2021/10/1からSTEAMで早期アクセス版が配信されているAlex Tyagniryadko氏の購入型PCゲーム。日本をイメージしたオープンワールドを舞台にサバイバル要素を楽しめるアクションRPG作品。
オリエンタルなイメージで構築された日本の世界、自然豊かなフィールドを舞台にモンスターとバトルを繰り広げるファンタジックな世界観、資源を収集してクラフトでアイテムを生み出していくサバイバル要素が大きな魅力で、日本が舞台のゲームに興味がある人、インディーゲームデベロッパーを応援したい人におすすめ!
日本が舞台のサバイバルゲーム!
現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で早期アクセス版が配信されている『Lost in Red Valley』は、封建時代の日本をイメージした世界を舞台に、美しい女性主人公を操作しながらサバイバルを繰り広げていく新作ゲーム。オリエンタルな世界観で彩られた幻想的なアジアン世界を体験できるアクションRPGだ。
日本で封建制度が敷かれていたのは鎌倉時代から明治維新までの幅広い時代だが、本作では特にどの時代ということは明言されておらず、武士が居た時代をモチーフにしていると思われる。海外のデベロッパーが考えた「古き日本のイメージ」はなかなか興味深く、中国の景色も重なる描写が特徴となっている。
▲日本をイメージした自然豊かなオープンワールドでサバイバルを繰り広げていく新作アクションRPGゲームだ。
プレイ画面はキャラクターを背後から見る三人称視点(TPS)を採用し、飢えと渇きのステータス値を管理しながらオープンワールドの世界を探索し、様々な資源アイテムを集める王道のサバイバルアクションにチャレンジできる。殺伐とした風景を持つポストアポカリプスなサバイバルゲームとは正反対の世界観が魅力だぞ。
個人が開発を進める新作ゲーム
本作を開発しているのは、個人で作品製作を行っているインディー系ゲームデベロッパーのAlex Tyagniryadko氏。本作が初のSTEAM掲載作品となる若手で、開発には世界的に有名なゲームエンジン「Unreal Engine 4」が用いられている。1人でもゲームを開発できる現在のテクノロジーを体現している1人と言えるだろう。
現時点で早期アクセス版となる本作では、約2平方キロメートルで再現されたオープンワールドの探索要素とバトル、そして資源を用いたクラフトシステムにアクセスすることが可能で、希少な資源を獲得できるダンジョンも2種類用意されている。ソロプレイ以外にオンラインでPvP要素も楽しめるようになっているぞ。
STEAMでの販売価格は2570円。開発初期段階にある作品としてはやや高めの値段設定だが、開発者の生活を支援する意味合いも多分に含まれていると思われる。将来有望な新人デベロッパーを支援したいと考えている人にもおすすめの新作だ。なお、正式バージョンでは価格が高騰する旨がアナウンスされている。
▲映画の世界に出てきそうなロケーションが秀逸な新作サバイバルゲーム。緻密なグラフィックが秀逸だ。
インターフェースは英語一択となり、残念ながら日本語インターフェース及び字幕・音声には非対応。現時点でNPCが登場しないため、会話やクエストなどが発生することがなく、画面上に表示されるテキスト量も最低限なので、一般的な英語読解力を持っていれば十分にプレイできる。オリエンタルな世界に浸ってみよう。
美麗な3Dグラフィックで再現されたグラフィックが特徴の作品のため、PCへの要求スペックはやや高め。最低要件で求められるグラフィックボードは「GTX 1070」で、快適にプレイを進めるためには「RTX 2070 Super」が必要。カクツキなどに見舞われないようにプレイしたい人は、事前に自身のPC環境を確認しておこう。
日本を舞台とする美しさ満点のオープンワールドでサバイバル要素を体験できるおすすめの新作PCゲーム『Lost in Red Valley』は、現在STEAMストアで好評配信中。将来性を持つインディー系ゲームデベロッパーの作品を応援したい人や、日本を舞台にサバイバルを楽しみたい人は、今すぐ製品情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 美しい日本で生き延びろ!
謎多き世界を探索しよう!
『Lost in Red Valley』に魅力は、ミステリアスな雰囲気に包まれている世界の探索要素。本作には「呪いの谷」に閉じ込められた人々の言い伝えと派閥間の争いという隠しテーマがあり、プレイヤーの最終的な目標は「呪いの謎」を解き明かすことにある。自然に囲まれた世界を隅々まで探索していこう。
早期アクセス版の現時点ではまだ要素が組み込まれていないが、プレイヤーは自分がなぜ「呪いの谷」から脱出できないのかという謎を解き明かすためにサバイバルを続け、やがて自分にかかった呪いの真実へと迫っていくことになる。単純なサバイバルとPvPだけが展開する作品ではなく、ストーリー性がある点がポイントだ。
▲貴重な資源を採取できるダンジョンには、今後の展開が予期される謎の要素も出現。先が非常に楽しみだ。
世界を探索すると飢えと渇きのステータス値がどんどん減っていくため、マップ内にある資源やアイテムを獲得して生存を続けるプレイも必須。動物を狩って肉を得るなど、狩猟要素も展開するプレイはまさにサバイバルそのもので、インベントリ内で各種のアイテムを管理しながら生き延びていくプレイを満喫できる。
各項目に分かれているクラフトメニューもかなりの多彩さを持ち、資源を集めて便利なアイテムを生み出していくプレイも大いに捗る。石やロープ、獣の皮などの原始的な資源を組み合わせながら武器や松明などのアイテムを生み出し、自分が操作する主人公の体調も管理しながら謎に包まれたオープンワールドを探索しよう。
【おすすめポイント】 探索要素が捗る新作ゲーム!
今後のコンテンツ実装に期待!
現時点でもプレイアブルな状態にある『Lost in Red Valley』は、今後の開発進捗とコンテンツの実装が望まれる新作サバイバルRPG作品。正式バージョンではマップの面積がはるかに広くなることが告げられており、さらに雷雨や地震などの自然現象発生要素、儀式を行うシステムなどが追加される予定なので、非常に楽しみだ。
またフルバージョンでは世界観とストーリーに裏付けされた各種イベントも実装される予定となっており、正式に追加されればプレイヤーが没入感満点にプレイを継続できるようになるだろう。現段階ではプレイできる範囲も狭く、コンテンツが出揃っていないため、これらの要素の追加はゲームの存続に必須だ。
▲コンセプトとしては非常にユニークなものを持っているため、このまま完成まで開発を続けてもらいたい。
正式バージョンの配信までには約半年から1年の時間を見ているが、個人が開発を進めている作品のため、スケジュール通りにならない可能性もある。ただし着眼点や独特な世界観、そして今後のロードマップには注目すべき点があり、完成すれば異彩を放つサバイバル系RPGに化ける要素を持っている。今後に注目しよう。
日本を舞台とする要注目のサバイバルゲーム『Lost in Red Valley』は、現在早期アクセス版としてSTEAMで配信中。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細な情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 今後の展開に期待の新作PCゲーム!
Lost in Red Valleyスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-6600K | Intel Core i7-9700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 970 | NVIDIA GeForce RTX 2070 |
VRAM | 4GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続必要SSD推奨 |
(C) Alex Tyagniryadko.
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