『DarKnot』は、2022/11/4からSteamで早期アクセス版が配信されているDarKnot Teamの購入型PCゲームで、邪悪な雰囲気に満ちた狂気の世界で生存を目指していくサイコホラーサバイバルゲームタイトル。
最新ゲームらしい緻密な3Dグラフィックで展開する悪夢の世界観、迷宮のような世界を探索しながら不気味な敵と対峙していくアクションバトル要素、リプレイ性に強いプレイスタイルとハードコアな難易度が大きな魅力で、ホラー世界を探索できるゲームタイトルを探している人におすすめの新作。
狂気の世界を探索する新作ゲーム
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で早期アクセス版が配信されている『DarKnot』は、記憶を喪失した状態の主人公として悪夢の世界を彷徨いながら生存を目指していくおすすめの新作。得も言われぬ狂気と悪魔的な邪悪さに満ちた世界観を高度な3Dグラフィックで再現している必見のタイトルだ。
プレイヤーの自宅からプレイが始まる本作では、進むべき方向性を自分自身で決めていく自由度の高い要素を持っており、周囲にあるオブジェクトや手がかりにインタラクトしながら世界の全貌を暴くプレイが展開。探索プレイが好きな人にもバッチリハマる新作で、奥深いプレイを味わえるようになっているぞ。
▲邪悪な存在に支配された世界を高精細な3Dグラフィックで再現した必見の新作だ。
プレイ中にはパズルアクション要素や、突如姿を表す危険な存在とのバトル要素も展開していくため、サバイバルホラーゲーム的な側面も体験できる点がポイント。早期アクセス版の現段階でも本格的なストーリーが展開し、ミッションの達成を含めた行動要素を存分に楽しめる。ホラーゲームファン必見作だ。
プレイヤーが臨むスタイルでゲームに接することができる点が作品最大の特徴で、武器を集めて積極的に敵と交戦したり、探索とパズル解読のみに集中したり、サバイバル率を高めるためにクラフトに習熟したりといったプレイスタイルの分岐がある。現時点では完全な作品ではないが、この部分は中々良い。
新人インディーゲームデベロッパーが送るタイトル
ゲームを開発しているのは、本作のために結集したインディーゲームデベロッパー「DarKnot Team」。現在は約1年後に予定されている正式バージョンの完成を目指して開発を進めており、今後のアップデートにも期待が高まる。ホラーゲームファンが集まって最高の作品を目指している注目のスタジオだ。
Steamでの販売価格は1700円。ソロプレイモード以外に、オンラインで他プレイヤーとPvEもしくはPvPを体験できるマルチプレイモードも実装されているので、全てにアクセスするのであれば値段分の価値はあるはず。なお、この価格は正式版で2倍以上に引き上げられる予定となっているぞ。
▲狂気の中に放り込まれた主人公を操作して悪夢の世界を探索していくゲームタイトルだ。
インターフェースは英語とロシア語の二択。プレイ中に主人公がモノローグで語るシーンがあり、またゲームプレイのヒントとなる手紙などで大量のテキストを目にすることになるため、円滑にプレイを進めるためには一般的な外国語の読解力が要求されることになる。言語面で敷居が高いホラーゲームだ。
ゲームは汎用コントローラーでの操作をフルサポートしており、この点では参入の敷居が低い。ちなみに早期アクセス版の本作を購入した人は、今後リリースされていくダウンロードコンテンツを無料で獲得できる特典が与えられるので、安価な価格帯になっている今のうちにゲットしてしまうという手もあるぞ。
邪悪な雰囲気に満ちた狂気の世界で生存を目指していくサイコホラーサバイバルゲーム『DarKnot』は、現在「早期アクセス版」としてSteamで配信中。おぞましさと不気味さに満ちた世界を探索できるホラーゲームファン注目のタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】気持ち悪さ全開の新作ゲーム!
ゲームシステム
『DarKnot』のゲームシステムは、探索とパズルアクションへのチャレンジ、そしてクラフトと戦闘シーンで成り立っている。特にパズルアクションが作り込まれており、頭脳プレイ要素が捗ること請け合いだ。テキストをしっかりと読み解いて行くことが求められるので、真剣にプレイしながら先を目指そう。
探索中にインタラクトできるアイテムやオブジェクトが多い点が作品の魅力で、引き出しなどに入っているアイテムをゲットしながら建造物内部を徘徊していく探索要素が大いに捗る。システムやルールに関するチュートリアルセクションは存在しないので、試行錯誤しながらプレイを続けていこう。
▲作品に登場するパズルアクションはかなり複雑。1つ1つ攻略することが大切だ。
プレイ視点に関しては、ファーストパーソンビューとサードパーソンビューを切り替えることが可能。マップには暗い場所が多いため、明かりを頼りにくまなく探索して便利なアイテムやパズルアクション要素を発見していこう。多彩なパズルを読み解きながら先を目指していくプレイが最高に面白い新作だ。
プレイが進んでいくと、邪悪な存在に支配されている世界はプレイヤーに対して牙を剥くようになる。不気味な敵キャラクターの息遣いも聞こえるようになり、突如追いかけられることもあるため、武器を見つけて戦いに挑もう。現時点ではサードパーソンビューの戦闘シーンがやや稚拙に見えるので、今後に期待だ。
何かを読み解いている時間と、パズルアクションの攻略を考えている時間が長くなるが、ゲームには「一時停止」機能が無いので、常に緊張感とストレスに苛まれながら操作を行っていく必要があり、プレイヤーの精神には大きな負担がかかる。気軽に遊べるホラーアクションゲームとは全く異なる作風だぞ。
▲サードパーソンビューで自キャラを見ながらプレイすることも可能。動き方は今ひとつだ。
プレイ中にゲームオーバーになると、それまでの進捗状況は一旦リセットされてしまう。再度プレイを再開した場合、主人公の衣装がランダムで変化する要素があるので、これまでのプレイとは道筋を変えたアプローチで再挑戦出来て面白い。全体的に難易度がハードコアで、すんなりとは進めない作品だ。
オンラインコンテンツについては現状で「おまけ」程度と考えたほうが良い。実際のプレイヤー同士が戦っているのか、それともAIを相手に戦っているのかは一切明かされない仕様で、この点に開発者の「こだわり」が感じられる。これからの開発進捗でどの程度進化していくかに期待したいコンテンツだ。
『サイコブレイク』や『サイレントヒル』シリーズに近い不気味さを出そうとしている作品で、他にも様々なホラーアクションゲームがお手本として用いられているのが感じられる。だが現時点ではバトルシーンの動きがしっくりきていないので、これを改善していくことが必須。謎解き要素のカルトぶりは抜群だ。
【おすすめポイント】激ムズ難易度のプレイが展開!
システム要件
『DarKnot』のシステム要件はやや高め。推奨要件で提示されているグラフィックボードは6GBのVRAMを搭載した「GTX 1080」となるため、高解像度かつ最高設定でプレイしたい場合には、ミドルハイクラスのゲーミングPCが必要になる。ちなみに最低動作環境のグラフィックボードは「GTX 1050」だ。
CPUの推奨モデルは「i-7」もしくは「Ryzen 7」で、こちらもやや敷居が高い。妥協のないグラフィック表現で要求スペックを上げてしまった感があるが、これが開発者の方向性なので、ローエンドPCで無理矢理設定を下げて遊ぶよりは、パワーの余裕があるPCでプレイした方が世界観を味わえるはずだ。
▲最適化の面で遅れを取っている印象。最高設定時にはVRAMの消費量にも注意しておこう。
OSに関してはWindows 10が最低要件で、7や8.1は対象外となる。DirectXのバージョンも「12」で、メインメモリの推奨容量は16GB。基本的に古いPCでは満足に動かない作品で、現行もしくは数年前にビルド・登場したPC向けのタイトルと言える。最適化が不足気味だが、これは今後の改善に期待しよう。
インストールサイズは50GBとAAAタイトル並み。マップ内の至る所で高解像度のテクスチャーを利用しているので、このサイズ肥大化は相応の結果と言えるかもしれない。多くのPCユーザーにプレイしてもらいたいのであれば、今後ポリゴン数削減やテクスチャサイズの見直しを行っていく必要があるだろう。
【おすすめポイント】ミドルハイ推奨のホラーゲーム!
正式版への展望
約1年での正式配信を目指している『DarKnot』は、現在の早期アクセス版に様々な肉付けを行っていく予定だが、詳細な内容については伏せられている。これがパズルアクション要素の追加なのか、バトルモーションの改善なのか、それともマップの拡張なのかは判然としないが、アップデートに期待していこう。
ゲーム開始直後の序盤は文句なしのクオリティーを誇るが、徐々にプレイを進めていくと開発不足が露呈していく点がやや残念。特に敵キャラクターとのバトル要素はかなりチープなので、このモーションを改善するだけで没入感もアップしていくはずだ。コンセプトは面白いので、この調子で開発してほしい。
▲現状の本作は不完全な状態で、いくつかのモデルとモーションには「置き換え」が必要だ。
邪悪な雰囲気に満ちた狂気の世界で生存を目指していくサイコホラーサバイバルゲーム『DarKnot』は、現在Steamで「早期アクセス版」として配信中。ダイヤの原石状態と言える期待の新作タイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】さらなる開発が待たれる新作!
DarKnotスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-8400 | Intel Core i7-9700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 1060 | NVIDIA GeForce RTX 2070 |
VRAM | 3GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | 最低限の設定で快適にプレイ可能最高設定で快適にプレイ可能 |
(C) DarKnot Team.
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