2021/3/29からSTEAMで早期アクセス版が配信されているHeart of Metal Dev teamの基本プレイ無料PCゲーム。2つのパーツで構成されているロボットを操作してPvPを楽しめるアクションTPS。
2人のプレイヤーが「砲手(ガンナー)」と「操縦士(パイロット)」に分かれて同じロボットを操作する協力プレイ要素、「Unreal Engine 4」が描き出すリアルなゲームグラフィック、「分離」と「合体」も楽しめる対戦プレイが魅力で、ロボットを操作して戦うアクションゲームが好きな人におすすめ!
二人三脚で遊ぶロボット対戦ゲーム!
現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で早期アクセス版が配信されている『Heart of Metal』は、2人のプレイヤーが1つのロボットを操作するというユニークなゲームシステムを持ったおすすめのPCゲーム。2つのパートで構成されているロボットを協力プレイ要素で操っていくアクションTPSゲーム作品だ。
ゲームに登場するロボットは、陸地に接して移動するキャタピラー部分と、上部に搭載されている砲台部分で分割できるようになっており、これをそれぞれのプレイヤーが操作する仕組み。SFアニメの金字塔として名高い『機動戦士ガンダム』に登場する「ガンタンク」に近いニュアンスを持っていると言えばお分かり頂けるだろう。
ゲームの開発には、世界的に有名なゲームエンジン「Unreal Engine 4」が用いられており、近未来SFらしいロボットの高精細なモデリングとリアルなアクションシューティングバトルを満喫できる。ただその分「最低システム要件」で要求されるグラフィックボードは「GTX980」とやや高めなので、注意しておこう。
▲2人のプレイヤーで1体のロボットを操作するというユニークなゲームシステムが光る新作PCゲームだ。
なお、本作は2チームのオンライン対戦をメイン要素に据えた作品で、PvEのシステムは現時点で存在しない。つまり4名のプレイヤーが一緒にオンライン状態になっていないとバトルを始めることができず、待ちぼうけを食らう可能性が高い。万全を期すためには仲間プレイヤーを呼んで一緒に遊ぶようにすると良いだろう。
「砲手(ガンナー)」と「操縦士(パイロット)」はそれぞれプレイ画面の「カメラ位置」が若干異なり、「砲手(ガンナー)」は「操縦士(パイロット)」よりも高めの視点でプレイできる。ロボットの操縦を担当するのは「操縦士(パイロット)」なので、お互いにコンタクトを取り合いながらマップを移動していくとプレイが捗るぞ。
▲2名のプレイヤーで視差があるので、お互いにコンタクトを取り合ってプレイすると遊びやすい。
ゲームを開発しているのは、インディー系のゲームデベロッパー「Heart of Metal Dev team」。文字通り本作を開発するために発足したデベロッパーで、今回がSTEAM初登場となる期待の若手。現在は最大で約2年後に予定されている正式配信に向けて、ユーザーからのフィードバックの収集とゲームの開発に勤しんでいる。
基本プレイは無料。インターフェースは英語一択となり、日本語インターフェース環境は非実装のため、ゲームシステムを理解しながらプレイを進めるためには一定の語学力が要求される点には注意しよう。また、現在作品は「早期アクセス版」の段階にあるので、ある日突然ゲームシステムが変化する可能性もあるぞ。
二人三脚でロボットを操作するという発想が面白い新作PCゲーム『Heart of Metal』は、現在STEAMで好評配信中。SF世界でロボットを操作するゲーム作品全般が好きな人や、協力プレイ要素をフィーチャーしたアクションFPS/TPS作品が好きな人にはおすすめのゲームだ。今すぐSTEAMストアで製品情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 コンビネーションで戦うロボットバトルゲーム!
「分離」と「合体」が奥深いバトルを生み出す!
「砲手(ガンナー)」と「操縦士(パイロット)」が協力して戦う点が『Heart of Metal』の特徴だが、本作には両者が分離する「デタッチ」要素があり、戦闘中に2種類のパーツに分かれて戦うというシチュエーションも生まれる。分離後は「合体」して元のロボットに戻ることも可能で、そこに奥深いプレイ体験が生まれる仕組みだ。
「デタッチ」は、2名のプレイヤーが共同で動かしているロボットが被ダメージを負ってライフが「ゼロ」になった瞬間に発生。一般的にはこの時点で「負け」になりそうな感じがするが、本作の場合はここでロボットが「砲手(ガンナー)」パーツと「操縦士(パイロット)」パーツに分かれてプレイを続行できるようになっている。
分離後に「砲手(ガンナー)」が操作する砲台パーツは「戦闘機」のように空中を飛行しながら攻撃を行うことが可能になり、地上戦とは異なる空爆要素も体験できる。また、同時に相手ロボットが分離した場合には「1対1」の空戦バトルが発生することもあり、通常のプレイスタイルとは違った感覚で遊べる点がポイントだ。
▲ロボットから「デタッチ」要素で分離した「砲手(ガンナー)」は、空中から戦闘を継続できるようになる。
ただしこの状態になると「エナジー」ゲージで表示される燃料を消費することになり、これが切れると墜落してプレイ続行不可能になってしまうため、エネルギー切れになる前に地上で待機している「操縦士(パイロット)」プレイヤーの元に戻り、再び「合体」して元のロボットに戻る必要がある。単体の「HP」にも注意が必要だ。
プレイ前には6種類の異なるロボットパーツを選択して組み合わせを変えることができるため、この「デタッチ」と「合体」要素を考慮しながら勝てるパーツ構成を探っていける点も面白く、カジュアルな対戦要素の中にやり込み度満点のプレイが生まれる。分離と合体アクションをモノにして、熾烈なロボットバトルに勝利を収めよう。
【おすすめポイント】 奥深い対戦を味わえる新作PCゲーム!
正式配信版が楽しみな新作PCゲーム!
早期アクセス版の現段階でもゲームのコアな部分はほぼ完成の域に達している『Heart of Metal』は、最長で約2年後に予定されている正式配信版が楽しみな新作PC向けアクションTPSゲーム。現状でも「スキルポイント」割り振りやステージ内で活用できる各種アイテムのギミックが搭載され、スリリングな対戦プレイを享受できる。
パワーアップ要素や装備できる武器の週類、ロボットを構成するパーツの種類などは正式版でさらに増えていく予定で、完成すれば長く遊べる作品へと進化を遂げていくことだろう。最低4名のプレイヤーが揃っていないとゲームをスタートできないという唯一の欠点も、プレイ人口が増加していけば自然と解決していくはずだ。
▲プレイヤー同士の息の合ったコンビネーションが勝敗を分ける大きなポイントとなるアクションゲームだ。
二人三脚で1体のロボットを操作して戦うというユニークな発想が面白い新作PCゲーム『Heart of Metal』の早期アクセス版は、基本プレイ無料で好評配信中。ゲームシステムに関しては今後多少変化していくかもしれないが、ベーシックなアイデアに関しては抜群なので、このまま完成へと導いてもらいたいアクションTPS作品だ。
【おすすめポイント】 完成が待たれるアクションTPS!
Heart of Metalスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB RAM | 16GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 960 | NVIDIA GeForce GTX 1080 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 100GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続必須SSD推奨 |
(C) Heart of Metal Dev team.
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