2021/11/8リリースの平安パンク×戦略タワーディフェンス!
Black Beard Design Studioが贈る期待の新作スマホアプリ。タップのみの簡単操作で頭脳フル回転の和風タワーディフェンスが新登場だ。
舞台は妖の脅威におそわれる平安の世。墨術をあやつる墨師候補の若者たちが織りなす、妖とのアツい対決や青春物語が見どころとなる。
古風な世界観とハジケたパンクな味つけがたまらない注目作だ。和風パンクが好きな人におすすめ!
平安時代とパンクジャンルの融合!墨師をめざす少年少女の青春に刮目せよ
本作『Ink on』は2021/11/8にサービスを開始した期待の平安パンク×戦略タワーディフェンススマホアプリ。開発および運営は『あつまれ どうぶつの森』『ポケットモンスター ソード・シールド』にも携わったBlack Beard Design Studioだ。
本作の魅力はなんといってもその世界観。キャッチコピーに「平安パンク」とあるように、和風伝奇とパンクジャンルの調和をめざした斬新な雰囲気が最大のウリになっているぞ。
世界観もキャラクターデザインも和のテイストを取り入れながらもどこか近代的であり、なんともアンバランス。そんな計算された不協和音が『Ink on』のだいご味なのだ。本作でしか味わえない独特のテイストに少しでも惹かれた人は、プレイする価値があるぞ。
本作の舞台は現代と同レベルの文明を誇る平安時代だ。凶悪な妖(あやかし)から人々を守るヒーロー墨師にあこがれる若者たちの物語が展開するぞ。
コンセプトからデザインまでさまざまなポイントで捻りを入れている本作だが、シナリオは王道そのもの。少年少女が迷いながらも前に進もうとするアツく切ない青春活劇が楽しめるので、青春ドラマが好きなユーザーは要チェックだ。
それではここからは本作の世界観やストーリーを、もう少しだけ掘り下げてお見せしよう。
時は平安―――。
不思議な力をもって世を守る陰陽師の尽力もあり、平安の世はその名の通り平和を保っていた。
そんな栄華を謳う平安の都に恐るべき脅威が現れる。脅威の名は妖。人ならざる異形と暴力を持つ妖には陰陽師も敵わず、あらゆる土地は侵略されていく。
誰もが絶望に屈しようとしていた、まさにその時だった。
「それは現れたり」
「人々の希望が現れたり」
希望の名は陰陽墨術師、すなわち墨師。新たな声明を生み出す墨術で妖に対抗する人類のヒーローが現れたのだ。
墨師の活躍でかろうじて滅亡を回避した人類は、妖との戦いを終わらせるべく墨師を育成する墨守学校を設立。プレイヤーは墨守学校の新任教師として墨師をめざす生徒たちの育成に励むことになる。
この物語は、ちょっと不思議な平安で巻き起こる若者たちの青春活劇。
まだ誰も見たことのない平安パンクが幕を開ける!
タップだけなので操作簡単。遊びやすいタワーディフェンスで都を守れ
本作ではフィールド上にユニットを任意で配置して敵の襲撃を迎え討つタワーディフェンスが楽しめる。
タワーディフェンスというと本格的な戦略ゲームというイメージもあり、中には「難しそう…」と敬遠したい人もいるかもしれない。だが本作では操作はすべてタップのみでUIもわかりやすいので、むしろタワーディフェンス初心者向けのスマホゲームに仕上がっている。
タワーディフェンスに前から興味があった人は、本作を入門ゲームとして遊んでみるのもいいだろう。
ではシステムについてもう少し詳しく見ていこう。プレイヤーはまずユニットとなる墨守学校の生徒でパーティを編成し、クエストを開始する。
クエスト中はリアルタイムで敵ユニットの妖がフィールド上に出現。味方の拠点である社へ向けて進撃してくるぞ。妖から社を守り抜けばプレイヤーの勝利だ。
妖を倒すにはユニットに指示を出して墨兵を召喚し、任意の位置で攻撃させよう。墨兵には属性があるので、ステージや妖との相性によって使い分けるのがポイント。
召喚する生徒によって墨兵の属性が変わるため、パーティ編成の時点で戦いは始まっているといっても過言ではないぞ。生徒がそれぞれ所持している固有のスキル効果も考えて、理想の戦術を実現できるパーティを編成すべし。
一気に戦局を決めたい時は生徒同士が協力して召喚する墨獣の出番だ。墨獣は使用制限こそあるものの「フィールド全体を攻撃する」など効果は絶大。妖のなかにはとても手ごわいボス種もいるので、知恵をしぼって平安の都を守り抜こう。
ゲームに慣れてきたらクエストの条件ミッションに挑戦するのもおすすめ。「規定ターン内にクリア」「スキルを〇回使用」といった条件をクリアすると追加報酬がもらえるので、積極的にクリアしていきたい。
このようにさまざまな要素が絡みあったタワーディフェンスになっているのが本作の特徴だ。新しい戦略ゲームを探していた人に特におすすめの出来となっている。
和風パンクなデザインが面白い!個性豊かなキャラクターが続々登場!
平安パンクをうたう本作なだけあり、看板となるキャラクターたちも粒ぞろい。パンクファッションをモチーフに日本風の意匠にちりばめたキャラクターデザインは、クセになること間違いなしだ。
外見だけでなく「妖を憎めない心優しい少女」「出世願望ゼロの少年」など性格も千差万別。墨師を志す少年少女たちの成長や交流も本作の大きな魅力なので、独特なキャラクターに惹かれる人ならきっと気に入るだろう。
それではここからは本作を彩るキャラクターを少しだけご紹介しよう。
平 伊万里(たいら いまり)
「私、できれば妖さんとも戦いたくないな…」
問題児だらけのクラスで唯一といっていいほど真面目でお人好しな和み系少女。登校中でも困った人を見かけたら助けようとしてしまうため、優等生でありながら遅刻の常習犯でもある。
だれよりも優しいがゆえ、妖にすら絆されてしまいがち。そのため妖に容赦ない周囲との温度差に少しコンプレックスを抱いている模様。
弓の扱いに長けた墨兵を扱い、遠距離からの支援を得意とする。
源 義景(みなもと よしかげ)
「さてと、今日は学校サボって思いっきりゲームでもするか」
早退、サボリは当たり前の自堕落な少年。周囲の人間と自分の生活が第一なので墨師として一人前になろうという気持ちがなく、前線に立つのを嫌がる一面すらある。
だが実力は本物。特に判断力と洞察力は学生離れしており、やる気さえ出せば戦場で頼りになる存在だ。
戦闘スタイルは刀。陣地に侵入してきた妖を白兵戦が得意な墨兵で食い止める。
弓削 巴(ゆが ともえ)
「へ~、それカワイイじゃん!ちょっとアタシにも見せてよ」
授業中に雑誌を読むなど、見た目どおりのマイペースギャル。だが墨師としての素質に優れており、文武両道、才色兼備の名を欲しいままにする完璧超人でもある。
あっけらかんとした性格で他人に流されないタイプ。しかし胸の内では一人前になりたい気持ちが渦巻いており、その想いが強すぎるあまり先走ってしまうケースも。
平安時代とスチームパンク。火と油のように思えるふたつの要素を組みあわせ、他のゲームでは味わえない独自路線をめざす本作。
生徒や墨兵を駆使するタワーディフェンスは遊びやすさとやりごたえを両立しており、戦略ゲームが好きな人はハマれること請け合い。個性的なキャラが織りなす青春ストーリーもあり、飽きがこないスマホゲームだ。
平安パンクの新境地を切り拓く『Ink on』。気になった人はぜひインストールしてみてほしい。
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