『Technicity: Prologue』は、2022/8/10からSteamで正式配信されているRockGame S.A.の無料PCゲームで、ファーストパーソンビューを用いながら都市をクラフトできるSLGタイトル。
地面やビルのパーツなどを自在に生み出して整形しながら自分だけの都市を生み出せる面白さ満点のクラフトゲームシステム、没入感を高めてくれるファーストパーソンビューの実装、工場でのアイテム製造やフレンドと遊べるCO-OP要素が魅力で、壮大なスケールのクラフト要素を味わいたい人におすすめの新作!
街をまるごとクラフト!
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信されている『Technicity: Prologue』は、3DCGで再現されたマップ上に自分だけの都市を設計できるおすすめの新作。地形やビルの形などを自在にモデリングすることが可能で、ファーストパーソンビューのプレイ視点で遊べるシミュレーションゲームタイトルだ。
タイトルを見てお分かりの通り、本作は今後配信予定のSLG作品『Technicity』のシステムを部分的に楽しめる「プロローグ」版となる新作。プレイは完全無料だがアクセスできる範囲は限られており、あくまで「デモ版」の位置付けになるので、完成バージョンではない、という点を理解してから遊ぼう。
▲特大スケールで都市部を創造できる必見の新作シミュレーションゲームタイトルだ。
最もユニークな点はプレイ視点。一般的に広大なマップに何かを生み出していく作品の場合、俯瞰でマップを眺めるサードパーソンビューを用いることが多いが、本作では開発者の視点そのものになってビルなどを構築していくため、通常のゲーム作品とは異なるプレイ体験を得られるはず。没入感も高いぞ。
ゲーム内では専用のツールを用いて直感的な土地造成やビル建造を行うことができるため、3Dモデリングの知識がなくても遊べる点が秀逸。気に入らない仕上がりになってしまった場合も消去とやり直しが容易で、遊ぶ人を選ばない。『マインクラフト』でコツコツとクラフトを行うことが好きならハマるはずだ。
作品はソロプレイ以外にオンラインでのCO-OPに対応しており、完成した都市部や郊外をフレンドユーザーと一緒に車で走ったり、飛行機で飛び回ったりするアクティビティーを体験できるので、クラフトを進めて自分だけのマップを完成させていくプレイが捗るはず。親しい友人と一緒に盛り上がれる新作だ。
フルバージョンは2022年内に正式配信予定
ゲームの開発は「Osaris Games」が手掛け、パブリッシングは「RockGame S.A.」が担当。Osaris Gamesは公式SNSを持っているので、ゲームの開発進捗状況が気になる人は、一度彼らのSNSを覗いてみよう。ちなみに本作のフルバージョン『Technicity』は、2022年内に配信される予定だ。
▲コツコツと都市を設計することで壮大なロケーションを生み出せる。センスも問われる新作SLGだ。
プレイは完全無料。デモ版の立ち位置なので課金要素も存在せず、誰もが気軽にダウンロードできる点も嬉しいポイント。ただしインターフェースは日本語をサポートしていないため、ゲームシステムを把握しながらプレイを円滑にすすめていくためには、7ヶ国語存在するプレイ言語のどれかを読める必要がある。
PC環境への要求スペックは低め。推奨環境で提示されているグラフィックボードは「GTX 1050」もしくは「RX 560」クラスとなるため、現行のローエンドゲーミングPCでも十分に動かせる。完全版とは異なるデモバージョンのなので、インストールサイズも2GBと極小。お試しにピッタリのタイトルだ。
ファーストパーソンビューを用いながら都市をクラフトできるSLG『Technicity: Prologue』は、現在Steamで無料配信中。本年度中に予定されている完全版の「触り」を体験できる必見のタイトルとなっている。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、ゲームの詳細情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 クラフト好き必見の新作!
自由に街を作れる快感!
『Technicity: Prologue』最大の特徴は、登場人物になった視点で街とその周囲の景色全てを生み出せる圧巻のゲームシステム。作業を一人称視点で行っていくというユニークなプレイスタイルが最高に面白く、魔法のように地面を隆起させながら丘を作り、見晴らしの良い場所にビルを生み出すことができるぞ。
インディーゲームデベロッパーの作品らしく、UI周りは非常にシンプルになっているが、画面一杯に広がる景色を阻害されることがないため、没入感満点に遊べる点が良い。建造物に利用できる各種パーツの種類と見た目を覚えることはやや大変だが、徹底的にデザインを施すことで完成度の高い景色が生まれる。
▲ミニマップで全体像を把握しながら作業できる実際のプレイ画面。思わず夢中になれること請け合いだ。
実際の建設現場と同様に「クレーン」や「セメント車」を活用して迅速にビルを構築することもでき、また他プレイヤーやフレンドとの共同作業も可能なので、大都市を計画して徐々に発展させていくプレイにも熱が入るはず。デモ版ではアクセスできる面積と機能が制限されているが、雰囲気は十分に味わえるぞ。
【おすすめポイント】 やみつきになる都市建設プレイ!
完全版の展望
ここからは本作のフルバージョンである『Technicity』のゲームシステムに触れていこう。完全版ではマップ面積が384平方キロメートルに及び、数千キロに及ぶ道路網が完備される。デモ版でアクセスできるのはその中の4平方キロメートルにしか過ぎないが、本編のマップサイズはその96倍だ。
ちなみに本編では自分で道路を好きに敷いていくことも可能で、完成した道路はゲームのナビゲーションシステムに組み込まれる。自分が拓いた道路を車で走り抜けてオープンワールドを堪能することもできるので、マップ全体に手を入れていくほど面白さも広がる。飽きずに何十時間でも遊べる新作ゲームだ。
▲自分が作った道路を走れる点も特徴の新作シミュレーションゲーム。世界を生み出すプレイを楽しめる。
また工場コンテンツにアクセスすることによって自分好みの家具やアイテム、ビルのブロックをクラフトすることも可能になるので、プリセットにはないオリジナリティーも生み出せるはず。ちなみにSteamワークショップに設計図をアップロードすれば、世界のプレイヤーがそれらをDLして活用できる予定だ。
▲工場コンテンツで細かいパーツを設計・生産できる。図面をみんなにシェアすることも可能だ。
この仕組みを利用すれば、世界のプレイヤーたちが作った設計図を自分がDLして素早く都市を生み出すこともできるので、自分だけで全てを設計、施工していくことが難儀に感じられる場合には、コミュニティーの力を頼るのも手。プレイヤーが多くなるほどゲーム世界も発展を遂げていく期待の新作タイトルだ。
プレイヤー同士の相互作用によるゲーム世界の発展にも期待が高まる新作シミュレーションゲーム『Technicity』のデモ版『Technicity: Prologue』は、現在Steamで無料配信中。アクセスできることは限られているが、大作の片鱗を感じられる必見作だ。今すぐストアにアクセスして情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 正式版が楽しみな新作SLG!
Technicity: Prologueスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 / AMD FX-6300 | Intel Core i7-6700K / AMD Ryzen 5 1600 |
メモリー | 8GB RAM | 16GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 760 / AMD Radeon R7 260x | NVIDIA GeForce GTX 1060 / AMD Radeon RX 580 |
VRAM | 2GB | 4GB |
HDD空き容量 | 10GB | 10GB |
DirectX | Version 11 | Version 11 |
備考 |
(C) RockGame S.A.
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