2022/5/10からSteamで無料のデモ版が配信されているApphic Gamesの購入型PCゲーム。恐ろしい実験が起こった精神病院を舞台に決死の脱出を目指していくサバイバルホラーゲームタイトル。
視聴者にライブ映像を届けながら精神病院を探索するという現代SNSの風潮を取り入れたプレイスタイル、様々な謎に立ち向かいながら脱出を目指すゲーム要素、半分ゾンビと化した危険な敵とのバトル、最大4名がチャレンジできるCO-OPモードが魅力で、斬新な切り口を持つホラーゲームで遊びたい人におすすめ!
精神病院からライブ中継!
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で無料のデモ版が配信されている『Deadly Broadcast』は、忌まわしい出来事が起こった精神病院に入り込んだプレイヤーが決死の脱出を試みるおすすめの新作。ソロプレイ以外に最大4名のCO-OP要素も体験できる恐怖感満点のサバイバルホラーゲームタイトルだ。
ゲームの舞台となっている精神病院では、以前に恋人を亡くした科学者が忌まわしい実験を行っており、その産物として半分ゾンビと化した不気味な生命体が徘徊している。主人公たちに死をもたらすこれらの存在と勇敢に戦いつつ、その様子をライブ映像としてフォロワーに届けるのがプレイヤーの使命だぞ。
▲迫力のファーストパーソンビューで不気味な精神病院内部を進んでいく新作サバイバルホラーゲーム。
インスタグラムやYouTubeのライブ配信を見たことがある人はおわかりだろうが、本作のゲームシステムにはその「ライブ」コンテンツが大々的にフィーチャーされており、プレイ中にフォロワーからのメッセージや「投げ銭」がリアルタイムで流れてくる。SNSの人気者としてプレイを進める要素がユニークだ。
ゲーム最大の魅力は2名から4名が参加できる協力プレイモードにあり、このコンテンツでプレイ中にはフォロワーからのリクエストにチャレンジする要素も登場し、プレイが奥深さを増す。ゾンビたちとのバトルに加えてパズル解読要素、サイドクエストが絡み合う世界で「生存」を目指しながらクリアを達成しよう。
イスタンブールに本拠を構えるデベロッパーの新作
ゲームを開発しているのは、トルコの都市であるイスタンブールに本拠を構えているインディーゲームデベロッパー「Apphic Games」。グラフィック関連やモバイルゲーム開発などに携わった経験を持つメンバーで構成されている玄人集団で、現在は早期アクセス版の配信に向けてゲームを調整中。要注目のスタジオだ。
現時点での販売価格は不明となっているが、早期アクセス版の配信後に新たなコンテンツやシステムが実装された場合には値段が徐々に上昇していく旨がアナウンスされているので、出始めの段階で購入してしまうのもアリ。ストアでは機能が制限された無料の「デモ版」をDL出来るので、まずはこれで遊んでみよう。
▲視聴者からの「リクエスト」に応えると大量の「投げ銭」を獲得できるユニークなシステムもある。
インターフェースは標準で日本語をサポートしているが、現時点では所々に「文字化け」があるため、完全な状態ではない。またプレイ中に重要な役割を担う視聴者のリアルタイムチャットについても機械翻訳風になっているので、作品のニュアンスを味わいたい人はUIを英語に切り替えたほうが雰囲気が出るだろう。
部分的ながら汎用コントローラーでの操作もサポートされており、幅広い人がプレイを楽しめる作品になっている点もポイント。PC環境への要求スペックも低めで、最低動作環境で提示されているグラフィックボードは「GTX 1050」、推奨環境で提示されているグラフィックボードは「GTX 1650」だ。
恐ろしい実験が起こった精神病院を舞台に決死の脱出を目指していくサバイバルホラーゲーム『Deadly Broadcast』は、現在早期アクセス版のリリースを準備中。SNSの有名人としてライブ配信を行うという設定が最高に面白い新作タイトルだ。興味が湧いた人は今すぐ製品をウィッシュリストに登録しよう!
【おすすめポイント】 恐怖の実況生中継が始まる!
忌まわしい精神病院を脱出せよ!
『Deadly Broadcast』でのプレイヤーの目的は、呪いにも似た邪悪な方法で半ゾンビ化した患者たちの攻撃に対処しながら数々の謎を解いて精神病院を脱出すること。ソロとマルチプレイで大まかなゲーム進行要素は同じだが、前述の通りマルチプレイ時には「リクエスト」が発生してゲームプレイに深みが出る。
ゲーム開始直後にはキャラ選択画面が登場し、ビューティーブロガーやボディービルダー、IT系配信者などの「SNSの人気者」を選べるようになっている。全ての登場人物が膨大なフォロワー数を誇っており、彼らはゲームの舞台となる精神病院が異常事態に陥っている事に気づかずに迷い込んだ人物として行動を開始する。
▲悪魔の儀式的なノリも登場する不気味な精神病院内部。視聴者がリアクションを返して来るのが面白い。
精神病院内部には謎を解く鍵となる「メモ」などがあり、また脱出を成功させるために様々なパズルアクション要素にもチャレンジしなくてはならないため、CO-OPでプレイすると協力プレイ要素が大いに捗るはず。ライブ配信を継続しながら恐ろしい世界と対峙するという現代風のシチュエーションが最高だ。
最終的には壁に取り付けられた「大きな心臓」を破壊することになるが、ここから半ゾンビたちの猛攻もヒートアップするため、探索で使える武器を手に入れておくことが非常に大切。バトルと探索、謎解き要素を駆使しながらブロードキャストを続け、生きて精神病院からの脱出を成功させよう。
前述の通り視聴者からのメッセージには「重要なヒント」が隠されていることがあるため、画面右下にリアルタイムで表示されるテキストにも注意を払う必要がある。新感覚のサバイバルホラーアクション要素を体験できる必見の新作ゲームで、親しいフレンドと一緒にプレイすれば盛り上がること請け合いだぞ。
【おすすめポイント】 独特なプレイ体験が面白い!
今後の開発進捗に期待の新作
現時点でデモ版のみがリリースされている『Deadly Broadcast』は、早期アクセス版の一刻も早い配信が望まれる期待の新作ゲーム。ゲームシステムは非常に面白く、ストリーマーとしてライブ映像を視聴者と共有しながら恐怖に立ち向かっていくという世界観設定には光るものがある。正式版の完成も楽しみだ。
開発元のApphic Gamesは公式Discordサーバーでの意見交換やフィードバックを求めており、ユーザーからの評価や感想を考慮して柔軟にゲームシステムを調整していく旨を発表している。前述の日本語問題については上手く翻訳することで人気を博す可能性が高いので、語学力に自身がある人は申し出てみよう。
▲登場人物全てがSNSのカリスマという設定は面白い。どんな状況下でも配信を続けるプロ根性が光る。
恐ろしい実験が起こった精神病院を舞台に決死の脱出を目指していくサバイバルホラーゲーム『Deadly Broadcast』は、現在「早期アクセス版」の配信を準備中。ユニークなゲームシステムが突出した魅力を放つ新感覚のホラーゲームだ。興味が湧いた人は今すぐ製品を「ウィッシュリスト」に登録しよう!
【おすすめポイント】 ヒットの予感がする新作ゲーム!
Deadly Broadcastスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 760 | NVIDIA GeForce GTX 1060 |
VRAM | 2GB | 6GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | ネットワーク接続必要SSD推奨 |
(C) Apphic Games.
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