『Fantôme』は、2022/8/12からSteamで早期アクセス版が配信されているGloacの購入型PCゲームで、サバイバーとグリフターに分かれたプレイヤーが5対1の非対称型対戦に挑むホラーアクションゲームタイトル。
リアルかつ雰囲気満点のゲームグラフィックと没入型のファーストパーソンビュー、他者を欺きながら自分の邪悪な任務を遂行する「グリフター」としてのプレイ要素、思わず飛び上がる演出効果が魅力で、非対称型対戦を体験できるホラーゲーム作品を探している人、人狼ゲーム要素が好きな人におすすめの新作。
最新ホラーアクションゲーム!
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で早期アクセス版が配信されている『Fantôme』は、不気味なマップを舞台に「サバイバー」と「グリフター」に別れたプレイヤーが5対1の非対称型対戦プレイに挑むおすすめの新作。ホラー要素満点の演出と没入感の高い一人称視点が特徴のホラーアクションゲームだ。
サバイバーとグリフターは無作為に選出される仕組みとなっており、サバイバーに選ばれたプレイヤー5名の勝利目標はマップからの脱出、グリフターに選ばれたプレイヤーの目標はサバイバープレイヤーの殺害となる。憑依された人間として他者を欺きながら活動する人狼ゲーム要素を大いに楽しめるぞ。
▲ゲームに集中できるファーストパーソンビューでプレイが展開。ドキドキ要素の数々が待ち受ける。
サバイバープレイヤーとグリフタープレイヤーの両方に対して攻撃用の武器「ナイフ」が支給されるが、疑心暗鬼の状態になる非対称型対戦の中で誤って仲間プレイヤーを攻撃してしまうことも考えられるため、サバイバープレイヤーたちは「誰が本当の裏切り者」なのかを真剣に考えて行動する必要がある。
ちなみにプレイ中にサバイバープレイヤーが1人になった場合、ゲームシステムが判断して思わず「ビクッと」なるようなホラー演出が発生することもあるので、暑い夏場にプレイする作品にはピッタリの新作ゲームと言える。心臓が弱い人にはおすすめできないが、ホラーに耐性がある人には断然「アリ」だ。
インドのインディーゲームデベロッパーが開発中の新作
ゲームを開発しているのは、インドに拠点を構えているゲームデベロッパー「Gloac」で、現在は最長で約2年後に予定されている正式バージョンの配信に向けて目下開発を継続中。2021年に『Shankaram: CODE REBORN』という作品をSteamに発表しているので、興味がある人はチェックしてみよう。
Steamでの販売価格は650円と比較的安価。非対称型対戦ゲームの多くはマルチプレイ専用の作品だが、本作の場合はソロプレイにも対応しており、人数が集まらない時でも遊べる。ただし本作の魅力はあくまでマルチプレイにあるので、親しいフレンドと一緒にゾクゾクするホラー系人狼ゲーム要素に浸ろう。
▲背筋がゾクッとする恐怖演出の数々を実装。夏に遊ぶのに最適な新作ホラーアクションゲームだ。
早期アクセス版の現時点では2種類のプレイアブルキャラクターと1種類のマップを搭載。なお、マップは今後範囲が広がる予定で、開発進捗次第ではプレイ体験も大きく変化する可能性がある。見込みのあるインディーゲームデベロッパーに意見とフィードバックを送ることが好きな人には向いている新作だ。
インターフェースは標準で日本語を完備。また部分的ながら汎用コントローラーでの操作もサポートされているので、参入の敷居は低い。ちなみに推奨環境で提示されているグラフィックボードは「RTX 2060」「RX 5700」クラスとなっており、快適にプレイするためにはミドルスペック帯のPCが必要だぞ。
サバイバーまたはグリフターに分かれたプレイヤーが5対1の非対称型対戦に挑むホラーアクションゲーム『Fantôme』は、現在「早期アクセス版」としてSteamで配信中。一緒に長時間ゲームをプレイするフレンドユーザーが多い人には断然おすすめのタイトルとなっている。今すぐ情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】
みんなで盛り上がれるホラーゲーム!
人狼プレイ要素が展開!
『Fantôme』最大の魅力は、5対1形式で進行するオンラインの非対称型対戦プレイシステム。裏切り者「グリフター」に指定されたプレイヤーは善良な「サバイバー」プレイヤーと見分けがつかないため、グリフターを演じているプレイヤーが狡猾なほど疑心暗鬼のプレイ要素が加速していく。
グリフターになったプレイヤーは、基本的に他プレイヤー(サバイバー)との能力差が無く、特別なスキルも無いため、プレイヤーの集団から離れたサバイバーに目をつけて徐々に殺害していくしか方法がない。ある意味ハードコアな役回りとも言えるが、みんなを欺きながら行動するドキドキ感を味わえるぞ。
▲自分と一緒に行動しているプレイヤーは果たして仲間なのか。そんな疑念が生じる新作ゲームだ。
一方のサバイバープレイヤー側は、マップ内部に存在するパズルアクション要素にアクセスしながら脱出を目指すことになるので、マップをきちんと探索していく姿勢が必須。一帯を支配している「呪い」を解き放ちながら最終目標に挑む流れになるため、観察眼と頭脳プレイを要求されることになる。
前述の通り本作では仲間プレイヤーを誤って殺害してしまう危険性を孕んでいるので、グリフター役であると断定するまでは気が抜けない。グリフターを演じているプレイヤーが上手い人であるほどゲーム全体に緊張感が漲り、一瞬で豹変して襲いかかってくるその瞬間に想像を絶する「恐怖」を覚えるだろう。
総じて心理戦に強い人ほど面白さを見い出せる新作ホラーアクションゲームで、一番怖いのは「裏切る人間」そのものであるという事実を突きつける作品でもある。仲の良いプレイヤーと一緒に盛り上がりながら遊べるホラーゲームを求めている人には断然おすすめの新作タイトルに仕上がっているぞ。
【おすすめポイント】 恐怖の心理戦が勃発!
今後はシステムに磨きをかける予定
現時点で「早期アクセス版」の段階にある『Fantôme』は、最長で約2年の開発期間中に、ゲームシステム全体を洗練させていく予定。具体的にはサウンド面の改良と新マップの実装、キャラクターの追加や新ゲームモードの搭載が予定されており、さらに長時間遊べる作品へと進化していく旨が発表されている。
インディーゲームデベロッパーがこの手のホラーアクションゲームを早期アクセス版で発表する際には、正式版までの開発期間が非常に短く設定されていることが多く、十分に吟味・テストされていない状態の作品が批判を浴びるケースが多い。その点本作は十分な開発期間を取っているので安心だ。
▲呪いにまつわる非対称型対戦プレイを体験できる新作。今後の開発進捗に期待が高まる。
ゲームの面白さをフルに味わいたい場合には、合計で6名のプレイヤーを用意する必要があるため、この点がネックになる人は多いはず。異なる言語のプレイヤーがマッチングしても意思疎通ができるユニバーサルなコミュニケーションシステムが実装されれば、作品の人気は大きく加速していくはずだ。
サバイバーまたはグリフターに分かれたプレイヤーが5対1の非対称型対戦に挑むホラーアクションゲーム『Fantôme』は、現在早期アクセス版としてSteamで配信中。正式版では値上がりする見通しが発表されているので、価格が抑えられている今のうちにゲットしてしまうのも手だ。
【おすすめポイント】 今後に期待のホラーゲーム!
Fantômeスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 960 | NVIDIA GeForce GTX 1060 |
VRAM | 2GB | 6GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続必須SSD推奨、インターネット接続必須 |
(C) Gloac.
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