2022/5/3からSteamで早期アクセス版が配信されているHorseGamesの購入型PCゲーム。海外のPCゲームジャンルで根強い人気を持つ「プロップハント」型のオンラインPvPを体験できる新作アクションFPS/TPS。
マップ内に存在するオブジェクトに変身してハンターの目を逃れていくプロップ側のプレイ、物になりすまして隠れているプレイヤーを発見して攻撃していくハンターとしてのプレイが大きな魅力で、観察眼が要求されるオンラインPvPを楽しみたい人、早期アクセス版の作品を応援したい人におすすめの新作タイトル!
かくれんぼPvPが始まる!
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で早期アクセス版が配信されている『Prop Hunt 2.0』は、小物などのオブジェクトに化けて隠れるプレイヤーと、そのプレイヤーを発見して攻撃していくハンタープレイヤーの戦いを体験できるおすすめの新作。オンラインPvP専用の新作ゲームタイトルだ。
マッチングで集まったプレイヤーは「プロップ」側と「ハンター」側に振り分けられ、その後3種類あるマップで「かくれんぼ対戦」を繰り広げていくことになる。プロップ側のプレイヤーはサードパーソンビュー、ハンター側はファーストパーソンビューで戦うシステムで、どちらでプレイしても面白さは抜群だぞ。
▲3Dモデリングされた世界で「かくれんぼ対戦」を楽しめる新作アクションゲームタイトルだ。
現在もカルト的な人気を誇る『Garry's Mod』のユーザー作成アドオンコンテンツとして誕生したユニークな対戦形式「プロップハント」には、年代を超えて楽しめる面白さがあり、子供時代に誰もが一度は体験したことのある「かくれんぼ」のドキドキ感を味わえる。本作でプロップハントデビューするのもアリだ。
プレイ中にはボイスチャットとテキストチャットを行うことが可能で、同じチームになっているフレンドと交流しながら遊べるため、パーティーゲーム的な盛り上がり方もできて便利。制限時間まで隠れきる、あるいは探し出すという対象的なPvP要素をバッチリ満喫できる新作ゲームで、PvPが好きな人におすすめだ。
新人ゲームデベロッパーが送る新作ゲームタイトル
ゲームを開発しているのは、新鋭のインディーゲームデベロッパー「HorseGames」。2020年にSteamデビューを果たした新人で、現在ストアには本作を含めた5タイトルを展開中の多作なスタジオだ。作風に興味を持った人は、Steamストアで彼らの他作品も併せてチェックしてみよう。
なお、本作のタイトルに「2.0」と付いているのは、2021年3月に発売された『Prop Hunt』の後継作にあたるため。ストーリーや世界観の要素は引き継がれていないが、同ジャンルの作品であるために区別化してネーミングされている。ちなみに『Prop Hunt』の記事は本サイトにも掲載されているぞ。
▲ハンター側はどのプロップが「人間が化けたもの」であるかを探り出す。お手つきはペナルティーだ。
Steamでの販売価格は1320円で、この価格は正式版でも変わらない見通し。現時点では3種類のマップでプロップハントプレイを楽しむことができ、ボイスチャットとテキストチャットでコミュニケーションを取り合いながら遊べるようになっている。正式版リリースの時期は早くて約三ヶ月後だ。
PC環境への要求スペックは低めで、最低動作環境で提示されているグラフィックボードは「GTX 660」となる。現在流通しているローエンド帯のPCを持っている人であれば、問題なくプレイを楽しめるだろう。インストールサイズも約4GBとスマホアプリ並みに軽く、ストレージが逼迫している人も安心だ。
インターフェースは日本語を含めた25ヶ国語をサポートし、参入の敷居は低い。海外のPCゲームジャンルで根強い人気を持つ「プロップハント」型のオンラインPvPを体験できる新作アクションFPS/TPS『Prop Hunt 2.0』は、現在「早期アクセス版」としてSteamで配信中。今すぐストアをチェックしよう!
【おすすめポイント】 プロップハント対戦へGO!
直感力で勝負を決めろ!
ラウンド制のかくれんぼバトルが展開していく『Prop Hunt 2.0』は、プロップ側とハンター側のどちらで遊んでもスリリングな新作ゲーム。プロップ側プレイヤーには開始直後に隠れ場所を探すための時間が与えられるので、発見されにくそうな場所を選んでハンター側プレイヤーの行動開始を待とう。
プロップ側プレイヤーが変身できるオブジェクトはハイライト表示される。ドラム缶やバスケットボールなど大小様々なプロップが用意されている点がポイントで、大きいプロップほどハンターの攻撃に耐性がある。ただし小さい物の方が目立たないという利点もあるので、自分の考えで変身すると良いだろう。
▲プロップ側プレイヤーは三人称視点でゲームを進めていく。オレンジ色のハイライトに注目しよう。
一方のハンター側プレイヤーは、プロップ側プレイヤーの持ち時間が終了した時点で捜索を開始。怪しいと思ったプロップに向けて弾丸を発射しながら攻撃を加えていく。ただしプレイヤーではない「ただのプロップ」を攻撃してしまった場合には、ペナルティーとしてHPを消費するので注意が必要だ。
無闇に撃ちまくっても勝利することができない点がハンタープレイヤーのキーポイント。自分の直感力を信じながら「怪しい」と思われるプロップを順次攻撃し、反応を伺おう。プロップに変身しているプレイヤーはその状態で移動することが出来るので、画面内の僅かな異変を察知する洞察力も必須だぞ。
追う側と追われる側どちらでも楽しいゲームプレイが素晴らしく、『Garry's Mod』のユーザー作成アドオンコンテンツとして誕生した経緯を持つジャンルの真骨頂を味わえるはず。ただし本作はオンラインPvP専用タイトルとなっているので、プレイ前に親しいフレンドユーザーを誘っておくと安心だ。
【おすすめポイント】 仁義なきかくれんぼ対戦!
前作の汚名返上となるか
2021年に発表された前作『Prop Hunt』の後継作として発表された新作ゲーム『Prop Hunt 2.0』は、前作で不評だったサーバー回りの不具合解消が望まれるタイトル。前作はこの一点で低評価の嵐が巻き起こっており、「絶対に買うな」とまで書き込んでいるユーザーもいる。汚名返上を期待したい作品だ。
ゲーム制作に不慣れなスタジオがオンラインゲームをリリースしている場合、テスト環境では上手く行っても本番でサーバーに問題が発生することがあり、これがプレイヤーの評価に大きな影響を与えることになる。前作の轍を活かし、今回こそ万全な状態で遊べるプロップハントゲームに仕上がっていることを願ってやまない。
▲ゲームの仕組みはしっかりと完成している。あとは世界のプレイヤーが遊べる環境が整えば完璧だ。
海外のPCゲームジャンルで根強い人気を持つ「プロップハント」形式のオンラインPvPを体験できる新作アクションFPS/TPS『Prop Hunt 2.0』は、現在早期アクセス版としてSteamで配信中。前作の件があるためオンラインプレイ時の不安感は拭えないが、正式版の完成に期待したい新作タイトルだ。
【おすすめポイント】 今後の展開に期待の新作!
Prop Hunt 2.0スペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-2500K | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB RAM | 16GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 660 | NVIDIA GeForce GTX 1060 |
VRAM | 2GB | 4GB |
HDD空き容量 | 30GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続が必要SSD推奨 |
(C) HorseGames.
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