『Dead District: Survival』は、2022/8/12からSteamで早期アクセス版が配信されているBadBit Gamesの購入型PCゲームで、ゾンビが蠢く黙示録世界で生き抜くサバイバルシミュレーションタイトル。
ソロとマルチプレイに両対応するゲームシステム、健康状態を維持しながらマップを探索するサバイバル要素、多彩な素材を入手して取り組めるクラフトシステム、馬や乗用車に乗って移動できるアクション要素が大きな魅力で、殺伐とした世界を舞台に生存を目指していくサバイバルゲームが好きな人におすすめの新作。
オープンワールドで生存を目指せ
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で早期アクセス版が配信されている『Dead District: Survival』は、謎のウイルスに感染したゾンビが徘徊する危険なオープンワールドを舞台に、武装しながら拠点を構築して生存を目指していくプレイを体験できるおすすめの新作サバイバルシミュレーションゲームだ。
一般的なサバイバルSLGと同様、本作でも最初はパンツ一丁の状態でゲーム世界へと放り込まれ、プレイヤーは広大なオープンワールドを探索しながら装備品やアイテム、食料や武器を獲得して生き延びていくことになる。明確なストーリー要素は提示されず、いきなり本編がスタートするというハードコア仕様だ。
▲高精細な3Dグラフィックで再現されたオープンワールドで生存とバトルを繰り広げていく新作。
ゲームはソロプレイとオンラインマルチプレイに両対応。仲間ユーザーと一緒になってCO-OPで共存していくプレイもできるが、敵対心を持つ他プレイヤーとのPvPが勃発する可能性もあり、混沌としたゲームプレイになることも。一瞬たりとも気が抜けないサバイバルゲームを遊ぶことが好きな人にはおすすめだぞ。
プレイ中には様々な資源アイテムを獲得でき、それを活用したクラフト要素も大いに捗る。本格的な建築に取り組んでベース基地を生み出すことも可能となっているので、じっくりプレイできるだろう。オープンワールドマップには気象変化要素もあり、世界に入り込んだ気分で遊べるようになっている。
新人のインディーゲームデベロッパーが送るタイトル
本作を開発・運営しているのは、これがSteamデビュー作となる新鋭のインディーゲームデベロッパー「BadBit Games」で、現在は2022年末に予定されている正式バージョンの配信を目指して目下開発を継続中。開発中の作品をプレイしてフィードバックを送り、開発者を支援したい人にもおすすめだ。
なお、本作は現状「プレアルファ」版の状態で、予期せぬバグや不具合、ゲームシステム変更などに見舞われる可能性がある。完成した状態のゲームではない、という点を理解してから購入しよう。販売価格は930円で、この価格はゲームに新コンテンツやシステムが実装された時点で徐々に値上がりする見通しだ。
▲荒廃した世界でプレイヤー同士の抗争も勃発。相手の拠点を襲撃するワイルドなプレイも楽しめる。
インターフェースは全部で7ヶ国語存在しているが、残念ながら日本語インターフェース及び字幕・音声には非対応。ゲームシステムを理解しながらプレイを円滑に進めていくためには、これらの言語のどれかを読める必要がある。操作に関してはキーボードとマウスを用いることになり、汎用コントローラー非対応だ。
PC環境への要求スペックは中程度。推奨環境で提示されているグラフィックボードは「GTX 1060」もしくは「RX 580」となり、CPUには「i-5」「Ryzen5」クラスのプロセッサーが要求される。性格なインストールサイズは未発表になっているので、ストレージに余裕がない人は空き容量に注意しよう。
ゾンビが蠢く黙示録世界で生き抜くサバイバルシミュレーション『Dead District: Survival』は、現在「早期アクセス版」としてSteamで配信中。若きデベロッパーが初商業作品として取り組んでいる必見のタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】 ポストアプカリプス世界が広がる!
ゲームシステム
現時点の『Dead District: Survival』には、主人公キャラクターの健康管理要素、クラフトシステムを用いたアイテム生産、プレイヤー同士のバトルとゾンビNPCとの戦い、善良NPCとのアイテム取引システム、車両や動物を用いた移動手段などが実装されている。オープンワールドを逞しく生き延びていこう。
自然豊かなオープンワールドの正確な面積は発表されていないが、かなり作り込まれた広大なロケーションを持っており、夜間にはフラッシュライトを付けながら探索していくスリリングな要素も体験できる。どこで他プレイヤーやゾンビに襲われるか分からないため、武器などの装備品はしっかりと手に入れよう。
▲馬に跨って広大なオープンワールドを移動することも可能。この他に車を運転することもできる。
資源アイテムの中には「鉱物」も存在し、これらを善良なNPCが経営している商店に売却して他のアイテムを買うこともできる。崩壊した世界でありながらも一定の経済要素を持っている点がポイントで、ポストアポカリプスRPGの金字塔として名高い『Fallout』シリーズのような雰囲気でプレイできるはずだ。
装備アイテムは身体の各部位別に装備可能で、外見を変えるファッション要素も楽しめる。インベントリのアイテム管理は重量とスロット制限制で、あまりに多くのアイテムを持ち運んでいると新たなアイテムを取得できないこともあり得るので注意。バックパックで所持重量とスロットを増やすと便利だぞ。
昼夜の時間帯変更サイクルを持ち、更に天候変化の要素もあるオープンワールドは遊び甲斐満点で、この手のジャンルが好きな人であればハマること請け合い。現在は武装して戦いを継続することがメインになっているが、今後新たなコンテンツでさらにできることが広がっていくと人気が出てくるだろう。
【おすすめポイント】 厳しい世界の戦いに挑め!
正式バージョンの展望
2022年末に正式バージョンの配信を目指して開発が進行中の『Dead District: Survival』は、完全版で新キャラクターの実装やNPCの追加、新たなマップやゲームメカニックの実装などを予定しており、今から完成が非常に楽しみ。クラフトレシピや武器のバリエーションも順当に増加していくことも公表されている。
ただしサバイバルシミュレーションゲームに関しては「出尽くした感」が否めないため、これまでに多くのサバイバルゲームで遊んできたプレイヤーを引き込むためにはさらなるコンテンツの実装が望まれる。開発陣に対して思うところがある人はSteamフォーラムで発言し、ゲーム世界の完成に貢献してみよう。
▲エキサイティングなプレイを味わえる作品だが、同系統の作品が乱立している現状はかなり厳しい。
時限イベントで強力な敵の討伐に挑む、あるいは派閥に分かれたプレイヤーたちが勢力戦に挑むなど、オンラインで多くのプレイヤーが参加して一緒に長時間遊べるコンテンツが存在すれば、本作の立ち位置もかなり変化していくはず。MMOを標榜している作品らしいバトルコンテンツの実装も望まれる新作だ。
ゾンビが蠢く黙示録世界で生き抜くサバイバルシミュレーション『Dead District: Survival』は、現在「早期アクセス版」としてSteamで配信中。数多く出回っているサバイバルゲームの一種だが、今後の展開次第では人気を得る可能性もある。興味が湧いた人は今すぐストアでゲーム情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 正式版に期待の新作SLG!
Dead District: Survivalスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 960 | NVIDIA GeForce GTX 1070 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 30GB | 30GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続が必要SSD推奨 |
(C) BadBit Games.
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