2022/4/15からSteamで早期アクセス版が配信されているBit Planet Games, LLCの購入型VRゲーム。仮想現実世界を舞台に航空機を乗り回しながらオープンワールドを体験できるフライトシミュレーション。
実在する航空機の物理演算をシミュレートしながらもゲーム向けに改善された操作性抜群のプレイ体験、ゲーム的な内容からドッグファイトまで、数百に及ぶ多彩なミッションへのチャレンジ要素が大きな魅力で、飛行機やヘリを操縦できるVR専用ゲームを探している人、臨場感抜群のフライトを楽しみたい人におすすめ!
VRで航空機の世界を体験!
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で早期アクセス版が配信されている『Ultrawings 2』は、2017年に登場したシリーズ初回作『Ultrawings』の続編となるおすすめの新作。前作を遥かに凌ぐボリュームと高精細なゲームグラフィックでフライトを体験できるファン必見のシミュレーションゲームタイトルだ。
作品には複葉機やプロペラ機、ヘリコプターなど合計5種類の航空機が登場。バーチャルハンドを用いながら操作を体験できるようになっており、オープンワールドで再現された世界を自由に飛び回りながら様々なコンテンツにチャレンジすることが可能。リアルシムと言うよりもゲーム的な面白さに重点を置いた作品だ。
▲ダイナミックなプレイ視点で航空機アクションを体験できるシリーズの第2弾となる新作だ。
マップに登場する島の面積は前作の3倍で、順当に進化を遂げたボリュームが嬉しいタイトル。ゲームの進捗状況によって解禁されていく多彩なチャレンジミッションの合計数は300近くと膨大で、全てを完了するまでには40時間から60時間のプレイ時間を要する。早期アクセス版ながらボリュームは満点だ。
遊覧飛行するだけでも十分に面白い作品だが、アクション要素満点のミッションコンテンツへのチャレンジ要素があるため、毎日飽きずにプレイ出来ること請け合い。飛行特性が異なる航空機の操作を楽しみつつ、前作を凌駕した怒涛のコンテンツ群を大いに遊び尽くそう。前作をプレイ済みの人には特におすすめだぞ。
フライトスティックにも対応予定
ゲームを開発しているのは、テキサス州に本拠を構えるインディーゲームデベロッパー「Bit Planet Games, LLC」。2012年にSteamデビューを果たした中堅デベロッパーで、現在は約3ヶ月後に控える本作の正式配信を目指して開発を継続している。興味を持った人はストアで他作品もチェックしよう。
なお、本作は「HOTAS」の名称で知られるPC向けのフライトスティック「T Flight Hotas」への対応を予告しており、正式版配信までに対応する予定。なお、現時点で作品に対応するVRヘッドセットは「HTC Vive」「Valve Index」「Oculus Rift」の3種類で、「Windows Mixed Reality」はサポート外になる。
▲フライトスティックでの操作に正式対応すれば、より一層高い没入感でプレイを楽しめるだろう。
Steamでの販売価格は2570円で、この価格は正式版になっても変わらない予定。早期アクセス版ゲームのメリットである割引価格になっていない点は惜しいが、上記の通りゲームのボリュームは満点なので、価格分の満足感は十分に得られるはず。標準で日本語インターフェースをサポートし、参入の敷居は低いぞ。
VR専用ゲームの宿命としてPC環境への要求スペックが高い点には注意。現時点でVRゲームを遊んでいる人は問題なくクリアしているだろうが、推奨環境で提示されているグラフィックボードは「RTX 2070」と同程度かそれ以上になるため、これからVR環境を構築する人はPCスペックに注意しておこう。
仮想現実世界を舞台に航空機を乗り回しながらオープンワールドを体験できるシミュレーション『Ultrawings 2』は、現在「早期アクセス版」としてSteamで好評配信中。大空を飛び回りながら多彩なミッションにチャレンジできる必見作だ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスしてゲームの詳細情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 VRで遊べるフライトゲーム!
華麗なアクション要素にチャレンジ!
『Ultrawings 2』でチャレンジできるミッションの総数は300種類近く。操縦桿を握っている手とは反対の手で銃を持ち、ターゲットになっている風船を割りながら飛行を続けていくミッションや、敵のドローンを追いかけて破壊する戦闘機ミッションなど、バラエティー豊富なチャレンジ要素が待っているぞ。
ミッションの多くはアーケードライクなものだが、戦闘機同士がドッグファイトして戦うスリリングなミッションも用意されており、遊び甲斐は満点。幅広い年代にアピールできるミッション内容が素晴らしく、仮想現実世界に広がるオープンワールドでハイスコアを目指すプレイにも熱が入るはずだ。
▲コントロールテクニックと射撃センスが問われるドッグファイト型のミッション。
5種類存在する航空機の操縦バランスはそれぞれ異なり、実際の航空機が持っている挙動に対して「ゲーム的な解釈」を取り入れながら物理演算が働くため、どのミッションでもイライラする事なく遊べる点がポイント。堅苦しい航空機シムの世界ではなく、爽快感を伴うプレイ体験が広がっていく。
VR作品らしい「身体」を用いた操作には満足感があり、計器を確認して各種のスイッチを入れ、操縦桿を握りしめて大空へと飛び出していくプレイ要素を没入感満点に味わえるので、誰もが夢中になれるはず。前述のフライトスティックに完全対応すれば、更に素晴らしい操作方法で航空機の世界を味わい尽くせるだろう。
飛行機や航空機全般が主役のゲームが好きな人には断然おすすめの新作で、グラフィック面でも一定のリアリティーを享受できるため、ライト感覚でプレイできるフライトシムを求めている人にも向いている作品と言える。前作の3倍にまで広がったマップは広大で、思う存分自由飛行の世界を楽しめるぞ。
【おすすめポイント】 大空を存分に楽しめる新作!
正式版が待ち遠しいSLG!
オープンワールドの飛行要素とやり込み度満点のミッションを体験できるフライトシミュレーションゲーム『Ultrawings 2』は、VRヘッドセットを所有している幅広いユーザーにおすすめの新作。正式版では「Windows Mixed Reality」への正式対応も実現する予定なので、更に多くのファンが遊べる作品になるだろう。
正式版ではマルチプレイモードの洗練と改善も行われ、さらにフライトスティックでの制御に関するキーバインド設定にも柔軟に対応していく予定。モーションコントローラーでも遊べる作品だが、やはり操縦桿タイプのフライトスティックを接続して遊んだほうが雰囲気が出る。完全対応実現に期待しよう。
▲シリーズ初体験の人でも問題なく遊べる新作ゲーム。スケールアップしたゲーム世界を楽しもう。
仮想現実世界を舞台に航空機を乗り回しながらオープンワールドを体験できるVR専用フライトシミュレーションゲーム『Ultrawings 2』は、現在「早期アクセス版」としてSteamで配信中。抜群の面白さを提供してくれる必見作だ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスしてゲームの詳細情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 アップデートに期待の新作!
Ultrawings 2スペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4590 / AMD Ryzen 5 1500X | Intel Core i7-8700K / AMD Ryzen 7 2700X |
メモリー | 8 GB RAM | 16 GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GTX 970 / AMD Radeon R9 290 | NVIDIA GTX 1080 / AMD Radeon RX 5700 |
VRAM | 4 GB | 8 GB |
HDD空き容量 | 20 GB | 20 GB |
DirectX | Version 11 | Version 11 |
備考 | VRヘッドセットが必要 |
(C) Bit Planet Games, LLC.
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