2022/4/2からSteamで正式配信されているLandfallの購入型PCゲーム。絵本のような独創的なグラフィックで再現された中世を舞台に「1本のバラ」を目指して騎士が競い合うバトロワレースゲーム。
ダイナミックなアングルでアクションバトルを堪能できる奇抜なゲームグラフィック、2名のプレイヤーがチームとして協力しながらバラの獲得を目指す最大20名参加のバトロワ型オンラインPvPシステムが大きな魅力で、ドタバタ要素もあるアクションゲームで対戦と協力プレイを堪能したい人におすすめのタイトル!
騎士のチームバトルが開幕!
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信中の『Knightfall: A Daring Journey』は、海外絵本を開いたような描画を持つゲームグラフィックで競争力満点のオンラインPvPを楽しめる必見の新作。2名のプレイヤーが騎士を操作しながらゴールに待つ「1本のバラ」を目指して共闘するバトロワレースゲームだ。
作品では1回の対戦で最大20名のプレイヤーが参加することが可能で、合計10チームの「バラ争奪戦」が展開。ソロではなく2名のプレイヤーから生まれる「コンビネーション要素」で勝利を目指していく点が特徴の新作で、オンラインの醍醐味である対戦と協力プレイ要素が大いに捗ること間違いなしだ。
▲2名1チームとして参加してレース要素満点の世界で「1本のバラ」獲得を目指していく新作ゲームだ。
プレイの大まかな流れは、マップ上を馬に乗って移動して「1本のバラ」が待っている城へと移動するというものだが、移動距離が長く、夜間に街道にいると「凍死」する危険があるため、途中に存在する村に退避しながら行動することになる。ゴールに近付くにつれて村の数が減少するため、注意が必要だ。
馬に乗った移動シーンはサードパーソンビューを採用し、村内に入るとファーストパーソンビューへと自動的に切り替わる。先を目指す他チームと村で遭遇することもあり、この場合にはPvP要素が勃発することも。操作キャラは騎士でありながら「銃器」を持っているので、シューティングバトルが展開するぞ。
スウェーデンのインディーゲームデベロッパーが送る新作
ゲームを開発・運営しているのは、スウェーデンに本拠を構えているインディーゲームデベロッパー「Landfall」。Steamには2015年からゲーム作品を発表している中堅スタジオで、現在ストアには本作を含めた8作品を展開中。無料で遊べる作品もあるので、興味が湧いた人はストアの他作品もチェックしてみよう。
Steamでの販売価格は620円と比較的安価。オンラインマルチプレイ向けの作品のため、人の集まりが最大の難点と言えるが、PCユーザーのフレンドが多い人には向いているタイトルと言える。1000円を切る安価な価格設定なので、親しいフレンドにプレゼントして一緒にチームとして参加するのもアリだ。
▲パースが効いたアングルのグラフィックで騎士のレースバトルを体験できる新作ゲームだ。
インターフェースは英語一択となり、残念ながら日本語インターフェース及び字幕・音声環境は非搭載。円滑にプレイを進めるためには、基礎的な英語読解力が要求される点には注意しよう。なお、汎用コントローラーでの操作は現時点でサポート外となるので、プレイにはキーボードとマウスを用いることになる。
PC環境への要求スペックは中程度。推奨環境で提示されているグラフィックボードは「GTX 1650」もしくは「RX 470」なので、ミドルスペック帯のPCを持っていれば最高設定でも十分に遊べるはず。目下の課題はゲームに関するチュートリアルセクションが無い、という点だが、一度理解すればプレイを楽しめるはずだ。
絵本のような独創的なグラフィックで再現された中世を舞台に「1本のバラ」を目指して騎士が競い合うバトロワレースゲーム『Knightfall: A Daring Journey』は、現在Steamで好評配信中。一組だけの勝者を目指して過激なチームレースの世界を体験したい人は、今すぐストアにアクセスして情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 バラを目指す戦いが始まる!
協力プレイが勝利へのカギ!
『Knightfall: A Daring Journey』で要求されるのは、2名のプレイヤーが一緒に勝利目標を目指してプレイを進めていく協力プレイ要素。意思疎通を図りながら団結してプレイに臨むことが求められ、気の合うプレイヤー同士で遊ぶと高戦績を残せる。アクション要素満点の世界で共闘しながら進んでいこう。
城を目指しながら街道をひた走るシーンでは、馬の操縦テクニックが要求される。本作の馬は車両のように「ドリフト」することが可能で、コーナーでこれらのテクニックを駆使しながら進むことで「村」への到着時間を短縮できる。走行シーンでスリリングなプレイ要素が生まれる点が作品の魅力だ。
▲馬力が凄い馬を操作しながら街道をひた走る。アクションレーシングゲーム要素もある新作だ。
前述の通り、本作では夜になると「凍死」する危険があるので、村へ立ち寄って身の安全を確保することが大切。村を発見して侵入したら、他チームが先に到着して待ち構えていないかを慎重に調べよう。この場所ではプレイに役立つ様々なアイテムが落ちているので、一人称視点での探索プレイ要素も捗るぞ。
もし自分たち以外のチームが同じ村に到着した場合、そこで対人戦が勃発する可能性がある。馬で移動中は一緒になっているチームメイトも、この村内では別々に行動できるようになっているので、建造物などを活用しながら相手を迎え撃つプレイを楽しめて面白い。ライバルたちを蹴落としていこう。
▲村内に入ると自動的にファーストパーソンビューへと移行。アクションSTG要素が展開していく。
マップには複数の村が存在し、そこで出会ったプレイヤーたちがバトルを繰り広げていくことになるが、最終地点の城内ではこれまでに生き延びてきたチームが総当りで戦う最終バトルも展開するので、最後まで気が抜けない。中世を題材にした作品だが、シューティングの腕前を大いに問われることになるぞ。
ちなみに本作はソロで参加することも可能だが、2名のチームで挑むと生存率が上昇する。お互いを蘇生させながらプレイを継続する機能もあるので、遊ぶ際にはなるべくパートナーを見つけたほうが良い。ただし初見ユーザーが参加している場合、ルールが分からずにプレイを乱されることもあるので注意だ。
改善次第では人気作品になる予感
ドタバタなチームバトル要素を体験できるバトロワレースゲーム『Knightfall: A Daring Journey』は、今後のアップデートが待たれる新作。ゲームシステムについての説明が薄い点はウィークポイントで、折角面白いゲームの内容がプレイヤーに伝わりにくくなっている。今後の改善に期待しよう。
▲ライフを削られて幽霊状態になるとモノクロ画面に。味方が健在であれば復活のチャンスがある。
スタイリッシュな作風で人気を博しているスタジオの新作だけに、この説明の少なさも一種のスタイルなのかもしれないが、独自のルールを持っている作品なので、ある程度の説明は必要。この点が大きく改善されていけば、幅広い年代のユーザーが親しめる人気ゲームへと変貌を遂げていくだろう。
絵本のような独創的なグラフィックで再現された中世を舞台に「1本のバラ」を目指して騎士が競い合うバトロワレースゲーム『Knightfall: A Daring Journey』は、現在Steamで好評配信中。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】
チームバトルが楽しい新作ゲーム!
Knightfall: A Daring Journeyスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-2500K | Intel Core i7-4790 |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 660 | NVIDIA GeForce GTX 1060 |
VRAM | 2GB | 6GB |
HDD空き容量 | 20GB | 20GB |
DirectX | 11 | 11 |
備考 | インターネット接続が必要SSD推奨 |
(C) Landfall.
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