『エンダーマグノリア: ブルームインザミスト』は、2024/3/26からSteamで早期アクセス版が配信されているBinary Haze InteractiveのPC向けアクションRPG。
美しいグラフィックと前作を凌駕する探索・バトルシステムが特徴で、『ENDER LILIES』ファンの人、アーティスティックな感性を持つゲームが好きな人におすすめ。
- ファン待望の続編
- パワーアップを遂げた世界
- 美しいプレイ画面
幻想的な世界が光るアクションRPG
現在PCゲームのポータルサイトSteamで早期アクセス版が配信中の『エンダーマグノリア: ブルームインザミスト』は、人気ゲームの後継作。
前作は2021年に発表されたダークファンタジーアクションRPG『ENDER LILIES (エンダーリリーズ)』で、本作はその数十年後の世界を描くファン必見のタイトルだ。
2D横スクロール型の探索アクションRPGであるという骨子は前作と同じで、本作ではさらにパワーアップを遂げた探索の遊びと深みを増したバトルシステムを体験できる。
プレイヤーは暴走する悲しき人工生命体「ホムンクルス」によって滅びゆく終末世界を探索しながら、人とホムンクルスの救済を目指していくことになる。
なお、本作を配信しているBinary Haze Interactiveは、小林宏至氏によって2020年に設立されたパブリッシャーで、ゲーム企画とプロデュース、販売を行う会社。
ゲームはPC版以外にNintendo Switch、Xbox Series X|S、PS4/PS5向けにも配信が予定されている。今後の開発進捗も気になる必見のゲームタイトルだ。
『エンダーマグノリア: ブルームインザミスト』の世界観
舞台は、地下に眠る膨大な魔力資源によって栄えた魔法大国「煙の国」。発展の末に生み出された人工生命「ホムンクルス」は輝かしい未来をもたらすはずだった。
地下から吹き上がる穢れた煙はホムンクルスを狂わせ、暴走する怪物へと変貌した。
ホムンクルスを救済する力を持つ調律師「ライラック」は、下層深くの地下の実験場で目覚め、この国の悲劇に大きく関わる一人の「ホムンクルス」と出会う。
ライラックは契りを結んだホムンクルスと共に、失われた記憶と大切な仲間の行方を探して広大な煙の国での旅を始める。
これは死の雨の災厄から数十年後の、終末の世界で描かれる破壊と再生の物語。
ゲームの特徴
魔法と機械文明が発展して上に積み上がり階層化した魔法大国「煙の国」は美しさ満点の2Dアートで再現されており、幻想的なダークファンタジー世界を楽しめる。
本作はソロプレイ専用のタイトルとなり、オンラインとローカルでのマルチプレイには非対応。雰囲気満点のダークファンタジー世界をじっくり体験しよう。
ゲーム内で聴くことができるサウンドトラックは、前作『ENDER LILIES (エンダーリリーズ)』に引き続き、音楽集団「Mili」が全楽曲を担当しているぞ。
バトルで恐るべき強敵キャラクターたちと戦いながら魂を解放することで、ホムンクルスたちは主人公ライラックの仲間になってくれる。
ユニークな性能を持った仲間キャラクターたちのスキルは合計で30種に及び、装備・レリック・アイテムなどの収集・成長要素も前作の倍以上のボリュームアップ。
より豊かになった仲間キャラクターたちとの会話システムで出会う人々の話に耳を傾けながら、時には助け助けられつつ物語の真相へと迫っていこう。
本作では新たに「難易度選択」機能が導入されており、初心者ユーザーからハードコアなゲーマーまで幅広いプレイスタイルに対応するようになった。
世界観に浸りながら遊びたい場合には前作もプレイすることが推奨されるが、本作からプレイを始めても満足できる体験を得られることだろう。
早期アクセス版の現状
現時点の本作には1つの街と序盤4エリアの探索要素、エリア毎に異なる個性を持つ敵(ボスキャラ含む)、仲間キャラ、序盤で入手可能なアクションとスキルが実装されている。
またスキルは強化可能で、クラフトショップやオプション機能も利用可能。早期アクセス版というよりは「先行プレイ版」という立ち位置になっているそうだ。
Steamでの販売価格は1,980円で、この価格は正式バージョンで値上がりする可能性が示唆されている。安価な今のうちに購入するのもアリだろう。
なお、Steamで早期アクセス価格の製品を購入した場合、その後値上がりしてもプレイヤーは追加料金を一切払うことなくゲームをアップデートできる。
ゲームは標準で日本語インターフェースと字幕をサポートしており、Xboxコントローラーでの操作もフルサポート。開発者はコントローラー操作を推奨している。
正式版への展望
半年から約1年後に配信される予定の正式バージョンでは、さらに多くのステージとキャラクター、敵が追加され、ゲーム全体が充実する予定。
フィードバックはSteamの掲示板で確認される予定になっているので、ゲームに対する要望や意見がある人は、積極的に書き込んでいこう。
なお、ゲームに関する最新情報は公式XアカウントやYouTubeチャンネルで随時配信予定。ファンの人はフォローしながら進捗状況を確かめておこう。
要求スペック
PC版のシステム要件はかなり控えめ。推奨されるメインメモリの搭載量は8GBで、グラフィックボードは2GBのVRAMを実装しているもので良い。
インストールサイズも現時点では2GBとスマホアプリ並の軽さ。ただしこのサイズは今後の開発進捗に従って肥大化する可能性もある。
なお、開発者は本作のプレイに対して16:9比率のモニターを推奨しているので、異なるサイズのモニターを所有している人は画面表示に注意が必要だ。
前作から大幅にパワーアップを遂げた新作ゲーム『エンダーマグノリア: ブルームインザミスト』は、現在早期アクセス版としてSteamで配信中。
興味が湧いた人は今すぐストアへアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】ファン必見の新作!
エンダーマグノリア: ブルームインザミストスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 / AMD FX-6300 | Intel Core i7-8700K / AMD Ryzen 5 3600 |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 760 / AMD Radeon R7 260x | NVIDIA GeForce GTX 1070 / AMD Radeon RX Vega 56 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | Version 11 | Version 12 |
備考 |
(C)BINARY HAZE INTERACTIVE Inc.
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