2020/11/30から配信されているRichard氏の購入型PCゲーム。オープンワールドで再現された黙示録世界を舞台に、クラフト要素とバトルで生存を目指していくサバイバルシミュレーションゲーム。
ゾンビも出現するポストアポカリプスな世界を生き延びていくハードコアなサバイバルSLG要素、豊富な資源アイテムを用いながら生活環境を整えていくクラフトシステムの存在、オンラインで一緒になったプレイヤー同士が戦うPvP要素が大きな魅力で、油断できないサバイバルゲームで遊ぶことが好きな人におすすめ!
黙示録世界で生存を目指せ!
現在Steamストアで配信中の『Last Contingency』は、3Dグラフィックで再現された黙示録世界を舞台に、プレイヤーが主人公キャラクターを操作しながら日々の生存を目指していくおすすめの新作。PCゲームのジャンルで根強い人気を誇るサバイバルシミュレーション要素を体験できる必見のインディーゲームタイトルだ。
ゲームは一般的なサバイバルシミュレーションゲームと同じメカニズムを持ち、裸一貫の状態でオープンワールド世界に降り立ったプレイヤーが探索で資源を集め、豊富なクラフトシステムにアクセスしながら生活の向上と生存を目指していく。野生生物やゾンビとのバトル要素も発生し、スリル満点の生活を送れるぞ。
▲飢えと渇きのステータス値を管理しながら極限のサバイバル要素に挑んでいく。生存を目指して頑張ろう。
ゲームタイトルが示している通り、本作はSteamストアで絶大な人気を誇るハードコアサバイバルゲーム『RUST』に触発されて開発されたタイトルで、その世界観や設定には類似点がある。一筋縄ではいかないサバイバルSLGをプレイすることが好きな人にはおすすめで、緊張感のあるプレイ体験を存分に味わえるはずだ。
個人開発者が製作中のインディーゲームタイトル
ゲームを開発しているのは、個人で活動しているインディー系ゲームデベロッパーのRichard氏。本作が初のSteam掲載作品となる若手で、コミュニティーの活性化によって「サバイバル」ジャンルを超えるゲームを創造することを目標としている。作品をプレイして思うところがあったら意見を述べるのも一興だ。
本作は2020年に「プレリリース版」として配信を開始した作品で、ストア上の表記では2021/12/30に「早期アクセス版」として改めて配信される予定となっていたが、現時点ではアナウンスがない状態。何れにせよゲームシステム的に不具合が生じる可能性が高い段階にあるため、万全な状態の作品が好きな人は注意しよう。
Steamでの販売価格は520円と安価。ほぼワンコイン価格でゲットできるお手軽な値段設定も作品の魅力で、オンラインPvP向けの作品なので、仲の良いフレンドユーザーにプレゼントして一緒にゲーム世界を体験しながら遊ぶのもアリ。安く遊べるサバイバルゲームを求めている人にもピッタリのタイトルと言える。
▲アイテム欄とステータスが下部に表示されるUIシステム。ミニマップ機能は無いので迷子には注意だ。
インターフェースは英語一択となり、残念ながら日本語インターフェース及び字幕・音声は非搭載。ただしRPG作品とは異なり画面上に表示されるテキスト量がそれほど多くないため、クラフトメニューを解読できる程度の英語読解力を持っていれば十分にプレイできる。手軽に遊べるインディー系サバイバルゲームだ。
3Dグラフィックを用いている作品だけあって、PC環境への要求スペックはやや高め。高フレームレートでプレイするために必要なグラフィックボード(推奨環境)は「GTX1660」もしくは「RX580」となっており、VRAMもそれぞれ6GBか8GB以上要求される。プレイ前に自身のPC環境を今一度確認しておこう。
黙示録世界を舞台にハードコアなサバイバルシミュレーション要素を体験できるインディー系PCゲーム『Last Contingency』は、現在Steamで配信中。油断できない世界で他ユーザーとのバトルも楽しみながらプレイしたい人にはおすすめのタイトルだ。今すぐストアで製品の詳細な情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 ひたすら生存を目指していくSLG!
クラフト要素で生存率アップ!
サバイバルゲームの金字塔『RUST』に触発されて開発中の『Last Contingency』では、『RUST』と同じく「生存する」ことが最優先の課題として提示される。オープンワールド内を探索しながらクラフトの材料になる資源を集め、1日でも多く生き残っていくことがプレイヤーの使命だ。頑張って黙示録世界を生き抜こう。
昼夜の時間経過要素と天候変化も発生する本作でのサバイバル体験は臨場感抜群で、突如襲いかかってくるゾンビや野生生物に注意を払いながら行動していくプレイが捗ること間違いなし。木や岩などを殴って獲得できる資源の量はリアルタイムで画面に表示されるので、最初はクラフトに必要な資源を集めまくろう。
▲裸一貫でサバイバルに挑んでいく点は『RUST』と共通。装備を整えないと大きな不安がよぎる。
探索によって獲得した資源はインベントリ画面で確認できるが、アイテムが個別の画像で表示されるため視認しやすい点がポイント。種類が多いので最初は戸惑うかもしれないが、画像とアイテムの効果・レシピを関連付けて覚えるのにそれほど時間はかからないはず。見やすいインターフェースで楽しくサバイバルしよう。
洗練されたクラフトメニューで作業効率アップ
クラフトに用いるメニュー画面に関してもアクセスしやすい工夫が施されており、ホイール状のメニュー画面を呼び出して建造物の設置を行うことも可能。この部分は本作が参照している『RUST』にもある機能で「二番煎じ」感は否めないが、ストレスフリーで作業を行える点は嬉しい。サクサクとクラフトを行えるぞ。
建造物のクラフトに関しては非常に充実しており、相手プレイヤーにアイテムを略奪されないように保管箱を設置して鍵をかけられるなど、ここも『RUST』に近いものがある。好きな場所に自分好みのシェルターを建造し、そこを拠点としながらさらなる探索に挑むこともできるので、毎日プレイを続けることが楽しくなるはずだ。
▲アクセシビリティーに優れたホイール状のUIでサクサク作業できる。クラフトを極めて生存率を上げよう。
ワークベンチを用いながら多彩なアイテムを生み出すプレイが最高に面白いPCゲームで、スリリングなバトルを経験しながら着実の生活の質をアップさせていく要素に夢中になれる。サバイバルSLGに求められている要素は全て揃っており、熟練ユーザーでも確かな満足感を得られることだろう。
【おすすめポイント】 クラフトを存分に楽しめる!
ジャンルを超えたアイデアを募集中!
「サバイバル」ジャンルを超えるゲームを創造することを目標としている『Last Contingency』は、現在ユーザーからのアイデアや意見を幅広く募集している。本作がお手本にしている『RUST』はある意味「完成品」でそれ以上のシステム変化は期待できないが、本作にはまだ改良の余地が残されているので、今後に期待だ。
▲斬新なアイデアを募集しているサバイバルシミュレーション。変貌すれば面白いタイトルになるはず。
現状では一般的なサバイバルSLGの領域を出ていないため、本作が輝きを見せるためには、他タイトルにはない特別な要素を手に入れることが必須と言える。インディーゲーム文化を盛り上げることが好きな人にはおすすめの作品で、コミュニティーの発展次第では化ける可能性を持ったSLGタイトルと言えるだろう。
【おすすめポイント】 進化に期待のサバイバルSLG!
Last Contingencyスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-6600K | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB RAM | 16GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 970 | NVIDIA GeForce RTX 2070 |
VRAM | 4GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続環境が必要SSD推奨 |
(C) Richard.
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