『Content Warning (コンテンツ・ウォーニング)』は、2024/4/2からSteamストアで正式配信されているLandfall Publishingのマルチプレイ専用PC向けホラーアクションゲーム。
バズる動画の撮影を目指して不気味な「オールドワールド」へと侵入していく世界観、危険度MAXのプレイ体験と最大4名をサポートするオンラインマルチプレイ要素が特徴。
フレンドと一緒に盛り上がれるホラーアクションゲームで遊ぶことが好きな人、ホラーゲーム実況動画が好き&自分で作成して公開したい人におすすめの新作PCゲーム。
- 恐怖動画でバズりを目指す
- 最大4名の協力プレイ
- ゾクゾクする面白恐怖体験
恐怖動画をバズらせるホラーゲーム
現在PCゲームのポータルサイトSteamで正式配信中の『Content Warning (コンテンツ・ウォーニング)』は、YouTuberに似たプレイ内容で遊べるおすすめの新作ゲーム。
ゲームタイトルを直訳すると「コンテンツに関する警告」となる本作では、バズりたいために危険な現象が発生する世界へ撮影に向かう配信者としてプレイを始める。
「オールドワールド」と呼ばれる旧世界で待ち受ける超常現象や呪われたアーティファクト、そして危険なモンスターなどに遭遇しながらカメラを回すプレイが魅力だ。
地下で撮影した映像を「生きて」地上に持ち帰ることが目標で、その映像の視聴回数に応じて広告収入も発生。より便利なギアなどの購入費用に充填できるようになっている。
ソロプレイ要素は存在せず、遊ぶためには最低でもオンラインで1人のフレンドやユーザーと一緒にゲームに入る必要がある。協力プレイ専用のホラーアクションゲームだ。
オンラインマルチプレイモードの最大許容人数は4名まで。参加人数が多いほど混沌とした予測不能なプレイ展開も見られるようになっているため、フレンドが多い人にもおすすめだぞ。
面白インディーゲームパブリッシャーの新作
開発者はSkog氏、Zorro氏、Wilnyl氏、Philip氏、thePetHen氏の5名で、パブリッシングは人気のインディーゲームデベロッパーである「Landfall Publishing」が担当。
Landfall PublishingはこれまでにSteamへ『TABS』『Stick Fight』『Totally Accurate Battlegrounds』などの面白インディーゲームを多数リリースしている必見の会社だ。
物理演算系のアクションで笑わせてくれるゲームタイトルが多い点が特徴で、着眼点が面白いインディーゲームが揃っているので、こちらも忘れずにチェックしよう。
ちなみにLandfall Publishingの公式サイトでは、所属しているスタッフが個別に画像付きで紹介されているので、興味を持った人は一度パブリッシャーのサイトを閲覧してみよう。
「アイデア勝負」で世界のプレイヤーから愛されているインディーゲームデベロッパーを探している人にもおすすめの新作ホラーアクションゲームで、大きな満足度を得られるはず。
本作は世界観とゲームシステムが「実況配信プレイ」に向いているので、自分のYouTubeチャンネルへ動画を投稿してリアルな視聴回数を狙っていくのもアリだ。
ゲームの特徴
ASCII文字が表示される潜水服風のスーツに身を包んだキャラクターたちを操作しながら、この世界でのYouTubeである「SpöökTube」の撮影に挑むのがゲームの世界観。
不気味なものをカメラに収めることができるほど視聴回数も連動してアップしていくるため、命がけで旧世界を探索しながら発見と遭遇を目指すプレイ要素も大いに捗る。
ちなみに顔面のASCII文字はカスタマイズによって変更することができるため、自分のお気に入りのマスク(顔面表示)を手に入れて個性をアピールするのも面白いだろう。
潜水服風のスーツで生命を維持するための酸素量、映像を記録するために必須のバッテリー残量に注意しながら、不気味さ満点のマップ内を探索するプレイ要素が展開。
探索中に一番大事になるのは、一緒に探索しているフレンドユーザーたちの安否でもあり、ここで自分が「どのように振る舞うか」によって撮影内容も大きく変化していく。
撮影はゲーム内で「3日間」行われ、多くの恐怖現象をカメラに残しているほど拡散されていく仕組み。バズるために命を張るという危険な世界観が秀逸な新作ゲームだ。
「SpöökTube」には広告収益システムが存在。完成した動画の閲覧数が伸びていけば収入も比例して上がり、獲得した資金はアイテム購入などに運用できるようになっている。
無事に生還した仲間プレイヤーたちと一緒になって自宅で動画鑑賞パーティーを行い、視聴回数が伸びていくのを楽しめるという点が作品の魅力で、ここのパートはかなり面白い。
世界には実際に体を張って視聴回数を稼いでいくことを厭わない破天荒なYouTuberたちが多く存在しているが、本作はそんな彼らをカリカチュアした新作ゲームと言えるだろう。
登場する様々な形状をしたモンスターも不気味さ全開で、暗闇から突如出現した場合の衝撃は大きい。ドキドキ感と緊張感、そして恐怖体験を同時に味わえる点が大きな魅力だ。
プレイ中にはヘッドセット経由の「ボイスチャット」を利用してメンバー間でやり取りできるので、リアルで配信動画の作成を目指している人は、発言内容に気を遣うとグッド。
不気味さに包まれたオールドワールドを恐る恐る探索しながら、超常現象や衝撃的な襲撃の瞬間をカメラへ収め、「生きて」脱出して大バズリを目指していこう。
安価な価格設定
Steamでの販売価格は920円と比較的安価。1,000円を切るリーズナブルな価格帯でゲットできる必見のホラーアクションゲームで、フレンドへのプレゼントにも最適だ。
インターフェースはストア上で「英語のみ」となっているが、実は非公式に日本語もサポート。今後正式に日本語インターフェースをサポートする旨が発表されるかもしれない。
前述の通り本作はオンラインマルチプレイ専用のゲームタイトルとなっているので、ソロプレイでは遊べない点には注意が必要。フレンドと申し合わせて購入するのが吉だ。
解除できるSteam実績は現時点で存在せず、またValveの携帯ゲーム機「Steam Deck」との互換性についても認証が取れていないが、今後変わる可能性は残されている。
Steamストア上には毎日のように世界各国の新作ゲームが登場するため、Valveによる互換性の確認も大いに遅れている。本作も大ヒットすれば、審査スピードが早まるかもしれない。
システム要件
単純化された3Dグラフィック描画を持つ作品のため、PCへの要求スペックは中程度に抑えられている。推奨環境で提示されているグラフィックボードはGTX 1060クラスだ。
CPUの推奨モデルは、3.0GHzで動作するIntelのi5クラスもしくはRyzen5クラスのプロセッサーなので、現行のローエンドなゲーミングPCがあれば問題ないはず。
ただしプレイ動画をキャプチャーしながら実況配信を行っていく場合、ミドルスペック帯のゲーミングPCで遊んだほうが安定感があるため、パーツ構成には注意しておこう。
メインメモリの最低搭載量は8GBと控えめで、推奨は16GB。これはほぼ全てのPCゲーマーがクリアできる数値となっているため、メモリの量でそれほど心配することはない。
インストールサイズは最大6GB程度と、PCゲームにしては非常に軽量。ストレージの心配をあまりせずにダウンロードできる点も魅力の新作ホラーアクションゲームだ。
バズる動画の撮影を目指して命がけのミッションへ挑むおすすめの新作ホラーアクションゲーム『Content Warning (コンテンツ・ウォーニング)』は、現在Steamで好評配信中。
作品の主題と同じく、実況配信を行って再生回数を稼ぎたい人にはピッタリのタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアへアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】みんなでバズろう!
ゲームプレイの流れ
『Content Warning (コンテンツ・ウォーニング)』では、最初に自宅兼ブリーフィングセクションで「計画」を見ながらプレイの流れを皆と一緒に確認できる。
参加しているプレイヤーの目標は「SpöökTube」に動画を投稿してバズらせること。ただし生きてカメラを持ち帰らないと意味がないので、心して取り掛かろう。
キャラが潜水服風味の特殊なスーツを着ている関係上、プレイ画面の見え方は「魚眼レンズ」風で、ファーストパーソンビューが高い没入感を提供してくれる。
部屋から外へ出ると、ポーチに撮影用のカメラが置かれている。Eキーを押して手に入れるとすぐにカメラを構えられるので、最初に撮影方法の各種操作を覚えておこう。
アイテムを収納できるインベントリは3つ。暗部が多い旧世界のステージ内部で必須となるフラッシュライトは、使っているとどんどんバッテリーが減っていく仕組みだ。
なお、自宅の外にある庭には各種アイテムを注文できる便利なボックスが置かれ、動画の収益で獲得したお金をここで消費しながら、さらに良いアイテムを取り寄せられる。
購入できるアイテムにはアップグレードされた装備品やエモート、小道具、医療機器などのガジェットが存在するので、バズリ動画を生み出して儲けながらアイテムを揃えていこう。
メンバー全員が出発準備を整えたら、いよいよ潜水艦に乗って恐怖の「オールドワールド (旧世界)」へと向かう時。画面上部にクエストが表示されるので、迷わず行動できるはずだ。
次のステップ「怖いものを撮る」
潜水艦のハッチを開けると、不気味さ満点の「オールドワールド (旧世界)」の探索と撮影がスタート。ここでの目標は「怖いものを撮る」ことで、撮影の腕前と俊敏さが問われるぞ。
仲間プレイヤーとのボイスチャット音声は、別画面で「ボリューム」を調整することが可能。相手の声が大き過ぎる場合や小さすぎる場合には、適宜調整していくと良いだろう。
オールドワールドの内部では、プレイヤーの一瞬の判断ミスが命取りになる。怪物に襲われてHPがゼロになった時点で行動不能になってしまうため、慎重に行動することが大切だ。
ちなみにモンスター襲撃などによって参加メンバー全員が「HPゼロ」の状態となった場合には、強制的に地上に戻されてやり直し。病院からの請求書が来るというおまけ付きだ。
上手く撮影して「生きて」映像を持ち帰った場合には、庭にある「抽出機」にカメラを投入してDVD風のメディアに焼き、それをリビングのTVからチャンネルへアップロードできる。
するとその後TVに撮影した映像が流れ、右横にNPCの視聴者が次々とコメントを寄せてくれる仕組みだ。内容が素晴らしいほど再生回数も上がっていくぞ。
ついさっきまで必死で逃げ回って撮影してきた映像を客観的に眺められる点が魅力で、英語ながら視聴者のコメントも流れてきて面白い。よく出来たインディーゲームだ。
総評
「不気味なものを撮影してバズる」という行為がいかに大変かを思い知らされるゲームであり、プレイ中は理不尽にも思える突然の展開に出くわすことも多い。
構造がよく把握できない暗いステージ内で突如追いかけ回される際の恐怖感は最高で、仲間が追われている光景をしっかり撮影する行為も面白さを加速。
協力プレイ要素で誰かが「おとり」になって敵モンスターを引き寄せるなどの行為も可能だが、モンスターは複数同時に出現することもあるので、注意が必要。
悲劇が喜劇に変わる瞬間を何回でも楽しめるおすすめの新作ホラーアクションゲームで、参加メンバーが多いほど大きな盛り上がりを見せることだろう。
バズる動画の撮影を目指して命がけのミッションへ挑むおすすめの新作ホラーアクションゲーム『Content Warning (コンテンツ・ウォーニング)』は、現在Steamで好評配信中。
リアルの実況配信を行っている人にとっては神タイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアへアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】みんなでバズろう!
Content Warningスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 または AMD FX-6300 | Intel Core i7-6700K または AMD Ryzen 5 1600 |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 760 または AMD Radeon R7 260x | NVIDIA GeForce GTX 1060 または AMD Radeon RX 580 |
VRAM | 2GB | 6GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | バージョン11 | バージョン11 |
備考 |
(C)Landfall Publishing
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