2022/6/1からSteamで早期アクセス版が配信されているAwaken Realmsの購入型PCゲーム。世界的な人気を誇るボードゲームシリーズの世界をデジタル化したシミュレーションゲームタイトル。
SFとホラー要素が組み合わさった世界観、探索を行いながら侵入するエイリアンに対処していくゾクゾクのプレイ展開、アクションカードを用いながらプレイを進めるシステム、疑心暗鬼のマルチプレイ要素が大きな魅力で、美麗な3Dグラフィックで再現されたボードゲームの世界を体験したい人におすすめ!
人気ボードゲームをデジタル化!
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で早期アクセス版が配信されている『Nemesis: Lockdown』は、2万件以上の評価を得ている世界的人気のボードゲーム『Nemesis』シリーズのスタンドアロンタイトルをデジタル化したファン必見の新作。SFホラー映画のようなプレイ展開を体験できる作品だ。
ボードゲーム版『Nemesis』シリーズは「近年最も成功したボードゲームの1つ」として認知されている作品で、SF映画の金字塔『エイリアン』に似たシチュエーションが特徴のタイトル。エイリアンvs人間という世界観が共通しており、本作でもその構図を維持している。SFホラーの世界が好きな人におすすめだ。
▲エイリアンと対峙しながら勝利条件を目指してターン制で進んでいくホードゲームのデジタル版。
『Nemesis』では巨大な宇宙船内が舞台となっていたが、『Nemesis: Lockdown』では火星上の秘密基地が舞台となる。プレイヤーは登場キャラクターを選択後、ターンベースのゲームシステムで移動しながら勝利条件に向けて行動を取っていく。行動に際して「アクションカード」を消費する点が特徴だ。
ちなみに本作はリアル版のボードゲームとしても販売されているが、精巧なフィギュアを同梱しているため価格は約170ドルと非常に高価。本格的な海外ボードゲームをデジタル版にしたことによってプレイヤー人口の間口を広げ、幅広いユーザーが世界観を楽しめる価格になっている点が魅力だ。
早期アクセス価格でお得にゲットできる新作ゲーム
ゲームの開発は「InterStudio」が手掛け、パブリッシングは本家ボードゲームのパブリッシャーでもある「Awaken Realms」が担当。Steamでの販売価格は2050円で、この価格は正式バージョンの配信後に25%値上がりする見通し。現時点でもプレイアブルな状態にあるので、早めに購入するという手もあるぞ。
インターフェースは英語一択となり、残念ながら日本語インターフェース及び字幕・音声環境は非搭載。ボードゲーム版『Nemesis』には日本語版が存在しているが、本作は現時点でボードゲーム版とPC版共に英語バージョンのみとなっているので、プレイを円滑に進めるためには一般的な英語読解力が必要になる。
▲グラフィックとUIは非常に洗練されており、デザインセンスは抜群。没入感の高いプレイを楽しめる。
早期アクセス版の現時点ではソロプレイモードとオンラインマルチプレイモードを実装し、シナリオを作成しながら他ユーザーと一緒に遊ぶことも可能。協力プレイ要素に加えて「裏切り」が発生するPvP要素も展開するので、趣味が同じプレイヤー同士で集まって遊ぶと盛り上がること間違いなしだ。
PC環境への要求スペックは中程度。推奨要件で提示されているグラフィックボードは6GBのVRAMを実装した「RTX 2060」もしくは「RX 590」となるため、ミドルスペック帯のPCを持っていれば最高設定でも十分にプレイできるはず。ストレージは最低10GB必要なので、事前に空き容量を確保しておこう。
世界的な人気を誇るボードゲームシリーズの世界をデジタル化したシミュレーションゲーム『Nemesis: Lockdown』は、現在「早期アクセス版」としてSteamで配信中。SFホラー映画の世界が好きな人や、ターン制SLGが好きな人にはおすすめのタイトルだ。今すぐストアで情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 ボードゲームをPCでも遊べる!
疑念が渦巻くプレイ展開!
『Nemesis: Lockdown』の魅力は、マルチプレイ時に参加しているプレイヤーが「自分の目標」を達成するために行動するシステム。同じゲームをプレイしているユーザー同士に「異なる目標」が設定されることで対立構図が発生し、そこにプレイヤー殺害などの「裏切り行為」も生まれてくる。
これらの「プレイヤー独自のミッション」については他プレイヤーに通達されないため、一緒に遊んでいるユーザーが自分にとって危険な存在なのか分からないスリリングな状況が生まれてくる。エイリアンとの対峙もゾクゾクするが、実は一番恐ろしいのは「他プレイヤー」だという点が非常に面白い。
▲手持ちのアクションカードデッキを消費しながら「心理戦」要素も展開させるマルチプレイが秀逸だ。
協力プレイ要素と対人戦要素が絶妙なバランスで盛り込まれているおすすめのシミュレーションゲームで、毎回奥深いプレイ要素が生まれてくるので飽きること無くプレイを繰り返せるはず。自分に与えられた目標を完遂するために頭脳プレイを続け、時に仲間を裏切りながら勝利目標の達成を目指そう。
なお、現段階の本作は「早期アクセス版」の配信に先駆けてテストを幾度となく繰り広げてきているため、重大なバグに遭遇する可能性は非常に低く、誰もが安心してプレイできるはず。軽微なグリッチやバグは残っているそうだが、致命的な不具合が発生することはまず無いので、最後までしっかりと遊べるはずだ。
エイリアンを倒すことが目的ではなく、最も手強い存在である「他プレイヤー」に対処することが重要であるという点が特徴の本作は、マルチプレイで輝きを増すおすすめの新作。様々な結末を見ながら何度でもリプレイし、ゲームが持っているポテンシャルと可能性を明らかにしていこう。
【おすすめポイント】 やり込み要素満点の新作SLG!
フルバージョンに期待の新作!
現在早期アクセス版の段階にある『Nemesis: Lockdown』は、今後のアップデートによってUIやアニメーションの洗練、サウンドの改善などを行っていく予定で、実際にプレイを進めたユーザーからのフィードバックも随時反映していくことがアナウンスされている。完成が待ち遠しい期待の新作ゲームだ。
ボードゲーム版とPC版が両方存在することで「玄人向け」の作品をイメージする人がいるかも知れないが、本作はターゲット層に「ボードゲーム初心者」も想定しているため、決して複雑なゲームシステムにはなっていない。一般的なターン制ストラテジーゲームの知識を持っていれば十分にプレイを楽しめるぞ。
▲2022年内の配信が予定されている正式版では、ゲームシステム全般に磨きがかけられる予定。
早期アクセス版として登場するまでに十分なテストと改良が重ねられている点は好印象で、元々キックスターターで出資を募って誕生した原作を背景に持っている作品らしい「ユーザー重視」の姿勢が感じられる。素早い操作が求められる場面がないターン制ゲームなので、幅広いユーザーが親しめる作品になるはずだ。
世界的な人気を誇るボードゲームシリーズの世界をデジタル化したシミュレーションゲーム『Nemesis: Lockdown』は、現在早期アクセス版としてSteamで好評配信中。早くも多くの高評価を獲得している必見の新作ゲームタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスしてゲーム情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】
完成が楽しみな新作ゲーム!
Nemesis: Lockdownスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-8400 / AMD Ryzen 5 1600 | Intel Core i7-8700K / AMD Ryzen 7 3700X |
メモリー | 8 GB RAM | 16 GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 1050 Ti / AMD Radeon RX 560 | NVIDIA GeForce GTX 1070 / AMD Radeon RX Vega 56 |
VRAM | 4 GB | 8 GB |
HDD空き容量 | 20 GB | 20 GB |
DirectX | Version 11 | Version 11 |
備考 |
(C) Awaken Realms.
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