『ゴシックは魔法乙女』は、2015/4/1にケイブからスマホ向けにリリースされた、可愛い女の子たちを使い魔として使役する縦スクロールシューティングゲームだ。
激しい弾幕をかいくぐりながら、多く敵を破壊して、数百、数千の大コンボを狙おう。曜日限定の進化クエストでアイテムを集めるなど育成要素などもあり、少女たちと深く付き合っていける。親密度を上げるとキャラが強くなるだけじゃなく、ストーリーまで解放されるとなればなおさらだ。
キャラを切り替えて、属性変更や弾道を変化させたり、素早い判断力も重要になる場面も多い。特に属性効果は大きいため、使いやすいキャラを優先するか、威力を優先するか、非常に悩ましいところだろう。少女たちとの触れあいだけでなく、敵を破壊する本格的なシューティングゲームを期待する人におすすめの新作スマホゲームだ!
突き抜けたストーリーと主人公!
本作はジルバラードにある村で平穏な暮らしをしていた主人公の前に、ウサギロロイと5人の乙女たちが現れたところから物語が始まっていく。ウサギロロイは人の言葉をしゃべり、主人公に世界を救ってくれるように頼み込んでくる。
主人公は5人の乙女と契約し、使い魔にすることで、ジルバラードの平和を脅かす魔物と戦えるだけの力を得られるのだ。半信半疑ではあったが、彼女たちの言葉を信じ、戦いに赴くことを決意する。
主人公は一見すると少年のように思えるが、2018年4月に3周年記念として「救いの鍵の少年」の名前で使い魔として実装された。その使い魔の進化後の姿がどう見ても女子であるため、多くのプレイヤーを困惑させている。
その際にボイスも新規実装されたが、やはり少女の声だった。一体何があったのだろうか。そもそも自分自身を使い魔にするという発想が飛び抜けていて非常に面白い。
『ゴシックは魔法乙女』を運営している、CAVEは奇抜な発想で有名なゲーム会社だ。本作もぶっ飛んだ設定と激しい攻撃で有名な「デススマイルズ」の世界観を引き継いだスピンオフ作品になっている。
激しい弾幕が売りとなったシューティングゲーム!
「ゴ魔乙」の略称からもわかるように、運営のCAVEはとにかく奇抜な発想が大好きで、本来なら段階的に上がっていくであろう難易度もeasy、normal、hard、deathが最初から提示されている。
deathはとにかく難易度が高いので、初心者プレイヤーはくれぐれも手を出さないように気をつけよう。頭がおかしくなるような弾幕を楽しませてくれる。最初は絶対にクリア出来ないような敵の攻撃でも、慣れてくるとだんだんと癖になっていく。
パズル的な要素も加わっており、逃げ道のない激しい弾幕に見えても、一筋の細い線上に逃げ道が用意されていたりもする。諦めずにしっかりと逃げ道を確保していこう。無事に切り抜けたときの危機感からの脱出はかなり快感だ。deathをクリア出来るようになると、変な趣味に目覚めてしまうかも知れない。
使い魔は300体以上用意されていて、ショットの弾道が違ったり、属性が違ったりする。ステージに合わせて好きな様に選ぶことが可能だ。ショット使い魔2体、サポート使い魔3体の計5体での出撃となる。
属性は敵を撃破時のスコアとダメージの双方に有利に働くため、非常に重要だ。中ボス、ステージボスの両方に属性が設定されているので、有利属性の使い魔を連れていきたい。
「火属性(赤色)」「風属性(緑色)」「水属性(青色)」の順番で有利になっており、水属性は火属性に強いなどの三すくみなのだ。「光属性(白色)」と「闇属性(黒色)」は互いに有利となっている。
ステージが進む毎に過激な攻撃が増えてクリアが難しくなっていくはずだ。クリアが難しくなってきたら、使い魔たちをうまく組み合わせて、属性的に最適なメンバーを構成していこう。
敵の攻撃もさることながら、こちらの攻撃も数分で数千コンボたたき出せるようになる。激しい弾の撃ち合いがかなり面白いゲームだ。
愛でたくなる可愛い使い魔たち!
『ゴシックは魔法乙女』では、ゲーム開始時に5人の可愛い女の子の中から1人を選んで使い魔にするコトができる。
火の力で助けてくれる「Ranun(ラナン)」、水の力を操る「カトレア(Cattleya)」、風の力で敵を吹き飛ばす「スフレ(Souffle)」、光の力で包み込んでくれる「プルメリア(Plumeria)」、闇の力で敵を滅ぼす「ロザリー(Rosalie)」全員魅力的で誰を選ぶか非常に悩んでしまう。属性を考えないのであれば、性能的な差はあまり大きくない。
初期の5人はイベントなどで、別絵柄で配布されたり、特別優遇されている。手に入れる機会も多く、ゲームを続けていれば、比較的集めやすいキャラたちだ。間違って選んだとしても、詰んでしまうコトもないので安心して欲しい。
だが、忘れてならないのは、キャラを手に入れると街へ「おでかけ」が出来るようになるというところだろう。100種類以上もある衣装に着替えさせられるなど、別の意味でのメリットは存在する。何も考えずに本能のままに、見た目だけで判断するのもアリだ。
使い魔にはそれぞれ、「属性」「コスト」「魔力」「HP」「ショット種別」「スキル」が設定されており、単純な扱いやすさにも影響してくる。新しい使い魔を手に入れたら、データの確認を一通りしておこう。
その中で、気をつけて欲しいのが、魔力に対しての印象だ。他のゲームをやっていると、魔力=攻撃力を連想するだろう。しかし、『ゴシックは魔法乙女』における魔力とは攻撃力のそれではない。攻撃力は一定になっており、威力は変わらないのだ。
魔力は敵撃破時のスコア倍率に影響するものであり、ゲームの最終到達点の1つであるハイスコアを目指すのに重要な要素となっている。逆に言えば、スコアを気にしないのであれば、魔力の数字はどうでもいいのだ。
使い魔のステータスは普遍的なものではなく、育成を重ねることでより高まっていく。強化、進化、転生と手をかけられる要素も非常に多いため、じっくりと育てられる。
レア度が高いほど、基本的な性能にも優れていて、スキルなども効果も良い。親密度の上限があがり、ラブマックス時間を延長させられるようになる。いいコトづくめなのだが、問題は「コスト」が高いところだろう。
出撃させられる上限が決まっているので、全部最高レアにするのは難しい。適度にレア度の低い使い魔を入れなければならなくなる。全てのレアリティでいらない使い魔が減るのは嬉しい仕様だ。一緒に出撃させて信頼度高めて独自のストーリーを解放させたり、曜日クエストを周回して素材を集めて進化させたり、何度も限界突破を重ねて転生させたりと、育てようと思えばかなり手をかけられる。
お気に入りの使い魔ができたら、全力で愛して可愛がってみよう。きっと期待に応えてくれる素晴らしい使い魔になってくれるはずだ。
可愛い女の子を使い魔にするという特殊な設定ながら、かなり遊べるゲームになっている。激しいシューティングが好きな人だけでなく、弾幕の抜け道を探すようなパズルが好きな人にもおすすめの新作スマホゲームだ!
メインストーリー新章 【黄金の絆 第一幕:秘められし想い】が実装!
2021/5/31より、メインストーリー新章 【黄金の絆 第一幕:秘められし想い】が実装された。
イベントを遊ぶことによって、「黄金の絆 第一幕:秘められし想い」に関連する使い魔を入手することが可能。
また、「黄金の絆 第一幕:秘められし想い」でメインのキャラクターとなる「プルメリア」の動く使い魔や、 描き下ろしのスチルイラストが描かれた使い魔が報酬として登場。
さらに、6/10までの期間中、APを100消費する毎に、「無料ガチャチケット」が10枚もらえるミッションが登場。最大100枚入手可能となっているので、是非この機にプレイしよう。
© 2015 CAVE Interactive CO.,LTD.
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