2020/7/1からSTEAMで早期アクセス版が配信されているEnga Gamesの購入型PCゲーム。屈強なオフロードカーを操りながら射撃バトルも発生する地獄のレースに挑むアクションレーシングゲーム。
レースとバトル要素がミックスされた大興奮の競技システム、自分好みの車両を見つけられる豊富なビークルのラインナップ、塗装やチューニングで自分好みにカスタマイズできる要素、ソロプレイとマルチプレイを楽しめるレースモードが魅力で、刺激的なアクションを体験できるレースゲームを求める人におすすめ!
地獄のレースが始まる!
現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で早期アクセス版が配信されている『Enga Extreme Battle Race』は、武装したオフロードカーを操作しながらレースに挑むおすすめのPCゲーム。通常のトラック周回型のレースに「バトル要素」が盛り込まれている世界観が光るアクションレーシングゲーム作品だ。
作品にはオフロードカーで疾走するのが映える起伏に富んだステージが複数登場。プレイヤーは複数存在する車両の中から好きなビークルを選択し、ソロまたはオフラインで危険な「地獄のレース」に挑んでいくことになる。搭載された武器を利用して対戦相手を攻撃しても良いというエクストリームな世界観を楽しめるぞ。
プレイ画面は三人称視点で展開。画面上にはスピードメーターと自分が操作しているビークルのHP、そして画面中央には攻撃している相手ビークルのHPも表示され、HPがゼロになると車両は破壊される。高速でコースを疾走しながら、同時に相手ビークルへ攻撃を加えていくプレイが大興奮のレース展開を生み出す作品だ。
▲オフロード車両同士の過酷なバトルレースを楽しめるおすすめのPC向けレーシングゲームだ。
コースにはNPCが運転しているビークルも登場し、これらを破壊しながら突き進むことも可能。積極的に車両破壊に挑むことがポイント獲得にも繋がっていくため、単純に先頭を走ってゴールを目指すプレイ以外の要素が生まれる点がポイントだ。シューティング要素とレース要素を両立させながらプレイを進めよう。
本作にはミニマップが搭載されておらず、コースの流れを把握していないと思い切った攻めができない。何回もやり込みながらマップを把握し、その上で自分なりの戦術を立てていく面白さがあるので、リプレイ性に優れたゲームと言える。マルチプレイモードで世界のユーザーと競い合って勝つためには「修練」が要求されるぞ。
トルコのデベロッパーが送るゲーム
本作を開発しているのは、トルコに本拠を構えるインディー系ゲームデベロッパー「Enga Games」で、本作が初のSTEAM掲載作品となる若きゲームスタジオ。後述する理由によって現在は開発進捗に遅れが生じているが、無事に作品を完成させて正式配信まで持って行ってもらいたい期待のインディー系デベロッパーだ。
STEAMでの販売価格は520円と安価。ワンコイン価格でゲットできるお手軽な価格設定も魅力で、インディー系ゲームデベロッパーの作品を購入して開発を支援したい人にも向いているゲームと言える。正式配信バージョンでは価格が値上がりする旨が公表されているので、比較的安価に入手できる今のうちに購入するのも手だ。
▲オフロード環境でダイナミックにマシンを操っていくプレイが痛快。バトルとレースを堪能できる。
インターフェースは英語一択で、残念ながら日本語インターフェースと字幕.音声環境は非搭載。アップグレード画面でビークルをチューニングする際などに項目を理解して進める必要があるため、円滑にプレイするためには一定以上の語学力が要求される点には注意しよう。これらをクリアできれば問題なく作品を楽しめるはずだ。
なお、本作は現時点で「早期アクセス版」の段階にある作品なので、プレイ中に予期せぬ不具合が発生したり、ある日突然ゲームシステムが変更されたりする可能性がある。万全な状態で作品をプレイしたい人は、2021年内に予定されている正式配信開始まで待つのも手だ。インディーゲームを発掘することが好きな人には向いているぞ。
アグレッシブなプレイが推奨されるPCゲーム『Enga Extreme Battle Race』は、現在STEAMストアで好評配信中。重量感満点のビークルを操りながら、ソロまたはオフラインとオンラインのマルチプレイで過激な「地獄のレース」を味わってみたい人は、今すぐSTEAMストアにアクセスして製品情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 過激なバトルレースが始まる!
自分好みのビークルを手に入れよう!
『Enga Extreme Battle Race』には、タフな外見を持ったカッコ良いビークルが複数登場。各ビークルは性能やステータス値に違いがあり、「プライマリ」と「セカンダリ」に分かれる武器装備も異なっている。多彩なビークルの中から自分好みの1台を見つけ出して過激なレースで勝利を収めよう。
ガレージ画面へ移行することでカスタマイズ要素にアクセスできる本作では、手に入れたビークルのスキンや色を変更したり、パーツを用いてチューニングを行ったりする「改造」ができる。コレクション要素とカスタマイズ要素も同時に楽しめるおすすめのPCゲームで、満足度はかなり高い。好きなアレンジで車両を弄ってみよう。
▲屈強なボディーを持つビークルはカスタマイズで外見変更と性能向上を楽しめるようになっている。
車両をチューニングできるゲーム作品が好きな人や、コレクションとカスタマイズを楽しめるレースゲームを求めている人にはおすすめのアクションレーシングゲームで、自分のプレイスタイルや好みに合致するビークルを生み出していく楽しさを存分に味わえる。個性的なチューンナップと外見変更で違いを見せつけよう。
【おすすめポイント】 カスタマイズ好きな人は必見!
開発復帰に期待がかかる新作
2020年7月に早期アクセス版の配信が開始された『Enga Extreme Battle Race』だが、現在世界中で猛威を振るっている新型コロナウィルスの影響で開発に遅延が生じている。Enga GamesはSTEAMストア内で開発者がウィルスに感染したことを明かしており、健康上の理由から開発が滞っている旨が告げられている。
現時点での最新アップデートでは、ゲーム全体に対して追加要素が盛り込まれており、3種類のビークルと新たなアップグレードシステム、一新されたユーザーインターフェースと新たなバトルスコアシステムなどが実装された。また登場するNPCのAIアルゴリズムも改善され、より正式配信バージョンへと近づいた印象だ。
マップ内の環境に攻撃が干渉するようになったシステム面の改善も見逃せない。これまで攻撃判定は相手ビークルに限定されていたが、アップデート後には弾が着弾するとマップ内のオブジェクトが破壊される描写が加わり、よりリアルな環境下でバトルレースを楽しめるようになった。着実に作品が進化している点が素晴らしい。
▲リフレクションとアンビエントオクルージョンにも対応してグラフィックもリッチに進化した。
早期アクセス期間を脱して正式配信バージョンがローンチされるのは2021年とされているが、現時点ではこの最新アップデートを最後に音信が途絶えており、また公式サイトも閉鎖状態になっているため、今後の展開には一抹の不安がある。開発者が完全に健康を回復して、新たなアップデートに着手してくれることを祈るばかりだ。
エクストリームなオフロードカーのバトルレースを体験できるPCゲーム『Enga Extreme Battle Race』は、現在STEAMストアで好評配信中。今後のアップデートと正式配信が実現することを願いつつ、大興奮のバトルレースに挑んで自慢のビークルを走らせたい人は、今すぐSTEAMストアにアクセスして情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 今後の進捗に期待のPCゲーム!
Enga Extreme Battle Raceスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 760 / AMD Radeon R7 260X | NVIDIA GeForce GTX 1060 / AMD Radeon RX 580 |
VRAM | 2GB | 6GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続必須インターネット接続推奨 |
(C) Enga Games.
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