを見つける面白さもある。
マルチプレイ時に相手が自分にとって有利なアイテムを横取りした場合、その相手に「お邪魔プレイ」を仕掛けて妨害する、といった遊び方もできるため、ゲームシステムに慣れていくほどに多彩なプレイ要素も生まれていく。
ソロプレイ以外の遊び方を持つオンラインゲーム作品が好きな人にはおすすめの新作ゲームで、しっかりとお互いをフォローしながら共闘するのも、ふざけて一緒に盛り上がりながらプレイを進めるのもプレイヤーの自由だ。
シングルプレーヤーのストーリーでは敵キャラと対話しながら、ゲームの舞台となる「ムーンライト王国」の謎を解き明かしていくロールプレイング要素も展開。単なるアクションゲームとは異なるストーリー性も作品の特徴だ。
作品に登場するプレイアブルキャラクターは、プレイの進捗によって手に入る戦利品アイテムやアップグレード要素によって成長させることが可能。こういった点も実にロールプレイングらしい仕組みで、面白さは満点だぞ。
ただし成長は永続的なものではなく、毎回異なるビルドで戦いに挑める点がポイント。気軽にレイドバトル風のコンテンツを複数のプレイヤーで遊べるように工夫されたローグライトな仕掛けが光る新作アクションゲームだぞ。
さらに本作にはクラス分けの概念があるものの、CO-OPでプレイ時に役割を分担する必要がない。MMORPGではこれらが厳格に定められている場合も多いが、誰もが好きなクラスを選んで思う存分バトルを進められる。
作者の個性が反映されたゲームグラフィックは、慣れないと一部見難い場面も登場するが、凡庸なアクションゲームの表現力を超えて主張してくる描画は非常にエネルギッシュ。個性的なゲームが好きな人にもおすすめだ。
無料のデモ版も完備
Steamストアでの販売価格は1,700円で、現在は10%OFFの1,530円で購入できる。なお、ストアでは無料でゲームを体験できる「デモ版」も同時配信中となっているので、まずはこちらで遊んでから購入を検討するのもアリだ。
ゲームは標準で日本語インターフェースと字幕をサポートしており、さらにXboxコントローラーとPlayStationコントローラーでの操作もフルサポート。キーボードとマウスでの操作が苦手な人でも安心して遊べる新作だぞ。
解除できるSteam実績も合計で32種類搭載されており、普段から「実績ハンター」を自負している人にもおすすめ。ソロまたは最大4名のオンラインマルチプレイでゴキゲンなゲームを遊び尽くして、全実績の解除を目指そう。
PCへのシステム要件はかなり低めとなっている。推奨要件で提示されているグラフィックボードは512MBのVRAMを実装するモデルで、メインメモリの推奨搭載量も4GB。これらの値をクリアできるPCユーザーは多いはずだ。
インストールサイズは300MBと、PCゲームとしてはかなり極小サイズ。普段ストレージが逼迫気味な人でも安心してダウンロードできるおすすめの新作インディーゲームで、総じて「PC環境に優しいゲーム作品」と言えるだろう。
総評:特異な表現力が面白いインディーゲーム
特定ジャンルが持つ1要素を切り取って拡大していく制作手法は、個人開発を行っているインディーゲームデベロッパーで顕著なスタイルだが、本作の場合はMMORPGの「レイドバトル」コンテンツをお手本に開発が進められた。
レイドバトルの醍醐味は、ソロプレイでは到底不可能なボスキャラの撃破を「プレイヤー同士が協力して」可能にしていく点にあり、そこに予測不能な展開も生まれていくため、毎回新鮮な気分でチャレンジできる点も魅力。
『Rabbit and Steel (ラビット・アンド・スティール)』ではこのレイドバトルを「お手軽かつ気軽」なコンテンツへと変貌させており、カジュアルにマッチングしながら共闘していく楽しさを体験できるようになっている。
多くを狙うことなく、単一のコンテンツをゲームのメイン要素へと据えた作風は潔く、開発環境的にも大きな制約が生まれることが多い個人開発者の「負の側面」を上手く昇華した制作手法には見習うべき点が多くあるはずだ。
本作はアクションバトル要素が強い作品ではあるが、ロールプレイングゲームを謳うタイトルらしいストーリー要素と成長要素もしっかりと実装している。ただし本質的にはバトルメインで楽しむためのPCゲームと言えるだろう。
プレイ画面のレイアウトデザインについてはかなり賛否両論ありそうだが、作者の個性がしっかりと主張されていて面白いと感じた。見難いという点でやや損をしている印象もあるが、自分の信念を貫いている点が潔いと思う。
描画にクセがある漫画作品を初見で読む場合、その1コマに「何が描かれているのか」理解するのにやや時間がかかることがあるが、本作のプレイ画面はまさにそんな感覚を受ける。目が慣れてくると全体を把握できる構造だ。
この喩えが適切なのかは分からないが、ある種「リズムゲーム」のプレイ画面を見ているような印象を個人的には抱いた。作品を貫いている様式美はユニークで、これにハマるとプレイの面白さがどんどん加速していくはずだ。
可愛さ満点のウサ耳美少女キャラクターを操作しながら、最大4名で痛快なCO-OPバトルを体験できるおすすめの新作インディーゲーム『Rabbit and Steel (ラビット・アンド・スティール)』は、現在Steamストアで好評配信中。
Steamユーザーレビューでの評価も非常に高く、現在世界から多くのプレイヤーで賑わっているホットなゲームタイトルと言えるだろう。興味が湧いた人は今すぐSteamストアへアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】みんなでボス撃破に挑め!
Rabbit and Steelスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-2500K | Intel Core i7-7700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 660 | NVIDIA GeForce GTX 1060 |
VRAM | 2GB | 6GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 |
© mino_dev LLC 2022
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