『Abiotic Factor (エバイオテック・ファクター)』は、2024/5/3からSteamストアで「早期アクセス版」が配信されているDeep Field Games/PlaystackのSF系オープンワールドサバイバルクラフトゲームタイトル。
不気味な生物に侵略された研究施設内部で優秀な科学者たちが一致団結しながら生存を目指していく世界観設定とプレイ要素、ソロから最大6名のオンラインCO-OPが可能なゲームシステムが大きな特徴。
SF風味を加味したオープンワールドサバイバルクラフトゲームを探している人、フレンドユーザーと一緒に盛り上がりながらプレイを楽しめるPCゲームが好きな人、早期アクセス版の作品へ意見を送りたい人におすすめの新作。
- SCP財団風の世界観
- 最大6名のCO-OP
- 実況配信プレイに最適
CO-OP可能なサバイバルゲーム
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」ストアで早期アクセス版が配信中の『Abiotic Factor (エバイオテック・ファクター)』は、研究所の科学者として生存を目指していく世界観が光るおすすめの新作PCゲームタイトル。
ゲームの舞台となるのは、世界的なネットワークを持つ秘密の研究所「GATE」で、かの有名な「SCP財団」的な研究も数多く行っているという設定。プレイヤーはここで働いている職員だが、ある日「悲劇」に巻き込まれる。
研究所内で行っていた危険な実験に関する「封じ込め措置」が破られ、異次元から凶悪な生物たちが研究所内に侵入してしまったのだ。次の休暇まで生き延びるため、主人公は科学の粋を結集して生き伸びていくことになるぞ。
直訳すると「非生物的要因」となる本作のタイトルは、科学の力によって事態の解決を目指していく科学者たちが主人公であるゲーム作品らしいネーミングと言えるかもしれない。あまり耳慣れない言葉だが、グッドだ。
ジャンルは「オープンワールドサバイバルクラフトゲーム」で、独創的な武器類を作成しながら、得体の知れない生物と死闘を繰り広げていくプレイ要素をたっぷりと体験できる。バトル要素を全面に押し出した新作ゲームだ。
本作はソロプレイ以外に最大6名のオンラインマルチプレイをサポートしており、世界のプレイヤーやフレンドユーザーと一緒に共闘しながら遊べる点がポイント。実況配信にも向いているPCゲーム作品と言えるだろう。
ゲームの開発を進めているのは、インディーゲームデベロッパーのDeep Field Gamesで、パブリッシングはPlaystackが担当。早期アクセス期間は約8ヶ月から一年ほどを見ている。今後の開発進捗が非常に楽しみだ。
発売から僅かな期間にSteamでは581件ものユーザーレビューを獲得しており、その内容は「圧倒的に好評」というこれ以上ない滑り出しを見せている。今最も注目を集めているオープンワールドサバイバルクラフトゲームだ。
『Abiotic Factor (エバイオテック・ファクター)』の世界観
世界最高峰の頭脳が集結するGATEは、科学研究のあらゆる分野、そしてそのさらに先の領域にまで及ぶ秘密研究所の世界的ネットワークを構築している。
あなたはGATEの職員として、人類の知識の限界を広げながら、重力を歪める人工物や暴力本能に支配された超自然生物といった、超常的で説明不能なものに説明を加えようとしている。ここでは安全性、セキュリティ、秘密保持が重要となる・・通常ならば。
封じ込め処置が破られて以降、あなたの職場は宇宙の戦場と化した。異常な存在が野放しにされ、異次元からの敵がポータルを介して侵入してくる。さらに、アーティファクトを奪って混沌に終止符を打つことを狙う、「オーダー」と呼ばれる秘密軍事組織が、職員たちやあらゆる物体を無差別に標的にしている。
封じ込め処置は失敗し、救援も来ない。地表から数マイルの地下に取り残されたあなたと仲間の科学者たちは、団結して脱出を計画する。今はこの地下施設を新しい住処にするしかない。
ゲームの特徴
マルチプレイに対応する「オープンワールドサバイバルクラフト」ジャンルのゲームという点が作品の特徴で、90年代のSFテイストが光るデザインと、豊富なキャラクターバリエーションを持っている点が大きな魅力と言える。
プレイヤーは専門分野を選んで科学者キャラクターとなり、装備品アイテムを整えながら超自然的なアーティファクトや超次元的な敵、失敗した科学実験の結果などに満ちた巨大で危険な地下施設を探索していくことになるぞ。
敵として登場するのは、不気味さ満点のエイリアンや引き金を引くことをためらわない敵対的な兵士、世界最先端のロボット警備隊など種類豊富。個性的な敵キャラクターとの息詰まるバトルシーンも作品の大きな特徴だ。
兵士として訓練されたことがない「科学者」たちは、自らの頭脳と豊富な知識で脅威に対抗していくことになる。クラフトシステムで単純なネットから木のバット、さらにはレーザー砲や精巧なトラップを生み出して戦いへ挑もう。
武器類のバリエーションの多さが作品もう一つの魅力であり、ややコミカルな世界観と相まって、相当ヘンテコな武器類なども生み出せるため、クラフト要素そのものが好きな人にとってはハマるゲームタイトルになるはずだ。
長期間の滞在を余儀なくされる施設内部では、安らげる「拠点」として住環境を構築していくクラフトプレイを楽しめるようになっている。資源アイテムを収集しながら力を合わせて拠点構築要素を存分に楽しもう。
かつてない非常事態になってしまった施設内部では、オフィスや研究室から資源をかき集めたり、自動販売機を物色したり、会社の所有物を盗み出したりするのもOK。使えるものは全て使っていく貪欲なサバイバル精神が必須だ。
さらに気分を変えたくなった場合には、自分たちの持ち物をまとめてハンドカートやフォークリフト、SUV、テレポーターなどを使って施設内を移動することも可能。自由度の高いプレイ要素が際立つ必見の新作ゲームだぞ。
マルチプレイを行っている際には、仲間の科学者たちと共に特性やスキルを組み合わせてキャラクターのレベルを上げ、特権や能力を獲得しながら強大な科学の力で困難を乗り切えていくプレイ要素を存分に体験できる。
キャラクターの成長要素がサバイバル生活へ直結していく構造が面白く、豊富なクラフト要素と成長要素を体験しながら、不気味な敵と対峙して生存を目指していくことが大いに捗るはず。長時間夢中になれるPCゲーム作品だ。
人類がかつて直面したことのない異世界へ踏み込める点も作品の特徴で、未踏の最先端技術を会得しながらSFアドベンチャー要素を満喫できる点で作品の存在価値は高い。SFファンにも断然おすすめなサバイバルゲームだぞ。
早期アクセス版の現状と注意点
現在ストアで配信されている「早期アクセス版」では、研究所GATEの施設内部に加え、ポータルから移動する別世界のマップでプレイを楽しむことが可能。現在専用サーバーツールを用意していく準備も進められているそうだ。
Steamストアでの販売価格は2,800円で、現在はリリース記念セール価格となる20%OFFの2,240円で購入できる(5月10日までの期間限定価格)。少しでも安く製品を購入したいという人は、今のうちに急いでゲットしておこう。
全てのコンテンツが実装される正式バージョンでは値上がりする旨がアナウンスされているが、早期アクセス期間中にアップデートが行われた場合でも、早期アクセス価格に変更はない。ベース価格は長期間続いていく見通しだ。
ちなみに早期アクセス価格で購入したゲーム作品が「正式版」になった際、すでに製品を購入済のユーザーは追加支払いを一切することなくゲームをアップデートできるので安心。自分の考えに従って製品の購入を検討しよう。
早期アクセスバージョンの注意点は、「完成した作品ではない」ということと、まれに不具合やバグに遭遇する危険性を孕んでいること。開発元はプレイヤーから随時情報を収集するために早期アクセス期間を設定している。
時折オンラインゲームをいきなり正式版としてリリースしているゲームスタジオが見受けられるが、十分なバグ取りや不具合修正を行う期間が無い状態で配信されると、その製品の価値を著しく落としてしまうことになりかねない。
自分たちの環境下では発生しないバグや不具合の情報を収集しつつ、それを製品開発に役立てることは有益な手段であり、資金があまり潤沢ではないインディーゲームデベロッパーの多くは、早期アクセス期間を積極的に設ける。
この早期アクセス期間でプレイヤーに求められていることは「作品へのフィードバック」であり、不具合の報告などは無論のこと、ゲームに「こうなって欲しい」という意見を送ることでゲームの完成度に貢献することができる。
早期アクセス版のゲームは決して完璧ではないこと、そして未完成のゲームをプレイしながら奇譚のない意見を送ることが全ての参加プレイヤーに求められるので、こうした仕組みを理解した上で製品購入を決定すると安心だ。
ゲームは標準で「日本語インターフェース」を実装しており、さらにXboxコントローラーでの操作を部分的ながらサポート。海外ゲームが苦手な人や、普段コントローラーでゲームを遊ぶことが多い人でも安心してプレイできる。
解除できるSteam実績も現時点で14種類とそれなりに実装されているため、普段から「実績ハンター」を自負している人にもおすすめできる新作ゲームと言える。ソロやCO-OPでプレイを続けながら、ゲームを遊びつくそう。
要求スペック
最新ゲームでありながら『Abiotic Factor (エバイオテック・ファクター)』の要求スペックは中程度にまで抑えられている。推奨要件で提示されているグラフィックボードは、NVIDIAのRTX 2080クラスのPCパーツだ。
CPUの推奨モデルはIntel第11世代のi5クラスかそれ以上で、メインメモリの推奨搭載量は16GBと一般的。インストールサイズは10GBと比較的少ないが、これは今後の開発進捗によって肥大化していく可能性があるので注意しよう。
ちなみにSteamストアでは開発者が「本作はUnreal Engine 5で開発されており、要求スペックは変化していく可能性があります」という意味の文言を記載している。現行のミドルスペック帯のゲーミングPCがスイートスポットだ。
なお、ストアの要求スペックの説明文には、上記に続けて「1997年製造のパソコンでは動作しないでしょう」という一種のジョークも書かれている。本作のコミカルな立ち位置や、作者の雰囲気と性格が窺える興味深い文章だ。
正式バージョンへの展望
Steamストアの製品ページには、『Abiotic Factor (エバイオテック・ファクター)』のロードマップが図解入りで詳細に記載されている。今後のアップデートに関心がある人は、この部分を一度しっかりと読んでおこう。
最初のメジャーアップデートは夏頃に行われる予定。ここではセキュリティー・セクターの実装やハイドロプラントセクターの実装、クラフトできるレーザーシステムや温度システムのアップデートなどが予告されている。
その次の大型アップデートは秋頃を予定。ここでは地下世界の実装やゲートキーパー的な敵キャラクターの実装、テレポーテーションネットワークの完成などが予告されている。資源アイテムなども順当に増える見通しだ。
ハロウィーンアップデートと題されている「1.0」のアップデートでは、主要なストーリーラインとコンテンツが完成され、さらなるコンテンツ拡張も続いていく見通し。今後の具体案がすでに存在する頼もしい新作ゲームだぞ。
フィードバックに関してはSteamや公式Discordサーバーで受け付けていく予定で、さらに開発者側でプレイデータを分析しながら製品の精度向上を目指していくと公言している。積極的にコミュニティーへ参加してみよう。
不気味な生物に侵略された研究施設内部で優秀な科学者たちが一致団結しながら生存を目指していくCO-OP対応のオープンワールドサバイバルクラフトゲーム『Abiotic Factor (エバイオテック・ファクター)』は好評配信中。
確かな開発計画に則って製作が進行している必見のインディーゲームタイトルで、今後もユーザー数が上昇していくことも予測される。興味が湧いた人は今すぐストアへアクセスして、ゲームの詳細情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】人気作の予感がする新作!
Abiotic Factorスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 | Intel Core i7-9700K |
メモリー | 8GB RAM | 16GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 960 | NVIDIA GeForce GTX 1070 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | Version 11 | Version 12 |
備考 | インターネット接続必要SSD推奨 |
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