2022/3/24からSteamで早期アクセス版が配信されているTombstone Gamesの購入型PCゲーム。不気味な地下世界を舞台に悪魔によって送り出された軍団と対峙して脱出を目指すホラーアクションゲームタイトル。
聴覚を通してプレイヤーを恐怖に追い込むゲームシステム、没入型のプレイ体験を得られるファーストパーソンビュー、最大6名のプレイヤーが一緒にプレイ出来るオンラインマルチプレイモードの存在が魅力で、開発途上にあるインディーゲームに参加して一緒にゲームを完成に導きたい人におすすめのタイトル!
冥界からの使者に立ち向かえ!
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で早期アクセス版が配信されている『Teraphobia: The Beginning Of Beelzebub』は、不気味な地下世界で「冥界の門」から湧き出てくる悪魔軍団と対峙するおすすめの新作。雰囲気満点のホラーアクションゲームを求めている人にはハマるタイトルだ。
悪魔の軍団を止めるという使命を負ったプレイヤーは、最初に初期装備を選択後にマップへと降り立ち、そこで敵モンスターたちの襲撃に注意しながら「証拠」を集めて脱出を目指すことになる。ミッションを達成しながら生存した状態で脱出することが大きな目標で、そこに最高のホラーアクション要素が生まれる仕組みだ。
▲雰囲気満点の地下世界には「証拠」が置かれている。それを取って「生きて脱出」することが目標だ。
「心理的な恐怖」を打ち出している本作では、武器を手に取ってバリバリと戦う要素はなく、いつ襲われるのか分からない緊張感と恐怖感の中で「証拠」を探していく探索プレイが展開。突如聞こえる不気味な音声も良くできており、感覚に訴えかける不気味さがプレイヤーにのしかかってくる。ドキドキが止まらないぞ。
ゲームはソロプレイ以外に、最大6名のプレイヤーが一緒に遊べるオンラインマルチプレイにも対応しており、親しいフレンドや世界のユーザーと一緒に恐怖体験を分かち合うことも可能。1人ではクリアできない場合にはマルチプレイで助けを求め、作り込まれた迷宮マップからの生還を目指していこう。
新人インディーゲームデベロッパーが送る新作
作品を開発しているのは、CharzXD氏、WolfieSMM2氏、Chaos0XD氏の3名で、パブリッシングはTombstone Gamesが担当。共に本作が初のSteam掲載作品となる新鋭で、現在は2022年内に配信が予定されている正式版の完成に向けて開発を継続中。複数の個人開発者が「共同作業」で作っている新作だ。
Steamでの販売価格は720円と比較的安価。ただし現在作品は開発の初期段階にあり、今後コンテンツやゲームシステムが大きく変化する可能性がある。この点については後述するが、作品は「多くの開発者を呼び込んで制作するスタイル」で進行しているプロジェクトなので、万全を期してプレイしたい場合は待ったほうが良い。
▲ソロプレイと最大6名のマルチプレイで恐怖の地下世界探索と脱出を楽しめる新作ホラーゲームだ。
インターフェースは英語一択となり、残念ながら日本語インターフェース及び字幕・音声環境は非搭載。プレイを円滑に進めていくためには基礎的な英語読解力が必要になる。また、海外のプレイヤーと一緒にマルチプレで遊ぶ際には、コミュニケーションを取れるだけの外国語会話能力も必須になるぞ。
PC環境への要求スペックは中程度。推奨環境で提示されているグラフィックボードは「GTX 1050 Ti」もしくは「RX 560」でこれと同等化それ以上の能力を持つパーツを持っていれば、フルHD解像度で60fpsのプレイが実現する。インストールサイズは約5GBと軽量級なので、ストレージの心配は無用だ。
不気味な地下世界を舞台に悪魔によって送り出された軍団と対峙するアクションゲーム『Teraphobia: The Beginning Of Beelzebub』は、現在Steamで好評配信中。雰囲気満点のホラーゲームや、緊張感が高まるゲームプレイを求めている人にはおすすめの新作アクションゲームに仕上がっているぞ。
【おすすめポイント】 ドキドキの探索が待っている新作!
見えない恐怖が秀逸なプレイ体験
『Teraphobia: The Beginning Of Beelzebub』最大の魅力は、闇に閉ざされた世界を探索しつつ、証拠を集めて脱出を目指すゲームプレイ。ホラー作品のツボを抑えている演出効果が面白く、未知の生物が潜んでいるマップを探索しなくてはならないという緊張感が極限のスリルをもたらしてくれるぞ。
早期アクセス版の現時点では、最初に3種類ある装備品を選択することが可能で、2種類に分かれるマップで恐怖の探索プレイを堪能できるようになっている。時間経過によって新たなコンテンツが実装されていく計画もあるため、開発進捗で変化する世界観やシステムも楽しみ。今後の成長にも期待の新作だ。
▲闇の比率が多いマップが否応なしに緊張感を高めてくれる。ドキドキする探索プレイを楽しもう。
探索と追いかけっこ型のプレイ展開を持っている作品はホラーゲームジャンルに多いが、こちらが反撃する手段を持っていない状況下でのプレイは本当に緊張する。シューター寄りのホラーアクションゲームには爽快感があるが、本作の場合には見えない恐怖心と戦いながら歩を進めていく要素が展開することになるぞ。
今後は更にマップが増え、遭遇する悪魔の手先達の種類も増えていくことがアナウンスされているので、こちらも非常に楽しみ。現在計画されている開発者の増加が上手く噛み合えば、更に恐怖を増加させるコンテンツが生まれる可能性もあり、コミュニティーと開発者の連携も期待される。今後に注目の新作だ。
【おすすめポイント】 開発進捗に期待の新作!
共同作業で開発中の新作ホラーゲーム
前項で「多くの開発者を呼び込んで制作するスタイル」という表現をしたが、本作ではデベロッパーを募集しながらコンテンツ制作を行っており、実際に「公式コンテンツクリエイター」として招聘されたインディーゲームデベロッパーも多い。MODの世界では比較的有名な「共同作業」が行われている新作だ。
有名や無名を問わず、現在インディーゲーム開発者はSNSを活用している事が多く、開発者同士がお互いにコラボを行う敷居が低い。れっきとしたビジネスとして展開する上では障壁があるかもしれないが、「気が合うから一緒にゲームを作ろう」というノリで参加できる点が魅力で、一定の化学反応も期待できる。
▲様々な視点を持つ開発者を取り込むことでゲーム世界が多様化するメリットがある。
無論開発スキルを持っていることは大前提となるが、大手ゲーム会社とは違った「フットワークの軽さ」で開発規模を広げられる点がインディーゲームデベロッパーの強みで、そこに熱心なコミュニティーが形成されていけば、作品世界はさらなる広がりを見せる。「巻き込み型」で開発を進めている要注目のタイトルだぞ。
不気味な地下世界を舞台に悪魔によって送り出された軍団と対峙するアクションゲーム『Teraphobia: The Beginning Of Beelzebub』は、現在早期アクセス版としてSteamで配信中。完成バージョンがどのように変化するのか非常に楽しみなタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアをチェックしよう!
【おすすめポイント】 正式版が楽しみなホラーゲーム!
Teraphobiaスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 または AMD FX-6300 | Intel Core i7-6700K または AMD Ryzen 5 1600 |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 760 または AMD Radeon R7 260x | NVIDIA GeForce GTX 1060 または AMD Radeon RX 580 |
VRAM | 2GB | 6GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 11 |
備考 | インターネット接続が必要SSD推奨、インターネット接続が必要 |
(C) Tombstone Games.
Teraphobiaの評価・レビュー・評判(0件)
このゲームの投稿レビューはまだありません。