『Buckshot Roulette (バックショット・ルーレット)』は、2024/4/5からSteamストアで正式配信されているCRITICAL REFLEXのPC向けダークホラー系アクションゲーム。
危険な「ロシアンルーレット」に挑戦して生き延びていくという刹那的な世界観とゲームシステム、心理的な荒廃感を再現するグラフィック、危険な香りに満ちた雰囲気が大きな特徴。
海外のゲーム作品でしかなし得ないデンジャラスな世界観が好きな人、退廃的なイメージを持つ尖ったインディーゲームタイトルを探している人におすすめの新作PCゲーム。
- スリリングな世界観
- 精神的な恐怖
- 戦略性を発揮できる
ロシアンルーレットに挑戦する新作
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」ストアで正式配信中の『Buckshot Roulette (バックショット・ルーレット)』は、有名な「ロシアンルーレット」を題材とする新作ゲーム。
プレイヤーは毎晩危険行為が行われている地下ナイトクラブへと降り立ち、「ディーラー」の名前で知られる謎の人物と対峙しながら、ラウンド制のゲームに挑戦していくことになる。
ロシアンルーレットとは、一般的にリボルバー式の拳銃に一発だけ弾丸を残し、シリンダーを無作為に回転後、参加者全員で自分の頭に向けて引き金を引いていくロシアが発祥の危険な遊び。
現実の世界でも行われた歴史を持つほか、数々の映画やアニメ作品などにそのシーンが描きだされているため、世間的な認知度はかなり高いはず。あの北野武監督も映画でこのゲームを引用している。
上記のように一般的には「回転式の拳銃」で行うことがロシアンルーレットの様式となっているが、本作で使うのは12ゲージのレミントン・モデル870ショットガン。
回転式拳銃で挑むロシアンルーレットで「自分の頭に銃弾を撃ち込んでしまう確率」は1/6。ところが本作ではそれどころではない高確率でプレイが進行していく。危なさ満点の新作だ。
無料のオンラインゲームとして誕生
そんなアブノーマルな世界観を持っている本作『Buckshot Roulette (バックショット・ルーレット)』は、Mike Klubnika氏によって開発された無料オンラインゲームのSteamバージョン。
2023年12月に無料版として配信された後、その危険性満点の世界観とスリルが世界中のプレイヤーから高評価を獲得し、2024年になって晴れてSteamストアでも正式配信される運びとなった。
なお、Steamバージョンのリリースに伴って、本作には従来のオンラインゲーム版には搭載されていなかった「新アイテム」が実装されている。作者からの「ささやかなお礼」とのことだ。
Steamストアでは本作のジャンルとして「ホラーゲーム」がタグ付けされているが、どちらかと言えば心理的なホラー要素を持つ作品で、グロいゴア描写などは登場しないので安心してほしい。
ゲームの特徴
ゲームプレイの所要時間は概ね15分から20分程度とかなりコンパクト。適度な緊張感を持続しながら遊べるようになっている点がポイントで、スキマ時間でのプレイにも最適な作品だ。
謎のディーラーとは3本勝負。勝てば「賞金」を手にして地下のナイトクラブを出られるが、もし負けると・・。オール・オア・ナッシングなシステムが際立つおすすめのPCゲームだぞ。
ドラムマシンのリズムに合わせて店内のあらゆる金属部品が振動しているという一種異様なゲーム内描画も魅力で、インダストリアル系なデザインがプレイヤーの心理状態へ食い込んでいく。
2024年になってから新たに実装されたゲームモード「ダブル・オア・ナッシング (Double or Nothing)」では、かなりハイリスク・ハイリターンなプレイ要素も楽しめるようになった。
原作ゲームとは異なり、本作は「購入型」のゲームタイトルとなっている。ただし値段は350円と非常に安価なので、ワンコイン価格でゲットできるお手軽なゲームを探している人にもおすすめだ。
現在はゲーム新規リリースキャンペーンとして、定価の10%引きとなる315円で購入することができるようになっているので(2024/4/12までの特価)、安くゲットできるチャンスだぞ。
作品はソロプレイ専用のタイトルで、ローカルまたはオンラインでの協力・対戦プレイ要素は存在しない。1人でスリリングなロシアンルーレットを大いに堪能できるインディーゲームだ。
ゲームは標準で日本語インターフェースと字幕をサポートしており、またXboxコントローラーとPlayStationコントローラーでの操作もフルサポートされている。参入の敷居は低いぞ。
安価ながら解除できるSteam実績もしっかりと16種類実装されているため、普段から実績ハンターを自負しているプレイヤーにもおすすめ。全解除を目指してしっかりとゲームを遊びこもう。
なお、Steam版には開発者でもあるMike Klubnika氏が手掛けたサウンドトラックが全て収録されている。独特なBGMで気分を盛り上げながら、危険なロシアンルーレットに挑戦していこう。
システム要件
出発点が無料のオンラインゲームだっただけあって、本作のシステム要件はかなり低め。推奨要件で提示されているグラフィックボードは「Vulkan」をサポートしているものだ。
メインメモリの推奨搭載量も4GBと非常に低めになっているため、これをクリアできる人は多いはず。CPUの推奨モデルもIntelのi5クラスと、プロセッサーの面でも参入の敷居は低い。
インストールサイズは500MBとスマホアプリ並の軽さ。普段ストレージが逼迫している人でも安心できるゲームで、ストレージを圧迫しない点がグッド。インディーゲームらしい新作だ。
Valveの携帯ゲーム機「Steam Deck (スチームデック)」との互換性については現時点で未発表。Valveには毎日新作ゲームが膨大に登録されているため、審査に時間がかかっているものと思われる。
危険度MAXな「変形ロシアンルーレット」にチャレンジしていくおすすめの新作アクションゲーム『Buckshot Roulette (バックショット・ルーレット)』は、現在Steamストアで好評配信中。
発売から僅かな期間で6,000件近いSteamユーザーレビューを獲得しており、内容も「圧倒的に好評」という上々な滑り出しを見せている。今すぐストアにアクセスして作品をチェックしよう。
【おすすめポイント】危険な賭けに挑め!
ゲームプレイの流れ
ゲームをスタートすると、プレイヤー(主人公)が地下のナイトクラブでロシアンルーレットの舞台まで歩きだしていくシーンが展開。ザラザラなプレイ画面が不安を掻き立てていく。
様々な機械が接続されたロシアンルーレット専用の台に着席するとプレイがスタート。不気味な顔をしている謎のディーラーと1対1のタイマン勝負が始まる。緊張する場面だ。
対峙したディーラーは「免責同意書に署名しな」というセリフを発する。これは主人公が自発的にデスゲームへ参加していることを証明する行為。こういった小粋な演出がニクい。
英文で書かれた免責同意書を手元に取り、そこで画面内のキーパッドを用いながらプレイヤーは好きな名前を入力していくことになる。ちなみに日本語での入力は不可だ。
入力が完了後、すぐにゲームがスタート。3本勝負となっている本作のプレイ進捗を表示するディスプレイへとカメラ視点が動き、赤い実弾と青い空弾が一定数表示される。
「ランダムに薬包を込めておいた」というディーラーの発言があった後、主人公(プレイヤー)は「自分を撃つ」もしくは「ディーラーを撃つ」の2種類を選択することになる。
選択方法は、テーブル上に表示されている「ディーラー」「あなた」の2種類を選ぶだけ。非常に単純な仕組みではあるが、一度で全てが終わる可能性もあるため、緊張感は増していく。
ここで自分に引き金を向けて「空砲」だった場合、空の薬包を排出してディーラーへショットガンを手渡す。HPが尽きた方が「負け」になるという単純明快な仕組みだ。
HPはラウンドによって変動。ラウンド1のHPは「2」で、ラウンド2では「4」、ラウンド3では「5」までとなっている。ライフの削り合いが面白い新作ゲームだぞ。
ラウンド2に入ると「アイテム」が登場。各種の便利アイテムはラウンド2で2種類、ラウンド3では4種類与えられるようになっているので、有効活用しながら生存を目指そう。
ラウンド1と2までは無制限にスポーン可能となっているが、ラウンド3に入るとシステムが変化する。ルール変化に対応しながら最後まで生き残ることが大切だ。
アップデートによって追加されたモード「ダブル・オア・ナッシング (Double or Nothing)」では新規アイテムが追加。さらに戦略性に富んだプレイを楽しめるようになった。
単純に「弾が入っているのかいないのか」を判断するだけではなく、これらのアイテムが持つ効能も使いながら賢く生き延びていくことも必須になるため、頭脳プレイ要素は満点。
比較対象として的確かどうかは分からないが、人気漫画の「賭博黙示録カイジ」に登場するハイリスク・ハイリターンなゲームのようなドキドキ感を味わえるPCゲームと言えるだろう。
危険度MAXな「変形型ロシアンルーレット」にチャレンジしていくおすすめの新作ゲーム『Buckshot Roulette (バックショット・ルーレット)』は、現在Steamストアで好評配信中。
多くのプレイヤーを夢中にさせているゲーム性抜群の世界観とシステムが光る必見の作品だ。興味が湧いた人は今すぐストアへアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】やみつきになる面白さ!
Buckshot Rouletteスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4590 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 970 | NVIDIA GeForce GTX 1070 |
VRAM | 4GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続が必要SSD推奨 |
(C) CRITICAL REFLEX.
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