2021/4/13からSTEAMで正式配信されているLeonard Jouen氏の購入型PCゲーム。絶海の孤島に漂着したプレイヤーが人狼ゲーム要素を展開しながら生存を目指す非対称対戦型シミュレーション。
最大12名のプレイヤーが参加できる非対称対戦型人狼ゲームシステム、異なる職業の利点を活かしながらプレイできる戦略性抜群の設定、経済概念とサバイバル要素が大きな魅力で、一風変わった設定を持つ人狼ゲームにチャレンジしてみたい人、キャラの特性を生かして立ち回ることが好きな人におすすめ!
絶海の孤島で人狼ゲーム!
現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で正式配信中の『Liars Village』は、オンラインで最大12名のプレイヤーが参加して「無実な人」と「犯罪者」に分かれながら人狼ゲーム要素で生存を目指していくおすすめの新作PCゲーム。極限の心理戦や推理が好きな人にはハマる魅力を持った非対称型シミュレーションだ。
参加したプレイヤーはゲーム開始時にランダムで「職業」を振り分けられ、自分に課せられたミッションを完遂しながら勝利を目指して行動していく。無実な人の最終目標は「島からの脱出」で、犯罪者の最終目標は「無実な人全員の排除」。ボイスチャットで会話を繰り広げながら人狼ゲーム要素を満喫できるぞ。
職業にはそれぞれアドバンテージがあり、さらにプレイ中にスキルポイントを振り分けて新たなスキルをアンロックするシステムもあるため、キャラクターの特性と能力を最大限に活かすことが勝利への近道となる。無論「犯罪者」としてプレイする場合には、他プレイヤーを上手く欺いていく「演技力」も必要だ。
▲全てのプレイヤーに「職業」が振り分けられる人狼ゲーム型非対称対戦シミュレーションゲーム。
ゲームには居住可能な家や複数の施設が登場し、経済の概念もある。与えられた職業の仕事を実行してスーパーマーケットで必要となる資源を購入したり、トイレや厨房器具を利用して身体的ステータス値を維持したりすることが可能で、生活感を感じながらプレイを継続できる。様々な概念が盛り込まれた野心作だ。
「無実な人」が島から脱出するためには「ボート」の建造が必要。このアクションはミッションを達成してポイントを一定数まで貯めることで初めてアンロックされるため、日常でいかに素早く行動してミッションを達成していくかが勝負の分かれ目になる。経済活動を行いながらどんどんミッションポイントを貯めていこう。
個人開発のインディーゲーム作品
本作を開発したのは、フランス人ゲームデベロッパーのLeonard Jouen氏。ゲームシステムの根幹にある「人狼ゲーム」がもともと持っていた「職業の概念」を押さえつつ、最新ゲームらしい要素を加えた手腕は見事で、今後の活躍にも大いに注目したい存在。ゲームは現在進行形でアップデートされているので、先が楽しみだ。
STEAMでの販売価格は1520円。日本語インターフェース環境は搭載されておらず、字幕も非対応なため、ミッション目標を理解しながらゲームを進めるためには、一般的な語学力が要求される点には注意しよう。また、プレイ中にボイスチャットで他プレイヤーと会話するシチュエーションが生まれるので、そこにも注意だ。
▲3Dグラフィックで再現された絶海の孤島で非対称型の対戦シミュレーションを楽しめる。
職業によるプレイ変化、そして経済とサバイバル要素も搭載した人狼ゲーム要素を体験できる新作PCゲーム『Liars Village』は、現在STEAMストアで好評配信中。野心的なゲームシステムを実装した要注目のインディーゲーム作品で、そのポテンシャルは計り知れない。今すぐストアで情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 生き残るプレイヤーは誰だ!
職業の特性を存分に活用できる!
『Liars Village』には10種類以上の「職業」が存在し、これらはプレイ開始時にランダムで振り分けられる。職業が持っている特性と能力を活かしながらプレイすることが円滑な生活要素を実現し、もし「犯罪者」に指名された場合には特性を悪用して狡猾な犯罪行為を行うこともできる。職業に詳しくなってからゲームを進めよう。
「警察官」の職業に就いたプレイヤーは、特殊能力の「指紋採取」で犯人を特定できる。ただし「犯罪者」として活動している場合には、この能力を悪用して犯罪者を捏造することが可能だ。防弾チョッキを着用しているためダメージ耐性が高く、どちらのシチュエーションでも安定して活動できる職業と言えるだろう。
「ジャーナリスト」の職業に就いたプレイヤーは、取材活動を通して情報を集め、テレビやラジオでフラッシュニュースとして発信することが可能。ただし「犯罪者」としてプレイしている場合には、誤った情報を流して他プレイヤーを混乱に陥れることができる。頭脳派プレイを得意とするユーザーに向いている職業だ。
▲職業別に立ち入れる施設も変わってくる。「科学者」になると研究所内で薬を作れるぞ。
「木こり」と「漁師」になったプレイヤーは、島内をくまなく探索しながら売却できる木や自然生物を入手できる。「犯罪者」として活動している場合には、島内のどこを歩いていても不審に思われないという特性を活かして様々な工作活動を行える点が特徴だ。コツコツと仕事をしているフリをしながら犯罪に手を染めていこう。
「電気技師」や「ハッカー」になったプレイヤーは、専門技術を活かして修理などを行うことが可能。ただし「犯罪者」として活動する場合には、これらの特殊能力を悪用して特定地域の電力を遮断したり、デバイスをハッキングして他の誰かに「なりすまし」を行いながらメッセージを発信したりすることができるぞ。
島内生活2日目には、みんなで集まって「投票」を実施し、最も嫌疑が強いプレイヤー1名を刑務所内の独房に監禁できる。ここに至るまでに「犯罪者」が職業の特性を活かして狡猾な妨害活動を行なった場合、投票を行う参加者に混乱が生じることがあるため、その後のゲーム展開がさらに混沌としてくるはずだ。
全てのプレイヤーに職業が振り分けられる本作では、与えられた職業が持っている利点を把握しながら生活を進めていくことが重要。異なる職業と「無実な人」「犯罪者」の組み合わせが膨大なプレイパターンを生み出し、2つとして同じ状況になることがない。何回でも繰り返し遊べる新作PC向けシミュレーションだぞ。
【おすすめポイント】 職業を活かしたプレイを楽しめる!
進化次第では化ける可能性を秘めた新作
プレイヤー全員に「職業」を与えるという概念と、仕事に従事することでお金を獲得し、そのお金で必要なアイテムや武器などを購入できるという「経済活動」システムを導入した新作PCゲーム『Liars Village』は、参加するプレイヤーたちの行動次第で面白さが変化していく人狼型シミュレーションゲーム作品だ。
▲多彩すぎる要素をプレイヤー全員が上手く扱えるようになれば、ゲームは面白さを増すだろう。
2日目に開催できる「村長」選出システムなども含め、一度に色々な要素を詰め込み過ぎてしまった感はあるものの、ユーザーのフィードバックを活かしてシステムが洗練されていけば、さらに面白く遊べる余地は残されている。タブレットを利用してデータにアクセスする要素などは、磨けばさらに光るはずだ。
非対称型対戦形式の人狼ゲームジャンルに新たな旋風を巻き起こす可能性を秘めた新作PCゲーム『Liars Village』は、現在STEAMストアで好評配信中。言語の壁さえ突破できれば、日本人プレイヤーでも存分に楽しめる作品だ。本作が気になった人は、今すぐストアの製品ページにアクセスして情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 今後の展開が楽しみな新作PCゲーム!
Liars Villageスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 960 | NVIDIA GeForce GTX 1070 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 30GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続が必要SSD推奨 |
(C) Leonard Jouen.
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