2021/11/11からSTEAMで早期アクセス版が配信されているGPCoderの購入型PCゲーム。近未来SF世界を舞台に、無限に続くクエストにチャレンジしていくサバイバルホラーアクションゲーム。
最新ゲームらしい高精細なグラフィックで再現された没入感満点のゲーム世界、どこへ続くのか分からない世界をひたすら探索していく不思議なプレイ感覚、不気味なクリーチャーとの息詰まるバトル要素、ワンコイン価格でゲットできる安価な価格設定が魅力で、インディーゲーム文化を応援したい人におすすめ!
無限の回廊が続く世界!
現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で早期アクセス版が配信されている『MOF』は、不気味な静けさを湛えた近未来世界に取り込まれたプレイヤーが、エンドレスなクエストにチャレンジしていくおすすめの新作ゲーム。一人称視点(FPS)で没入感満点のプレイを体験できる必見のインディーゲームタイトルだ。
夢とも現実とも判断がつかないゲーム世界は、最新ゲームらしい高精細なグラフィックで再現されており、金属の質感や明暗の表現には眼を見張るものがある。AAAクラスのゲーム作品と比較しても遜色のない美しいグラフィックは間違いなく作品で大きなウェイトを占めており、異世界での滞在を満喫できること請け合いだぞ。
▲誰もいない不気味な地下室のラボ。ゲームには丁寧に作り込まれたロケーションが複数登場する。
プレイヤーの目標は、各ロケーションに降り立ち、そこで与えられたミッション(クエスト)を実行しながら生きて次のステージへと進んでいくこと。ゲームではこの一連のアクション要素が繰り返され、最終的には尽きることのない無限のクエストにチャレンジできるという仕組みらしい。今後の開発進捗が楽しみな新作だ。
特定のステージにはゾンビ化した敵キャラクターやミュータント、クモの姿をしたモンスターが登場し、プレイヤー目がけて襲いかかってくる。手に入れた武器を扱いながら敵を撃退していくアクションFPS要素も発生するため、単なる探索要素では終わらない点がポイント。シューティングゲームの側面も持つ新作だぞ。
個人製作者が開発中の新作ゲーム
作品を開発しているのは、インディー系ゲームデベロッパー「GPCoder」。スタジオ名を持っているが、実態は個人でゲームを開発している新人デベロッパーで、現在は最長で2年後に設定されている正式バージョンの配信を目指して開発を進めている。未知数の新人の作品を応援したい人にはおすすめのデベロッパーだ。
STEAMでの販売価格は520円と安価。この価格は新たなコンテンツが実装される毎に値上がりする旨がアナウンスされているため、底値の今のうちに購入してしまうという手もある。ただし早期アクセス版固有のバグや不具合でゲームが思うように進行しないことも考えられるので、その点には十分に注意を払おう。
▲フラッシュライトに浮かび上がる壮大な世界。ゲームには多岐にわたるロケーションが登場する予定だ。
インターフェースは英語一択となり、残念ながら日本語インターフェースと字幕・音声には非対応。画面右上に表示されるクエストの内容を理解しながらプレイを進めるためには、一般的な英語読解力が要求される。以上の点を飲める人であれば、開発途上にある期待の新作インディーゲームの世界を楽しめるはずだ。
早期アクセス版の現段階では、ゲームの序盤から数ステージ分を体験することが可能で、武器や装備品を手に入れながらアクションバトル要素も楽しめるようになっている。本編以外のゲームモードが存在しない点、そしてシングルプレイ専用のゲームとなる点は抑えておこう。マルチプレイ対戦はできない作品だ。
不条理な世界へと放り込まれた主人公として、与えられた無限大のクエストにチャレンジしていく新作PCゲーム『MOF』は、現在STEAMストアで好評配信中。新人デベロッパーに対してフィードバックや意見を送りたい人にはピッタリのサバイバルホラーアクションゲームだ。今すぐストアで情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 不気味な世界の探索が始まる!
無限のクエストに挑め!
『MOF』が目指しているのは、プレイヤーに与えられる無限のクエスト突破要素。現時点ではその完成系を見ることはできないが、1つのステージ内で2種類のクエストを完了させて次なるエリアへと進んでいくプレイが展開していく。リアルなグラフィックで再現された不思議な世界で探索とクエスト完了を目指そう。
前述の通りクエスト目標は画面右上に表示される。ゲームにはミニマップやクエストマーカーが出現しないため、空間や通路を進みながら該当するオブジェクトの発見やアクションを自力で完了せねばならず、知らない場所をくまなく調べていく探索要素が大いに捗る。集中力を保ちながら慎重に歩を進めていこう。
▲何が待っているのか分からない空間の探索はドキドキすること間違いなし。臨場感も抜群だぞ。
サバイバルホラーアクションと銘打たれている本作には、不気味なゾンビやクリーチャーなども出現し、彼らを倒すこともクエスト目標となる場合がある。また、プレイヤーのHPを保つために食料アイテムを手に入れる必要もあるため、サバイバルゲーム要素も含まれている点がポイントだ。必要なアイテムを手に入れよう。
▲ゲーム内ショップから装備品や武器類、アイテムなどを購入することが可能。この辺はゲームらしい仕組みだ。
悪夢の世界なのか、それとも現実世界なのかという境界が曖昧な世界観設定は非常に興味深く、ストーリー要素が含まれていない分、プレイヤーが想像力を発揮してプレイを進めていくこともできるため、ある意味で懐が深い作品と言える。不気味なロケーションを進みながらクエストを完了させていくプレイが捗るぞ。
【おすすめポイント】 チャレンジ精神を発揮して先へ進もう!
プレイヤーの支援を必要としている新作
無限のクエストにチャレンジするというゲームシステムを持つ新作『MOF』は、コミュニティーの発展と支援を必要としている新作。開発元であるGPCoderは「私のPCでは次のステップへ進むことができない」と明言しており、助けを求めている。壮大なアイデアを具現化させるためには、支持者からの知恵も必要だ。
早期アクセス版のゲーム作品、特にインディーゲームは、実際にゲームで遊んだプレイヤーからのフィードバックによって洗練され、面白い作品へと発展することが少なくない。開発者も気付かなかったアイデアが持ち込まれることで化学反応が生まれ、それが作品の発展を大いに助ける効果を担っていく。
▲現時点では各ステージを個別に作り込んでいるようだが、このままの状態ではサイズが膨大に膨れ上がる。
数ステージしか実装されていない現段階でインストールサイズが10GBになっている点はかなりの不安要素。マップを自動生成させ、繰り返しチャレンジできる形式に変更しないと、正式バージョンでサイズが肥大化してしまうのは目に見えている。作り込みは素晴らしいが、それでは「無限」を生み出すことはできないはずだ。
意欲的な新鋭デベロッパーによって開発中の新作ゲーム『MOF』は、現在STEAMで配信中。出発点の発想は面白いものを持っているだけに、今後のフィードバックでどのような作品へと進化するかが非常に楽しみだ。興味が湧いた人は今すぐストアページにアクセスして、製品の詳細な情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 今後の開発に期待の新作!
MOFスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 / AMD FX-6300 | Intel Core i7-6700K / AMD Ryzen 5 1600 |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 960 / AMD Radeon R7 370 | NVIDIA GeForce GTX 1060 / AMD Radeon RX 580 |
VRAM | 2GB | 6GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 |
(C) GPCoder.
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