【Degen Royale】100名が参加できるバトロワ新作！熱帯の孤島を舞台に多人数のプレイヤーが参加して同じ武器で戦いを繰り広げる新作アクションTPSが登場

『Degen Royale』は、2022/11/3から「プレイテスト」の参加者を募集しているInterverseの基本プレイ無料PCゲームで、熱帯の孤島を舞台にプレイヤー同士のオンラインバトルを体験できる新作アクションTPS。

幅広い年代のプレイヤーが親しめるカジュアルなゲームグラフィックと登場キャラクター、最大で100名のプレイヤーが参加して戦えるゲームシステムの存在、無限に弾薬を使えるアーケードライクな対戦要素が魅力で、世界のプレイヤーと一緒に盛り上がれるアクションシューティングゲームを探している人におすすめ。

南国の孤島でバトロワを楽しめる新作

現在PCゲームのポータルサイト「Steam」でプレイテスト参加者を募集している『Degen Royale』は、陽気な雰囲気に包まれた南国の孤島を舞台に、最大100名のプレイヤーが「バトルロイヤル」形式のオンラインPvPバトルを体験できるおすすめの新作。カジュアルな世界観とシステムが際立つタイトルだ。

ゲームシステムはフリーフォーオールのデスマッチ形式で、参加するプレイヤーには同じ武器とガジェットが与えられる。一般的なバトロワゲームでは複数の武器を持ち替えながら戦いを進めていくことになるが、本作はあえて武器を「固定制」にすることでプレイヤーのスキルそのものがモノを言う世界を作っている。

なお、本作はSteamで「正式配信」扱いになっているが、現状はゲームが機能しておらず、アクセスするとデバッグ画面が表示され、オンライン対戦を行うことはできない。開発初期の段階にあるゲーム作品なので、以下に記すゲームのセールスポイントは、正式版と異なる可能性があることをご了承いただきたい。

▲南国のオープンワールドマップで100名のプレイヤーが対戦できるという新作TPSだ。

プレイ視点はキャラクターを背後から見る「サードパーソンビュー」を採用し、手にしたオリジナル武器「バナナ・ブラスター」で参加しているプレイヤーを倒していくスリリングなプレイ要素を楽しめる。ガチガチのアクションSTG作品ではなく、どちらかと言えばみんなで楽しく遊ぶためのタイトルだ。

参加したユーザーの中で勝利を掴めるのはたった1人。それぞれのユーザーが創意工夫をこらして戦術を繰り広げながら戦いを進めていく本作では、最終的に好成績を上げたユーザーに勝者の王冠が授与されることになる。なお、リスポンは自由なので、最後の最後まで頑張って戦いを進めればチャンスはあるぞ。

新鋭のインディーゲームデベロッパーが送るタイトル

本作を開発しているのは、これがSteamデビュー作となる新人のインディーゲームデベロッパー「Interverse」。一応ゲームの公式サイトを持ってはいるが、ホーム画面以外に内容が存在しないため、これらのSNSを通じた活動もこれから、ということになりそうだ。アップデート情報に注意しておこう。

基本プレイは無料。完全無料になるのか、それともアイテム課金制になるのかは不透明で、こちらに関しても今後の情報待ち。いずれにせよ初期投資を行うことなくプレイできる点は秀逸で、作品の知名度が上昇すれば多くのユーザーで賑わう可能性もある。さらなる情報開示にも注目の新作タイトルだ。

インターフェースは英語一択で、残念ながら日本語インターフェース及び字幕・音声には非対応。ただし内容は単純明快なアクションシューティングゲームとなっているので、基礎的な英語読解力を持っていれば十分にプレイできるはず。現状ではプレイ中のコミュニケーション要素搭載についても未定だ。

▲操作キャラクターにバリエーションがある点が面白い。サルや人間、宇宙人風のキャラが登場する。

現時点で解除できるSteam実績は存在せず、この点は寂しいが、基本無料でアクセスできるタイトルなので、さほど気にはならないだろう。なお、詳細については後述するが、PCへの要求スペックは中程度に抑えられているため、幅広いPC構成に対応するタイトルと言える。参入の敷居が低い点も魅力だ。

現状で満足にゲームが動かせない関係上、ゲームとしての価値を論ずるのには無理があるが、クセの強いキャラクターを操作しながら「バカ騒ぎ」できる世界観設定は面白く、きちんと稼働する作品にまで仕上げれば人気作になっていく可能性は高い。今後の開発進捗とアップデートに期待のタイトルだ。

熱帯の孤島を舞台にプレイヤー同士のオンラインバトルを体験できる新作アクションTPS『Degen Royale』は、現在プレイテスト参加者を募集中。新人デベロッパーが開発を進めている要注目タイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、ゲームの詳細をチェックしよう。

【おすすめポイント】100人のバトロワが展開する新作！

ゲームシステム

現状でプレイ不可能な作品のため、このセクションではストアページに記載されている本作の特徴とシステムについて列挙する。最大100名のプレイヤーが一同に介してバトルロイヤル形式の戦いを進めていく点が作品の肝だが、前述の通り「リスポン自由」という点で他のバトロワ作品と異なっているぞ。

本作が掲げているのは「無制限の弾薬」と「無制限のリスポン」。一般的なバトロワ作品の場合、武器に応じた弾丸を持っていないと「弾切れ」になって詰むことがあるが、本作の場合にはそれらの要素を心配せずに好きなだけ撃ちまくれるため、ストレス解消にはもってこいの新作ゲームと言える。

ゲームの舞台となるのは、南国の孤島「デゲン島」。プレイヤーはオープンワールドで再現されたこの島に好きなアバターで降り立ちながら、フリーフォーオール形式のデスマッチで好戦績を目指すことになる。マップ内には相手から隠れられる木々などのオブジェクトが存在するので、上手く活用することが大切だ。

▲ハイテンションなデスマッチの世界を体験できる新作アクションシューティングゲームだ。

本作のバトロワは「ランブル」と呼ばれており、一度死んだら復活できない他のバトロワゲームとの差別化を狙っている。極論すれば単純な「フリーフォーオール」形式のバトルなのだが、勝者が最後に好戦績を残した「1名のみ」という点がバトロワの思想体系と共通しており、そのために名称を差別化したのだろう。

ゲームがストアで発表している公式予告動画では、操作キャラクターたちが「エモート」で踊っている場面も登場するため、実際のプレイ時にもこれらのモーションを繰り出せる可能性は高い。真剣に戦って勝者を目指していくか、それとも思い切りふざけながらPvPを楽しむか、全てはプレイヤーの自由だ。

なお、本作にはマッチング時にプレイヤーが少ない時の穴埋めをしてくれる「BOT」も実装されるようで、もし実現すれば毎回賑やかなプレイ画面になって面白いはず。後はAIの精度がどれだけのクオリティーになるかが懸念事項と言えるが、こればかりは完成品を見てみないと何とも言えない。

サードパーソンビューで展開していくバトルという点でガチガチのアクションFPSとは距離を置いており、どちらかと言うとアクションゲーム要素の方が勝ったゲーム。あまりに過度な暴力描写が無ければ、子供でもプレイできる作品になるだろう。参入の敷居が低いアーケードライクな新作タイトルだ。

【おすすめポイント】楽しさが勝るバトルが展開！

システム要件

『Degen Royale』の要求スペックは中程度。最低動作環境で提示されているグラフィックボードは「GTX 760」で、推奨要件では「RTX 2060」となっているので、高解像度かつ最高設定でプレイしたい場合にはミドルスペック帯のゲーミングPCが必要になる。モニターの解像度に注意が必要な新作だ。

CPUは推奨で「i-9」クラスが要求され、メインメモリの推奨容量は16GBと、この点ではやや敷居が高め。ただし画質設定を妥協するのであれば「i-3」クラスのプロセッサーでも動くため、ノートPCでも遊べる作品と言える。Direct Xのバージョンは「12」をサポートしているぞ。

▲キレイな画面で快適にプレイしたい場合にはミドルスペック帯のゲーミングPCが必須だ。

インストールサイズは最高で8GBとなっており、この点は敷居が低い。普段ストレージにあまり余裕がない人でも安心してダウンロードできるサイズだ。ちなみに本作はMac OSでも動くハイブリッド型のゲームタイトルだが、推奨環境は「Sierra」まで。OSバージョンの古さが少々残念な新作ゲームだ。

【おすすめポイント】ミドルスペックPC推奨のTPS！

今後の開発に期待の新作

現段階でプレイアブルな状態にはない『Degen Royale』は、これからの開発進捗に期待が高まるタイトル。プレイテスト参加者を募集という項目を掲げている点でお茶を濁した感があるが、本来であれば早期アクセス版でもリリースが早い作品と言える。Steam掲載に不慣れな開発者なのだろう。

ゲームとしてのポテンシャルに付いては未知数で、実際に100名のプレイヤーが参加して問題なく遊べる、という確証はどこにもないので、現状で判断を下すことはできない。ただししっかりとしたサーバーで多人数のプレイヤーをハンドリングできる作品として登場すれば、一躍人気を獲得する可能性はあるはずだ。

▲全てはこれから。開発者の奮闘に期待したいアクションTPSタイトルだ。

熱帯の孤島を舞台にプレイヤー同士のオンラインバトルを体験できる新作アクションTPS『Degen Royale』は、現在プレイテスト参加者を募集中。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして「参加」をリクエストし、今後開発者側から配信される具体的なスケジュールを受け取る準備をしておこう。

【おすすめポイント】完成に期待の新作ゲーム！