累計1000万DLの大人気対戦ゲームがリニューアル!
LiTMUSとAimingがiOS/Android向けにリリースした非対称型対戦アクションゲーム。コロコロコミックで漫画版が連載するほどのブームを巻き起こしている『脱獄ごっこ』がパワーアップして2022/11/17に新登場だ。
リアルタイムで他プレイヤーとすばやくマッチング。密室空間に閉じこめられた市民となって、仲間たちとともに脱出をめざそう。市民に化けている人狼の正体を暴けるかがポイントだ。
人狼になったら、バレないよう立ち回りながら市民を襲うハラハラの狩りゲームが楽しめるぞ。
人狼が2人に増えるケイドロや市民同士で陣地を奪いあう5vs5など、ルールはさまざま。動画配信に適した実況モードや友だち同士でワイワイ遊べるクランもあり、好みに合わせた遊び方が可能になっている。
ドキドキの心理戦や駆け引きが楽しめる対戦アクションが好きな人におすすめ。
大人気の非対称型対戦アクションの進化系が登場
脱出ゲームと人狼ゲームの融合をコンセプトに、2019年にリリースされたオンライン対戦アクション『脱獄ごっこ』。
カジュアルな雰囲気と駆け引き要素のミスマッチが話題となり、アプリは1000万ダウンロードを達成、コロコロコミックでコミカライズが連載するなど大ヒット中の人気ゲームである。
2022/11/17にリリースされたスマホアプリ『脱獄ごっこ PRO』は、そんな『脱獄ごっこ』をリニューアルした非対称型対戦アクションゲームだ。
本家アプリで実装されている各種ルールはそのままに、グラフィックや機能などを一新。より遊びやすくなった期待の新作ゲームなのだ。
非対称型対戦ゲームとは、参加プレイヤーごとに役割や仲間人数が異なり、それぞれの立場で勝利をめざすPvP中心のゲームを指す。有名なタイトルとしては、『Dead by Daylight』『ドラゴンボール ザ ブレイカーズ』『Among Us』などが挙げられるだろう。
『脱獄ごっこ PRO』では、リアルタイムでマッチングした複数のプレイヤーが多数派の市民と少数派の人狼に分かれて、それぞれが目的を達成するためにステージで行動していく。
プレイヤーによって立場が違うからこそ生まれる推理や駆け引きは、ハマればヤミツキになること間違いなし。知恵とテクニックを競いあうPvPが好きな人にぴったりなオンラインゲームだ。
次の項目からは、さらに『脱獄ごっこ』の具体的な遊び方や魅力について解説していくぞ。
市民or人狼?脱出or全滅?立場によって変わる脱獄ごっこ!
本作に実装されているゲームは、大きく分けて3つのルールに分かれている。まずはもっともオーソドックスな脱獄ごっこから見ていこう。
脱獄ごっこでは、4人のプレイヤーが3人の市民と1人の人狼に分かれて勝負をおこなう。プレイヤーは密室となっているステージを探索して、先に目標を達成した陣営が勝利となる。
操作はスマホ横持ち画面で仮想パッドを使う一般的なものなので、少し練習すればだれでもキャラを動かせるだろう。
市民の主な勝利条件は、ステージからの脱出だ。ステージの至るところには大量の宝箱が隠されており、その中には脱出ボタンが入った宝箱が混ざっている。
市民が6個の脱出ボタンを押してゲートから脱出できれば市民の勝ちだ。ゲーム中はチャットによるコミュニケーションがとれないため、市民同士は相手の行動を考えながら自分の動きを決める必要がある。
自分勝手な行動は負けに繋がるので、市民はチームプレイを意識したい。
一方、人狼の勝利条件は市民の全滅かタイムアップである。だれが人狼かは人狼自身にしかわからないため、うまくロールを偽装しながら不意打ちして市民を倒していくのが基本的な動きとなるだろう。
人狼は専用の武器やトラップを持っており、1対1の戦闘ならば市民を簡単に倒せるバランスに調整されている。1人きりだからこその特典が多いのが人狼なので、仲間がいなくても十分に戦えるぞ。
脱獄ごっこの勝敗は、「人狼が正体を隠し通せるか」あるいは「市民がいかに早く人狼の正体を見抜けるか」にかかっている。
確かに人狼はとても強い。だが、ゲームが始まってすぐに人狼とバレてしまうと、多数派の市民から総攻撃を受けてしまうのだ。HPがゼロになると人狼の負けなので、人狼は市民を狩りながらもバレないよう慎重に動く立ち回りが要求される。
- 市民を攻撃する瞬間を見られないようにする
- 宝箱の周りをうろついてスイッチを探しているフリをする
などがコツだ。
市民は脱出ボタンを探しながらも、誰が人狼かを常に推理するのが勝ち筋となる。他プレイヤーの動きを観察したり、高い所にのぼって全体の状況を俯瞰したり、さまざまなアプローチで人狼を見破りたい。
本作には「自分は〇〇が人狼だと疑っている」と他プレイヤーに伝える機能もあるので、人狼のめぼしがついたら推理を周知してみよう。正解ならキミがそのゲームのヒーローだ。
ただし、疑い機能は人狼も使えるので要注意。もし自分が通知を受け取ったら、うのみにせず冷静に判断するように。
脱獄のためのスイッチを探しながら、市民に混ざった人狼を推理する…コンセプト通り、脱出ゲームと人狼ゲームを見事に融合させているのが脱獄ごっこだ。
観察や推理といった頭脳プレイはもちろん、逃げたり戦ったりをこなすアクションプレイの腕前も問われる総合的な対戦ゲームといえるだろう。
本格的な非対称型対戦ゲームをスマホで遊びたいなら、ぜひ本作をプレイしてみてほしい。
牢屋と2人の人狼がミソ。ケイドロをご紹介
ここからは2つ目のゲームモードであるケイドロを見ていこう。目的は脱獄ごっこと変わらず、市民は脱出を、人狼は全滅をめざす。違うのは参加人数で、市民6人・人狼2人の組みあわせでおこなう集団戦となっている。
ケイドロ特有の要素として、牢屋のが挙げられるだろう。このルールでは市民のHPがゼロになると、自動的にステージのどこかにある牢屋に送られる。牢屋にいる市民が他プレイヤーの市民に助けてもらうとゲームに復活できる仕組みだ。
多人数で人狼の動きをかく乱するのが市民の基本戦術になるため、牢屋にいる仲間の救出はかなり重要といえる。市民は人狼の目をくぐり抜けて仲間を助けられるかがポイントだ。
誘導役と救助役を分けるなど、多人数だからこその連携プレイで救出が成功すると気持ちいいぞ。
逆に人狼なら、そうやって助けに来た市民を返り討ちにしたいところ。この絶妙な駆け引きがケイドロの魅力である。
また、人狼が2人いるのもケイドロの特徴だ。脱獄ごっこでは1人ですべてをこなさなくてはならない人狼も、2人になれば効率は一気にアップ。1人は市民を狩るのに集中してもう1人は牢屋近くで救出を警戒する、といったチームプレイも捗るだろう。
ただし、市民にバレるリスクも2倍になる点には気をつけたい。たとえば一緒に行動している2人組のうち1人が人狼だと判明すれば、もう1人も芋づる式に人狼だと市民に気づかれる可能性が高くなるだろう。
なるべく市民に人狼同士の繋がりを悟られないよう行動したいところだ。これは人狼ゲームでいう「ライン」の概念に似ている。
人数が増えただけでなく、牢屋や2人組の人狼といった要素でぐっと戦略性に幅が生まれているのがケイドロである。
ノーマルな脱獄ごっこに飽きた人や、現実のケイドロが好きな人におすすめしたい。
市民同士で陣取り合戦!5vs5を解説
3つ目のモードである5vs5は、市民vs人狼ではなく市民vs市民で戦う特殊ルールとなっている。
プレイヤーは5人ずつ2つの陣営に分かれて、広いマップ上に点在する相手の拠点を奪いあう陣取りゲームをおこなう。
先に相手の本陣を制圧したチームの勝利。制限時間内に決着がつかなかった場合は、奪った拠点の数やキル数を総合したポイントで勝敗が決まるシステムだ。
5vs5では人狼がいないため、推理の必要はない。純粋なアクションゲームの腕前や即席の仲間たちと連携できるチームプレイのうまさがカギになるぞ。
拠点の争奪戦では相手のチームメンバーとの戦闘がつきものであり、スペックが変わらない市民同士だからこその伯仲したバトルが楽しめる。
1対1のタイマンを遠くから援護したり、援護している敵を不意打ちしたり、戦いを無視して敵陣に切りこんだり…戦況に応じて自分なりの戦略で挑めるのが5vs5の面白いところだ。
TPS(三人称視点のシューティングゲーム)対戦ゲームのノリで没頭できるモードであり、プレイヤーの中には5vs5ばかり遊ぶ人もいるほど。
「推理が苦手だからもっとシンプルに敵と戦ってみたい」と思うなら、5vs5を遊んでみるといいだろう。
配信や友だち機能も完備。みんなで楽しめる対戦ゲーム!
リニューアル版の新機能として、実況モードとクラン機能を新規実装しているのも本作の特徴だ。
実況モードは、ゲーム内視点を自由に切り替えて観戦できる配信向けの機能となっている。各参加者の視点やゲーム全体の流れを見渡せる俯瞰(ふかん)視点も搭載しており、ゲーム実況などの配信動画を作成する際に役立つぞ。
クラン機能ではプレイヤー同士でグループを作成できる。チャットで雑談できたり、クラン内だけでマッチングできたりと、限定のコミュニティで遊べるぞ。特定の友だちとだけ楽しみたいユーザーはぜひ活用しよう。
すでに幅広い層に定着しつつある人気対戦ゲームをさらにブラッシュアップした本作。
肝心要のゲームルールはそのままなので、旧作のプレイヤーも安心して遊べるのがありがたい。見やすいグラフィックや新機能のおかげで遊びやすさは大きく増しているため、初心者が今から始めるのにもうってつけだ。
ここまでで興味がわいた人は『脱獄ごっこ PRO』を遊んでみてはいかがだろうか。市民と人狼、キミはどっちで戦う?
©LiTMUS / UUUMDeveloped by Aiming Inc. ©高出なおたか / 小学館
脱獄ごっこPROの評価・レビュー・評判(0件)
このゲームの投稿レビューはまだありません。