『Disembowel』は、2022/11/25からSteamで正式配信されているYandere Gameworksの購入型PCゲームで、怪奇現象を調査・記録するレポーターとして恐怖体験に挑む新作ホラーアクションゲームタイトル。
カメラでマップ内のアイテムを記録することで生還できるユニークなゲームシステム、ほぼワンコイン価格でゲットできるお手軽な値段設定、最大4名のプレイヤーが一緒にボイスチャットで盛り上がれるオンラインマルチプレイが大きな魅力で、CO-OP要素を楽しめるホラーアクションゲームが好きな人におすすめ。
カメラを手に脱出に挑むホラーゲーム
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信中の『Disembowel』は、世界中の怪奇現象を調査していくリポーターとして恐怖の脱出アクションにチャレンジしていくおすすめの新作。カメラで特定のオブジェクトを撮影することが勝利条件というユニークなゲームシステムが光るホラーゲーム作品だ。
ゲームはソロプレイ以外に、最大4名のプレイヤーが一緒にCO-OP要素で遊べるオンラインマルチプレイにも対応しており、フレンドと一緒にボイスチャットで盛り上がりながら遊ぶことも可能。PCユーザーのフレンドが多い人には特におすすめのタイトルで、ゾクゾクする恐怖体験を分かち合えるぞ。
▲プレイ視点はファーストパーソンビューを採用。危険なエリアの調査・撮影に挑戦していく。
現時点で用意されているマップはエジプトを想起させる遺跡1種類で、オープンワールドで再現されたマップ内を探索しながら、呪いの元凶となっている「ファラオの杖」を写真に収めていくプレイが展開。ただしマップ内には訪問者に容赦ない攻撃を加える番人が存在しているため、逃げ回るプレイも必要だ。
アクションゲーム作品ではあるものの、プレイヤーには攻撃手段が用意されておらず、また生還するための条件となっているファラオの杖が毎回ランダムで配置されていくため、何度プレイしても手に汗握る展開が起こる。写真撮影に必要なカメラのバッテリーが切れても終わりなので、スリルは満点だぞ。
ほぼワンコインでゲットできるお得な新作タイトル
ゲームを開発しているのは、普段スペイン語で会話するVTuberエージェンシー「YandereLive」が運営しているインディーゲームデベロッパーの「Yandere Gameworks」。日本語の「ヤンデレ」を名前に付けているあたりに親日感情が窺えるデベロッパーで、実際本作は日本語UIにも対応している。
Steamでの販売価格は520円と安価。現在はリリース記念価格となる15%引きの442円で販売されており(2022/12/2までの期間限定価格)、ワンコイン価格でゲットできるお手軽なタイトルとなっている。マルチプレイが最高に面白いホラーアクションゲーム作品なので、フレンドにプレゼントするのもアリだ。
▲迷宮のような遺跡内部で特定アイテムを撮影しながら生還を目指すホラーゲームだ。
現段階でプレイできるマップが1種類という点で引っかかる人がいるかも知れないが、本作は前述の「ランダム要素」でリプレイ性を高めており、また後日の無料アップデートでさらなるマップが実装されていくことがアナウンスされているので、今後も長く遊べる作品になっていく可能性は高い。
解除できるSteam実績は1つも存在せず、この点は少々残念だが、安価な価格帯がその難を補っている。また、詳細については後述するが、PCへの要求スペックもそれほど高くなく、幅広いPC構成のユーザーがプレイできる作品になっている点もポイント。インディーゲームらしい軽さも光る新作だ。
怪奇現象の謎を記録するために活動するレポーターとして恐怖体験に挑む新作ホラーアクションゲーム『Disembowel』は、現在Steamで好評配信中。フレンドユーザーが多い人には断然おすすめのタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】CO-OPで遊べるホラーゲーム!
ゲームシステム
現時点の『Disembowel』に用意されているマップは「遺跡」1種類。プレイヤーは呪いは発生しているこの地を調査しつつ、呪いの根源である「ファラオの杖」をカメラに収めなくてはならない。生きた人間が入ることを拒絶する巨大な墓地内部を探索していくスリリングなプレイ要素が展開するぞ。
プレイヤーの装備は、暗がりを照らし出す懐中電灯と暗視機能付きのカメラのみ。前述の通り本作は攻撃要素がない「逃げ回り型」のホラーアクションゲーム作品なので、遺跡を守護している敵キャラクターが出現した場合には全力で逃げ回らなくてはならない。用心しながら広大な遺跡の探索を進めていこう。
マップのレベルデザインはかなり手が込んでおり、初見でプレイすると迷いやすい。4名が参加できるオンラインマルチプレイでプレイを進める際には、お互いがボイスチャットで交信できる状態を確保し、手分けしながら「ファラオの杖」を発見していこう。すべての場所をくまなく調べる必要があるぞ。
▲いつ襲われるか分からない恐怖感に耐えながら探索を進めていくプレイが最高に怖い。
プレイ中にカメラモードに切り替えると、画面が暗視カメラ視点に変更され、視認性も向上する。常にこの視点でプレイすると楽に思えるが、カメラには「バッテリー」が減少するシステムがあるので、むやみに起動し続けることはできない。バッテリーが切れると撮影が不可能になってしまうので、注意しよう。
突如出現する敵キャラクターの追跡をかわしながらファラオの杖を発見していく要素はかなり難しく、また方向感覚が鈍いと同じ場所を徘徊する羽目になってしまうため、ソロで自信がない場合には迷わずフレンドに助けを求めるのが吉。最大4名のCO-OPを繰り広げることでプレイの難易度も大きく下がるはずだ。
ゲームには便利なミニマップ機能が存在せず、プレイヤーは広大な箱庭マップで再現された遺跡内部の様子を自力で頭の中で描く必要がある。暗い上に込み入った構造を持っているので、あてもなく彷徨うとかなり危険。方向感覚に優れたフレンドユーザーと一緒に遊べば、安心して行動できるだろう。
ボイスチャットの音声で恐怖感も倍増
協力プレイ型ホラーゲームの楽しみは、仲間プレイヤーの恐怖体験をボイスチャットで感じられる点で、本作でも離れた場所にいるプレイヤーが突如叫び声を上げることもあり得るため、音声で恐怖感が倍増すること請け合い。パニックになりながら必死に逃げ回るプレイも最高に面白い新作だ。
▲墓場の番人は容赦なくプレイヤーを追いかけてくる。逃げる怖さを体感できるホラーゲームだ。
前述したリプレイ性の高さも本作の魅力で、一度発見した場所に「ファラオの杖」があるとは限らないため、毎回緊張感満点のプレイを味わえて楽しい。ゲームに完璧な攻略法は存在せず、全てはプレイヤーのアクション要素と頭脳プレイ要素にかかっている。スリリングなプレイが際立つ必見のタイトルだぞ。
【おすすめポイント】マルチで盛り上がれるホラーゲーム!
システム要件
『Disembowel』のシステム要件は低め。ストアの最低・推奨要件で提示されているグラフィックボードは「HD 7900」クラスのパーツとなるため、ローエンドなゲーミングPCでも問題なく起動できる。CPUの推奨要件モデルは「i-5」クラスもしくは最新世代の「i-3」で、プロセッサー面の敷居も低い。
メインメモリの推奨搭載量は4GBと控えめで、これは大半のユーザーがクリアできる条件。ただしOSに関してはWindows 10以上が求められるため、Windows 7や8.1で遊んでいるユーザーは要注意。よほどの理由がない限りは、この機会にOSのアップグレードを検討するのもアリだろう。
▲PCへの要求スペックはかなり低い。幅広いユーザーが気軽にインストールできる作品だ。
インストールサイズは最大で10GB。ただし今後無料アップデートで新マップが実装された場合、このサイズよりも大きくなることが予想されるので、ダウンロードする際には余分にディスクスペースを確保しておくと安心だろう。何れにせよ最終的なサイズはAAAタイトルよりも少なくなるはずだ。
【おすすめポイント】軽さも魅力の新作ゲームタイトル!
今後のアップデートに期待
最大4名のCO-OPを体験できる新作ホラーアクションゲーム『Disembowel』は、ストアで名言されているアップデートが楽しみなタイトル。プレイできるマップが増えればさらに多くのユーザーを獲得できること必至で、マルチプレイの面白さを気軽に味わえる安価なホラーゲームとして人気を博すだろう。
実際ゲーム設定ではプレイヤーが「世界を股にかけるリポーター」となっているので、エジプト風のマップだけで終わらせることはできないはず。今後のマップが「どの国」をモチーフにするのかは現段階で不明だが、スタジオは公式Twitterアカウントも持っているので、気になる人はフォローしておこう。
▲新マップが実装されれば、息の長いインディー系ホラーアクションゲームになるはずだ。
開発元のHighlander Interactiveはかなりユーザーフレンドリーなスタジオで、Steamストア内でユーザーに個別の返答も行っているほか、ゲームの不具合情報についてもまめにアップしている。ユーザーと真摯に向き合う姿勢が感じられる点はかなり好印象で、このようなデベロッパーは信頼に値する。
地球上の謎を記録するために活動するレポーターとして恐怖体験に挑む新作ホラーアクションゲーム『Disembowel』は、現在Steamで好評配信中。今後の最新情報にも注目したい新作ゲームタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】さらなる進化に期待のホラーゲーム!
Disembowelスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-6600K | Intel Core i7-9700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 970 | NVIDIA GeForce RTX 2070 |
VRAM | 4GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 |
(C) Yandere Gameworks.
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