『異世界の創造者 (Creator of Another World)』は、2024/5/1からSteamストアで正式配信されている個人ゲーム開発者「kuetaro(くえたろう)」氏の新作ローグライクファンタジーロールプレイングゲームタイトル。
懐かしい王道のロールプレイングゲームを想起させるゲームグラフィック、冒険以外の「あらゆること」を実現できる自由度満点のゲームプレイ要素、繰り返しプレイに強いランダム生成されていく世界が大きな特徴。
気軽にチャレンジできる国産のロールプレイングゲームを探している人、自分が好きなように行動できるPCゲームが好きな人、個人で作品を開発しているインディーゲームデベロッパーのゲームに興味がある人におすすめの新作。
- 個人開発者が製作
- 圧倒的な自由度
- ランダム生成要素
自由度満点の新作RPG
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」ストアで好評配信中の『異世界の創造者 (Creator of Another World)』は、個人でゲーム開発を手掛けている「kuetaro(くえたろう)」氏が送るおすすめの新作PCゲームタイトル。
王道のファンタジー世界が冒険の舞台となる本作最大の魅力は、プレイヤーが「好きなように行動できる」点。一本道のストーリーを辿っていくのではなく、自分自身の考えに則ってプレイを進められるようになっている。
冒険とバトルというRPGの定番らしいコンテンツをプレイしながらその醍醐味を感じつつ、町の住人との交流、結婚、盗み、農業、釣り、鍛冶、錬成、調合、町作りなどにも挑戦できるため、やりこみ要素は満点。
旅先で出会った個性的なNPCと仲良くなって一緒に冒険を進めてみたり、ダンジョンに繰り返しチャレンジしながら己を鍛え抜いてみたりといった要素の合間に、気の赴くままに様々なプレイ要素にも手を出していこう。
ベセスダ・ソフトワークスの世界的ヒットRPGタイトル『スカイリム』のように、プレイを始めた瞬間から自分の判断で何処へでも旅ができるゲームを探している人にもおすすめできる必見のインディーゲーム作品だ。
ゲームの特徴
本作は「ソロプレイ専用タイトル」となり、ローカルやオンラインでのマルチプレイ要素は非搭載。自分のペースで冒険を継続しながら遊べる点が特徴で、オンラインRPGのように「追い立てられる」ことがなく安心だ。
作品の特徴は、ライトなユーザー層でも気軽に冒険へ旅立てる「難易度の低さ」で、ハードコアユーザーだけを対象にしていないという点で参入の敷居が低い作品となっている。幅広いゲーマーにおすすめできるPCゲームだ。
プレイ画面に関しては、オールドユーザーには懐かしい「見下ろし型」のインターフェースを持ち、かつて世界中を魅了したロールプレイングゲームの金字塔タイトルを想起させるクラシックな仕上がりとなっている。
それでいながら登場キャラクターの造形に関しては現代風で、決して「懐古主義」ではないゲームデザインになっている点がポイント。キャラデザインはAI生成ではなく、きちんとした人間の絵師に描いてもらっているそうだ。
作品に登場するすべてのキャラクターには独自のステータスがあり、それぞれの人物が思い思いに行動している。さらに大半のNPCは一緒に冒険したり、結婚したりできるため、ソロプレイでありながらも賑やかに過ごせるぞ。
フィールドを移動中には様々なイベントが発生。困っている人がいたら助けてあげる善人プレイや、そこへつけいって襲いかかる悪人プレイ、さらには無視して通り過ぎるマイペースなプレイなど、選択肢はプレイヤーの自由だ。
冒険が進めていくと「カジノ」などの娯楽施設が登場。冒険の羽休めとしてそこで遊んだり、大当たりを狙って勝負を行い、序盤から強力なアイテムを手に入れたりなど、思いつくままに「好きな行動」を取れるようになっている。
更にプレイヤーは自分だけの街「マイタウン」を建造することが可能で、仲良くなった冒険者や住人に住んでもらうこともできる。手狭になったらサブタウンを作ったり、オプション画面で人口の上限を増やしたりもできるぞ。
バトルシーンでは、キャラクター同士の立ち位置や視界、天気、時刻などにより、刻一刻と状況が変化。様々な特徴を持つ装備やスキル、アイテムを上手く駆使しながら、数々の難局を切り抜けて敵キャラクターを撃破しよう。
オプションの設定から世界を変えられる点も作品の魅力。登場キャラクターの「性別割合」を変更すれば、男性ばかり登場する世界や、女性ばかりが登場する世界に変更することもでき、ハーレム気分も味わえるようになっている。
また本作では、オリジナルコンテンツとして顔グラフィック、歩行グラフィック、 装備品グラフィック、口調、冒険者などを独自に設定することもできる。遊びの幅が広がっていく仕様も嬉しい新作ロールプレイングゲームだぞ。
ランダム生成されていく世界
作品もう一つの魅力は、フィールドや町、住人、冒険者、ダンジョンがゲーム毎に「ランダム生成」されていく仕組み。プロシージャル生成によってリプレイ性が極限にまで高まり、何回遊んでも飽きない世界が生み出されていく。
さらにゲームに登場する多彩な装備品アイテムは全て「ランダムな性能」を持っているため、同じ装備品アイテムであっても性能が異なる点がポイント。繰り返しプレイを継続しても「全く飽きない」理由がここにある。
また敵キャラクターからドロップする「スキル書」を読むことで、敵キャラクターが持っているスキルを覚えることもでき、主人公の成長に関しても実験的にビルドを積み重ねられる。やりこみ要素の高い新作RPGタイトルだ。
同じ結末や内容を持つゲームを複数回以上プレイし、所謂「周回プレイ」の面白さを堪能している人も多いことだろうが、本作のように「同じ世界が2つとない」ゲーム作品を繰り返し遊んでいくことも十分に面白いはず。
一度購入すれば長時間夢中になってプレイを堪能できるおすすめの新作インディーゲームタイトルで、毎回「新鮮な気分」に浸りながら冒険をスタートさせることができるはず。RPG好きには断然ハマるPCゲーム作品だ。
基本操作について
ゲームはキーボードを用いて操作を行うことが可能で、XboxコントローラーとPlayStationコントローラーでの操作にも部分的ながら対応している。自分が好きなスタイルでプレイを楽しめるため、この面でも参入の敷居は低い。
キーボードでプレイする場合、デフォルトでは矢印キーで「移動」、エンター及び「Z」キーで「決定」、EscキーもしくはXキーが「キャンセル」となっている。斜め移動や対象物の切り替えには「Shift」キーを用いることになるぞ。
遠隔攻撃を行う際には「C」を使用。なお、数字パッドには各種のシュートカットを登録しながら用いることができるため、プレイに慣れてきたら「よく使う操作」の呼び出しを登録していけば、ゲームが大いに捗るはずだ。
汎用コントローラーでプレイする場合には、ゲームのタイトル画面で「F1」キーもしくは「スペースキー」を押すことでパッドボタンへの「操作設定振り分け」を行えるようになっている。最初に決めておくと非常に便利だ。
ちなみに「どのボタンで何ができるのか」については、ゲーム内で閲覧可能なチュートリアルやヘルプの参照がおすすめ。各方面で親切な設計仕様が光る必見の新作インディーゲームタイトルで、初心者でも非常に遊びやすい。
「F12」キーを押すことでスクリーンショットを撮影することが可能。プレイヤーが撮影した画像は「screenshot」という名前のフォルダに「年月日時分秒.png」の形式で保存される仕組み。色々と旅の思い出を残していこう。
Steam Deckでのプレイについて
Steamストアでは現在Valveの携帯ゲーム機「Steam Deck」との互換性について記述が存在しないが、作者調べではSteam Deckでも本作はプレイできるとのこと。ただしWindows版との違いがあるので、以下の点に注意しよう。
Steam Deck版は文字入力が「タッチ入力」になり、言語に関しては英数字と日本語のひらがな、カタカナのみが入力できる。またオリジナルコンテンツはローカル上のファイルから読み取れないため、事前に気をつけておこう。
Steam Deckで本作をプレイする場合には、Steam入力を「ON」に、通常のバージョン(Windows版)でプレイする場合には、Steam入力を「OFF」にすることが推奨されている。この点にも事前に十分な注意が必要だ。
日本語インターフェース対応
日本人のインディーゲームデベロッパーが開発した作品のため、『異世界の創造者 (Creator of Another World)』は標準で日本語インターフェースと字幕をサポート。「国産RPG」の世界観が好きな人にもハマるおすすめの新作だ。
Steamストアでの販売価格は1,870円で、現在はリリース記念セール価格となる20%OFFの1,496円で購入できる(2024年5月15日までの期間限定価格)。少しでも安く製品をゲットしたい人は、急いでストアで作品を購入しよう。
なお、Steamストアでは無料で遊べる「デモ版」も同時配信中。製品版と比較すると世界が拡張しない、冒険者ギルドでクエストを請けることができない、などの制限があるが、ゲーム本来の雰囲気はバッチリ味わえるはずだ。
このデモ版(体験版)では、発生するイベントが一部のみに限定されている以外にも様々な仕様の違いがある。さらに体験版から製品版へのセーブデータの引き継ぎはできない仕組みなので、割り切ってプレイすることを考えよう。
解除できるSteam実績も合計で25種類用意されており、普段から「実績ハンター」を自負している人にもおすすめできるPCゲーム作品と言える。自由度満点のファンタジー世界を遊び尽くして、全ての実績を解除してみよう。
要求スペック
Steamストアには「最低要件」のみが提示されているが、『異世界の創造者 (Creator of Another World)』はPCへの要求スペックが非常に低い作品で、幅広いPC構成に対応してくれる。ただしOSは「Windows 10以上」が必須だ。
CPUに関しては2GHzで動作するプロセッサーが必須で、メインメモリの最低搭載量は「2GB」となっている。グラフィックボードに関する記載は存在しないが、これらの要求スペックをクリアできるPCゲーマーは多いはずだ。
インストールサイズは「500MB」と超軽量級。自動生成されていくワールドの仕組みが容量の低減に貢献しているものと思われる。普段ストレージが逼迫気味なユーザーでも安心してダウンロードできる必見の新作タイトルだぞ。
DLsite版との違いについて
『異世界の創造者 (Creator of Another World)』は、2024年にSteamへ新登場した新作ゲームタイトルだが、実は2023年7月8日に「DLsite版」として登場した経緯を持つ作品。ここでは「Steam版」との違いについて記載する。
Steam版はSteamクラウドや実績、前述したSteamDeckでの操作に対応。またキャラクターデザインを数多くの絵師が手掛けている点でも異なる。最も顕著な違いはNPCたちの「顔」で、同じタイトルでも印象が全く異なるはずだ。
圧倒的に自由な異世界体験を楽しめるおすすめの新作ロールプレイングゲーム『異世界の創造者 (Creator of Another World)』は、現在Steamストアで好評配信中。日本産のRPGが好きな人にはたまらない内容を持つPCゲーム作品だ。
記事執筆時点でSteamストアには合計で59件のユーザーレビューが寄せられており、その内容は「非常に好評」と、作品は順調な滑り出しを見せている。多くの日本人ファンと世界のユーザーを獲得している必見作と言えるだろう。
作者の「kuetaro(くえたろう)」氏は公式サイトに様々な連作先情報を掲載しているので、こちらもチェックしておくと何かと便利。ゲームに興味が湧いた人は今すぐストアへアクセスして、詳細なゲーム情報を早速チェックしよう。
【おすすめポイント】自由な世界を大いに楽しもう!
異世界の創造者スペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-2400 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 660 | NVIDIA GeForce GTX 1060 |
VRAM | 2GB | 6GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 |
(C) kuetaro.
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