2021/6/18からSteamで正式配信されているBriny Boi Studiosの無料PCゲーム。4名のプレイヤーが3名の人間キャラクターと1匹のモンスターに分かれて戦う非対称型対戦アクションゲーム。
「Unity」によって生み出された3Dモデリングのゲーム世界、フラッシュライトのみで怪物に立ち向かって脱出を目指していく人間キャラのスリリングなプレイと、影に潜みながら人間を攻撃していくモンスターのプレイが魅力で、フレンドユーザーと一緒になって盛り上がれるアクションゲームを探している人におすすめ!
モンスターvs人間の非対称バトル!
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信中の『Shadownest』は、暗く陰鬱な遺跡内部を舞台に「モンスターvs人間」のバトル要素が巻き起こるおすすめのタイトル。4名のプレイヤーが3対1に別れながらファーストパーソンビューで没入感満点の非対称型バトルに挑むアクションゲーム作品だ。
人間キャラクターは「科学者」で、彼らは発掘ミッションに失敗して地下世界に閉じ込められている。この場所には人知を超えた巨大生物が出現しているため、一刻も早く地上へと戻る術を探さなくてはならない。フラッシュライトを頼りにダンジョン内を進みながら「鍵」を発見するプレイが展開するぞ。
▲3名の人間プレイヤーと1名のモンスタープレイヤーが激突するスリリングなPCゲームタイトルだ。
一方のモンスターキャラクターには、必死に脱出を目指していく人間キャラクターに襲いかかって殲滅させることが勝利条件として与えられるため、逃げ惑う人間を次々と捉えていく「ハンタープレイ」を堪能できる。昨今大きなブームを呼んでいる非対称型対戦プレイの世界が好きな人におすすめだぞ。
モンスターには「光に弱い」という弱点があり、人間プレイヤーは手持ちのフラッシュライトでモンスターを足止めしながら逃げるプレイを進める必要がある。ただしバッテリーが尽きると光を発するものが無くなるため、バッテリーを探すプレイも同時発生。スリル満点の探索要素が展開する点がポイントだ。
大学生メンバーが開発したインディーゲーム
ゲームを開発したのは、インディーゲームデベロッパーの「Briny Boi Studios」。本作は彼らがユタ大学に在籍中に作られた作品で、ゲーム制作には世界的なシェアを誇る3DCGツール「Unity」が用いられている。UIはあまり洗練されていないが、世界観にはオリジナリティーがあり、楽しくプレイできるはずだ。
プレイは完全無料。ゲーム内での課金要素も一切存在しないため、安心してプレイできる点がポイントだ。ただし作品はソロプレイに非対応となるので、ゲームを楽しむためにはフレンドや家族などの他ユーザーが必要になる。PCゲーム仲間が多い人には向いている非対称型対戦アクションゲームと言えるだろう。
▲最新ゲームとしてはかなり物足りないグラフィックだが、その分PCへの要求スペックは低い。
3Dグラフィックを用いた作品でありながらPC環境への要求スペックはかなり低く、SSE2の命令セットを実行できるCPUと、DX10対応のグラフィックボードを実装しているPCであれば動く。幅広いPCユーザーが気軽に導入できる必見のアクションゲームタイトルで、ノートPCでも動かせるスペックの軽さが魅力だ。
インターフェースは英語一択となり、残念ながら日本語インターフェース及び字幕・音声環境は非搭載。ただしゲーム内で目にするテキスト量はそれほど多くないので、基礎的な語学力を持っていれば十分にプレイできるはず。ちなみに汎用コントローラーでの操作には非対応となっているぞ。
4名のプレイヤーが3名の人間キャラクターと1匹のモンスターに分かれて戦う非対称型対戦アクションゲーム『Shadownest』は、現在Steamで無料配信中。誰もがカジュアルに遊べる要注目のタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスしてゲームをダウンロードし、ゾクゾクするバトルへ飛び込もう!
【おすすめポイント】 決死の脱出劇が始まる!
非対称型バトルで盛り上がれ!
『Shadownest』最大の魅力は、3名の人間プレイヤーと1名のモンスタープレイヤーに分かれて戦う「非対称型」の対戦プレイ要素。数で劣るモンスターには狡猾な「戦略性」が要求され、力で劣る人間プレイヤーには連帯と協力プレイ要素が求められる。どちらで遊んでも最高に面白いタイトルだぞ。
人間プレイヤーの肝は「フラッシュライト」。モンスターはこの光を見るとそれ以上進むことができないため、探索中に出くわしても回避できる手段として活用できる。ただし前述の通りフラッシュライトは「バッテリー」が切れると使えなくなってしまうので、バッテリー残量には注意が必要だ。
▲大型のクモのような形状をしているモンスターは「光」に弱い。フラッシュライトを活用しよう。
人間プレイヤーの目標は脱出口を開いてくれる「鍵」を発見することで、同時にバッテリーも入手しながらモンスターの襲撃をかわしていくアクション要素も展開。また研究者という世界観設定を持っている関係上、モンスターの「卵」も集めて帰らなくてはならない。探索で集めるアイテムは多いぞ。
没入感を高めてくれる「一人称視点(ファーストパーソンビュー)」を用いた作品である関係上、プレイ中他プレイヤーの動向が見えにくい場面もあり、そこに恐怖感と緊張感も生まれてくる。探索をしっかりと行いつつ、他プレイヤーの現在地も察知して賢く行動していこう。ドキドキのプレイ要素を楽しめる作品だ。
影に潜んでハンティングの機会を窺うモンスター
一方のモンスタープレイヤーは、人間と真正面で対峙するとフラッシュライトに邪魔されることがあるので、「影」の中に潜みながら攻撃の機会を窺っていくことになる。モンスターが上手く攻撃できるかどうかは画面右上の「Lurking(潜伏値)」で表示され、これが最高潮に達すると問答無用で人間をキルできるぞ。
またこのキャラクターにはクモ型モンスターらしい「蜘蛛の巣」を設置できる能力(スキル)があり、人間プレイヤーの進行を妨げる「壁」を作って混乱状況を生み出せる。マップ内に蜘蛛の巣を設置しながら人間プレイヤーに動揺を与え、闇の中から一気に飛び出して3名全員の殲滅を狙っていこう。
▲モンスタープレイヤーの視点。数で劣っている分を能力とパワーで補っているキャラクターだ。
人間としてプレイする場合でも、モンスターとしてプレイする場合でも、どちらにも「戦略性」や「戦術」が必須となるため、単純明快な対戦型アクションゲームとは全く異なるプレイ体験が生まれる点がポイント。地の利を活かしながら人間に迫るモンスターの狡猾なプレイ要素が光る必見のインディーゲームタイトルだ。
ゲームを大いに盛り上げていくためには、それぞれのキャラクターが持っている「利点」を積極的に活用していく姿勢が必要で、繰り返しプレイにも強い。ゲームをスタートするために4名のプレイヤーを揃えるという下準備が必要な点はややハードルが高いが、環境が整っている人であれば存分に楽しめるだろう。
4名のプレイヤーが3名の人間キャラクターと1匹のモンスターに分かれて戦う非対称型対戦アクションゲーム『Shadownest』は、現在Steamで無料配信中。マルチプレイの面白さをたっぷりと堪能できる要注目のタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして詳細なゲーム情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 PvPが楽しいアクションゲーム!
Shadownestスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB RAM | 16GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 760 | NVIDIA GeForce GTX 1070 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続が必要SSD推奨、インターネット接続が必要 |
(C) Briny Boi Studios.
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