2021/10/23からSTEAMで正式配信されているPhillip Trudeau-Tavara氏の購入型PCゲーム。一本の槍を持った騎士になって難解なアクション要素を含むステージ攻略へとチャレンジするアクションゲーム。
大旋風を巻き起こしたインディーゲーム『Getting Over It with Bennett Foddy』と類似したゲームシステムと物理学がモノを言う難易度MAXのプレイ体験、ソロプレイ以外の遊び方を提供してくれるオンラインCO-OPやPvPが大きな魅力で、超難解なアクションゲームにチャレンジすることが好きな人におすすめ!
槍一本で挑むアクションゲーム!
現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で正式配信中の『Happenlance』は、タイトルにもなっている主人公の「Happenlance (ハッペンランス卿)」を操作しながら、君主制に対して戦いを挑んでいくおすすめの新作ゲーム。独特な物理学で超難解なアクション要素が展開していくゲームタイトルだ。
甲冑に身を包んだ主人公ハッペンランス卿の武器は「槍一本」のみ。プレイ中は横スクロール型で展開していくステージにある障害物をこの槍で器用に乗り越えながら、敵の襲撃をかわしつつクリアを目指していくことになる。戦いそのものよりもアクション要素に比重を置いたゲームプレイを体験できるぞ。
▲槍を器用に活用しながら立ち塞がるアスレチック風ステージを進むハッペンランス卿。難易度はMAXだ。
ジャンプボタンと槍の繰り出し方でキャラクターのアクションやモーションが変化するため、特定の場所に引っ掛けながら壁を乗り越えるなどの物理系アクション要素が大いに捗る。行く手には厄介な仕掛けがたくさん用意されているので、これらを知恵を絞りながら乗り越えていくプレイに夢中になれること請け合いだ。
『Getting Over It with Bennett Foddy』の影響が窺える新作
ゲームを開発したのは、インディー系ゲームデベロッパーのPhillip Trudeau-Tavara氏とMiles Fogle氏で、本作が初のSTEAM掲載作品となる新人。ストアの製品情報には書かれていないが、本作は明らかに『Getting Over It with Bennett Foddy』の影響を受けて開発されていることが分かる。
『Getting Over It with Bennett Foddy』は、個人のインディー系デベロッパーであるデネット・フォディ氏が開発した高難易度アクションゲームで、何故か「壺」に入っている主人公ディオゲネスがハンマーだけで移動しながらステージクリアを目指す作品。その独特な世界観は世界中で反響を呼び、同作は一躍有名になった。
ハンマーと槍という違いこそあれ、ステージ内のオブジェクトに差し込みながらそこを支点にして移動を繰り返していく動作には共通項があり、油断しているとすぐに失敗する高難易度なプレイ要素も同じ。『Getting Over It with Bennett Foddy』が好きな人は、本作の世界観とゲームシステムを存分に楽しめるはずだ。
▲超高難易度のアクション要素が連続するスリリングなステージを体験できる新作PCアクションゲームだ。
STEAMでの販売価格は2050円。ソロ向けに13種類のステージが用意されている上、オンラインでCO-OPとPvPを体験できるマルチプレイモードも用意されているため、遊び甲斐は満点。途中で投げ出したくなるほどの激ムズゲームだが、しっかりと取り組めば値段以上の体験を得られること請け合い。遊び甲斐は満点だぞ。
インターフェースは日本語を含む5ヶ国語用意されており、参入の敷居は低い。汎用コントローラーでの操作もフルサポートされているため、ちょっとした操作入力がクリアの分かれ目になる繊細なアクション要素を堪能できる。解除できるSTEAM実績も13種類あるため、毎日チャレンジすることが楽しくなってくるはずだ。
なお、本作には完全無料でプレイできる「体験版」が用意されている。どんなゲームなのかお試しで遊んでみたい人は、こちらのデモをインストールして自分に合うかどうか判断してみよう。驚異の難易度を持つ新作PC向けアクションゲーム『Happenlance』は、現在STEAMストアで好評配信中だ。
【おすすめポイント】 激ムズな新作アクションゲーム!
忍耐と知恵でクリアを目指せ!
『Happenlance』で展開するのは、神経を研ぎ澄ませながら挑むことになる高難易度なアクションシーンの連鎖。ソロプレイで体験できる13種類のステージにはそれぞれ独特な仕掛けがあり、これらをどのように「槍一本」で乗り越えていくかが最大の難関になる。持てる知恵と技術を総動員してクリアを目指そう。
オマージュしている『Getting Over It with Bennett Foddy』とは異なり、本作の場合には即死するトラップが出現。『Getting Over It with Bennett Foddy』では操作に失敗してもスタート地点に落下するだけで済むが、本作の場合にはトラップで命を持っていかれることがある。スリリングなプレイが展開するぞ。
▲突起部分に刺さると即ゲームオーバー。緊張感がハンパない移動アクションが要求される新作ゲームだ。
プレイ中には槍の先端からやや先にアクションの起点となる赤い円形のマークが出る。このマークを基準に移動アクションを起こすことになるが、コツを掴むまでは思うように操作できず、思わぬ苦戦を強いられること間違いなし。イライラせずに正解のアクションを見つけ出していくことがステージクリアの近道だ。
地面が地続きになっていない場所では、ジャンプ後にキャラクターの向きを変え、さらに槍を的確な角度に調整しながら「引っ掛けて登る」アクション操作も要求されるため、人によっては全く歯が立たない場所が出ることも。強靭な忍耐力でクリアへの糸口を探っていくプレイが展開する本作は、超ド級のアクションゲームだ。
所謂「死にゲー」難易度のゲームタイトルにチャレンジして活路を見出すことが好きな人には断然おすすめの新作ゲームで、努力に努力を重ねながらクリアした際の喜びは非常に大きい。怒涛の難易度が展開する難所に挑みながら最適な操作テクニックを編み出し、ハッペンランス卿の孤独な戦いに終止符を打とう。
【おすすめポイント】 繰り返しプレイに強い新作!
みんなと一緒にゲームを楽しもう!
本作がリスペクトしている『Getting Over It with Bennett Foddy』は完全なソロ向けタイトルだったが、『Happenlance』には他プレイヤーやフレンドと一緒に激ムズアクションにチャレンジできるオンラインCO-OPや、プレイヤー同士で対戦できるPvPモードが実装されている。楽しさが広がる新作PCゲームだぞ。
▲プレイヤー同士の協力プレイや対戦も楽しめるゲームモードを搭載。オンラインで一緒に盛り上がろう。
『Getting Over It with Bennett Foddy』そっくりな物理演算で難易度MAXのアクション要素にチャレンジしていく『Happenlance』は、現在STEAMストアで好評配信中。インディーゲームらしい着想で開発されたおすすめの新作PCゲームだ。興味が湧いた人は今すぐストアで情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 激ムズ難易度を共有できる新作!
Happenlanceスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-2500K / AMD FX-6300 | Intel Core i7-6700K / AMD Ryzen 5 1600 |
メモリー | 8GB RAM | 16GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 770 / AMD Radeon R9 270X | NVIDIA GeForce GTX 1060 / AMD Radeon RX 580 |
VRAM | 2GB | 4GB |
HDD空き容量 | 20GB | 20GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 |
(C) Phillip Trudeau-Tavara.
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