『Running Robot Man 4』は、2023/2/7からSteamで「早期アクセス版」が配信されているSlightly Esoteric Studiosの購入型PCゲームで、自動生成されていくダンジョンの突破を目指すアクションゲームタイトル。
AIによって自動生成されるダンジョンをサードパーソンビューでキャラクターを見ながら遊べるゲームシステム、スタイリッシュな世界観とデザイン性豊かなステージ構造、オンラインで実現するマルチプレイが魅力で、知られざるインディーゲームを発掘してプレイすることが好きな人、アクションゲームファンにおすすめの新作。
自動生成ダンジョンに挑むアクションゲーム
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で早期アクセス版が配信されている『Running Robot Man 4』は、AIによって自動生成されるダンジョン内部でアクションバトルと移動要素を楽しめるおすすめの新作。2019年から続くシリーズ作品の4作目にあたるインディー系アクションゲームタイトルだ。
ナンバリングタイトルは「4」となっているが、現在Steamストアで他のシリーズ作品は販売されておらず、本作が初の商業作品となっている。ロボット型のプレイアブルキャラクターをサードパーソンビューで操作しながら、キレのあるアクション操作を楽しめる点が大きな魅力となっており、その出来栄えは見事だ。
▲自動生成されていくダンジョンでアクション性抜群のプレイを楽しめる新作インディーゲームだ。
ステージ内には危険な溶岩地帯などがあり、落ちないようにジャンプ移動しながら先を目指すプレイ要素も大いに捗る。ロボットが主役のゲーム作品らしく、レーザービームを発して敵と戦うアクションバトル要素があるなど、SF的な雰囲気も存分に味わえる点がポイント。不思議な世界観を持つ作品が好きな人にもおすすめだ。
ゲームを開発しているのは、個人で作品開発を手掛けているプログラマーのJackson Nexhip氏で、パブリッシングはSlightly Esoteric Studiosが担当。ゲームの公式サイトは存在しないが、氏が自分の公式YouTubeアカウントを持っており、そこで様々な動画をアップロードしているので、興味がある人は見てみよう。
ほぼワンコイン価格でゲットできるお手軽な値段設定も魅力
Steamでの販売価格は580円と安価で、現在はリリース記念セールとなる10%引きの522円で購入できる。この価格は正式バージョンで値上がりする旨がアナウンスされているため、底値となっている今のうちにゲットするのも手。早期アクセス価格で購入した場合でも、アップデートは無料で導入することが可能だ。
ストアでは日本語インターフェースと字幕・音声をサポートしていると表記されているが、ゲーム内で意味のある会話は発生しないため、これは誤り。日本語吹き替えの声優がセリフを喋るということはないので注意しておこう。開発者はより多くの国のゲーマーに注目してもらいたいという意図で記載したに違いない。
▲ゲームはユニバーサルデザインで構築されている。遊べば分かるゲームシステムが特徴だ。
早期アクセス版ながら、解除できるSteam実績が13種類実装されている点も魅力。また汎用コントローラーでの操作も部分的ながらサポートされているため、普段ゲームをコントローラーで遊ぶことが多い人も安心だ。詳細については後述するが、PCへの要求スペックも低めになっており、参入の敷居は低い。
ソロプレイ以外にオンラインで4名のプレイヤーが協力プレイを体験できる点も作品の大きな特徴で、パーティーゲーム風にワイワイとダンジョン攻略に乗り込めるので、利便性も抜群。安価な購入価格も併せておすすめできる作品と言え、現状でもエンドゲームまで進めることができるようになっている点もグッドだ。
自動生成されていくダンジョンの突破を目指すアクションゲーム『Running Robot Man 4』は、現在「早期アクセス版」としてSteamで好評配信中。知られざるインディーゲームを発掘してプレイすることが好きな人にもおすすめだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】ロボットになってダンジョンを冒険!
ゲームシステム
『Running Robot Man 4』の特徴は、サードパーソンビューで自分が操作するロボットを見ながらスリリングなダンジョン攻略にチャレンジできる点。ジャンプアクションはかなりスリリングで、落ちたら終わりの溶岩地帯なども出現するため、緊張感を保ちながらプレイできるようになっている。面白さ満点の新作だぞ。
プレイアブルキャラクターのロボットは、頭に武器となるレーザーの発射口を備えており、ダンジョン内部に出現する敵キャラクターを攻撃できる。シャープな攻撃スタイルとキレッキレのアクション要素が作風で、最新ゲームらしいハイテンションな移動アクションと攻撃スタイルを両立している点が素晴らしい。
▲破壊力抜群のレーザーで敵を攻撃できるロボット。出くわした敵を次々に粉砕しながら進もう。
ゲームにはゴーストのような敵キャラクターが出現。ボロ布を纏っているような外見を持つファンタジー系のキャラクターで、壁をすり抜けてロボットに近づくことができるため、戦う際には苦戦を強いられることになる。ダメージを最小限に留めるために素早く移動しながら、的確な攻撃を相手に当て続けて撃退しよう。
AIが自動生成していくダンジョンも大きな魅力と言えるが、そのレベルデザインはかなり起伏に富んでおり、前述の溶岩が真下にある場所も登場するなど、かなりトリッキーな移動アクションも展開する点がポイント。ロボットの動きが早めに設定されているため、操作ミスを起こすとすぐにゲームオーバーになってしまう。
移動アクションの難易度はやや高め
ただし本作には落ちても復活できるシステムもあるため、何度もチャレンジしながら先を目指す事ができて便利。移動スタイルには前方回転アクションや、飛び上がった時点で「傘」を開いてゆっくりと降下していくアクションなどがあるので、これらをマスターして思った通りに動き回れるようにしておくと安心だ。
繊細な操作を要求されるアクションゲームが得意な人には向いている作品と言えるが、その反面アクションゲームが苦手な人は特定のエリアで移動そのものに苦戦する可能性があり、歯応えのあるプレイ要素を体験できるはず。総合的な難易度はやや高めで、その難しさがチャレンジ精神に火を付けてくれる。頑張ってクリアしよう。
▲移動アクションの難易度はやや高め。操作に慣れないと同じ場所で詰む可能性がある。
ゲーム自体には2種類の難易度が設定されているので、まずは優しい難易度でプレイを進め、アクションの腕前に自信が付いてきたら高難易度にチャレンジしていくと良いだろう。安価な作品ながら遊び甲斐は満点で、思わず夢中になってプレイを継続してしまうはず。アイデア勝負のインディーゲームらしいタイトルだ。
最大4名のプレイヤーが一緒に遊べるマルチプレイモードは、作者のJackson Nexhip氏が兄弟と一緒にテストプレイをしたそうで、その出来栄えと完成度は公式YouTubeチャンネルの動画で確認できる。マルチプレイになるとゲームのプレイ体験そのものが変わって面白さも増していくので、フレンドと一緒に遊んでみよう。
【おすすめポイント】楽しさ満点のプレイが展開!
システム要件
『Running Robot Man 4』の要求スペックは低め。推奨環境で提示されているグラフィックボードは「GTX 770」となっており、CPUの推奨モデルは2.5GHzで動く「i-7」クラスのプロセッサーとなっているため、現行のローエンドなゲーミングPCでも余裕で遊べる。インディーゲームらしい「軽さ」が光る新作だ。
OSに関してはWindows 10以上が必須なので、事情があって古いOSのままでいる人は要注意。メインメモリの推奨搭載量は8GBと一般的で、これをクリアできる人は多いはずだ。ちなみに最低動作環境で提示されているグラフィックボードは「GTX 550」クラスで、内蔵GPUは動作サポート外となっているぞ。
▲PCへの要求スペックはかなり低め。インディゲームの鑑のような作品に仕上がっている。
インストールサイズも2GBとスマホアプリ並みに軽く、普段ストレージが逼迫している人でも安心してダウンロードできるサイズと言える。HDDやSSDに入れっぱなしにしても問題ないサイズで、事前に空き容量を確保する下準備もほぼ不要なので利便性も高い。価格面も含め、あらゆる面で参入の敷居が低いゲームタイトルだぞ。
【おすすめポイント】軽さが嬉しいアクションゲーム!
正式版への展望
約半年後の正式バージョン配信を目指して開発が継続中の『Running Robot Man 4』は、今後のアップデートで新たな敵キャラクターと追加の難易度、新たなゲームメカニズムを実装していく予定。その中には100階になったダンジョン構造なども含まれるそうで、今後ゲームがどのように進化していくのかが非常に楽しみだ。
作者は本作をアクションゲーム上級者に向けて開発しており、アップデートでさらに歯応えのあるプレイ要素を体験できるようになっていくはず。スリリングなプレイ要素と繰り返しに強いシステムが同居すれば、今後さらにファンを増やしていくことになるだろう。作品の完成と正式バージョン配信に期待しよう。
▲現在は2つ目のダンジョン制作に取り掛かっているとのこと。開発進捗が楽しみなタイトルだ。
自動生成されていくダンジョンの突破を目指すアクションゲーム『Running Robot Man 4』は、現在「早期アクセス版」としてSteamで好評配信中。激ムズ難易度の実装も予定されている注目のインディーゲームタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】正式版に期待の新作!
Running Robot Man 4スペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB RAM | 16GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 760 | NVIDIA GeForce GTX 1070 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 |
(C) Slightly Esoteric Studios.
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