2020/11/4からSTEAMで早期アクセス版が配信されているKillHouse Gamesの購入型PCゲーム。2014年に誕生した戦術アクションゲーム『Door Kickers』待望の続編となるタクティカルシミュレーション。
トップダウン型のプレイ画面で描かれる特殊部隊とテロリストたちの息詰まる攻防戦、プレイヤーが様々な行動を指示しながら部隊を動かせる戦略性抜群のリアルタイムシミュレーション要素、最大4名の協力プレイを可能にするオンラインマルチプレイモードの存在が魅力で、前作を楽しんだファンにおすすめ!
人気シリーズ待望の続編が新登場!
現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で早期アクセス版が配信中の『Door Kickers 2: Task Force North』は、2014年にPC向けゲームとしてリリースされ、その後スマホアプリ版としても出回った戦術アクションゲーム『Door Kickers』待望の続編となるおすすめの新作PCゲーム。前作をプレイした人は必見だぞ。
テロリストとその排除を目指す特殊部隊という対戦の構図は前作と同じ。プレイヤーは腕利きの特殊部隊員たちに的確な指示をリアルタイムで送りながら、建造物などに立て籠もっているテロリストたちの完全排除を目指す。様々な突入ルートが存在し、一筋縄ではいかない攻防戦が巻き起こる点が大きな魅力だ。
2014年の「ベストタクティクス賞」を受賞した前作から約6年の歳月を経て誕生した本作は、同じトップダウン型の画面を持ちながらもゲームグラフィックとシステムが進化。グラフィカルなUIを備え、様々な戦術を繰り出すことが容易になっている。順当にパワーアップを遂げた待望の続編と言えるだろう。
▲中東の架空の国を舞台にテロリストと特殊部隊の激しい攻防戦が展開する新作PCゲーム。
ゲームを開発しているのは、前作の生みの親でもあるKillHouse Games。ルーマニアに本拠を構えるインディー系のゲームデベロッパーで、2014年の『Door Kickers』以降シリーズ作品を次々と発表してきている。戦略性抜群のミリタリー系タクティカルシミュレーションゲームを専門としているデベロッパーだ。
早期アクセスの期間は最長で約16ヶ月ほどを見ており、その間にゲームシステムのさらなる作り込みなどを行なっていく予定。「数年以上楽しめるゲーム作品」を目指しているそうで、そのためにユーザーからの意見やフィードバックを積極的に募っていく方針だ。インディーゲーム文化を盛り上げたい人にもおすすめだぞ。
STEAMでの販売価格は2050円。早期アクセス版の現時点ではソロプレイと最大4名のCO-OPに対応し、40種類のミッションにチャレンジすることが可能。また自分でミッションを生み出せるエディターも搭載され、武器類は45種類、登場する敵テロリストキャラクターやNPCの合計は8名となっている。
▲プレイヤーの指示が作戦の成功を左右するスリリングなゲームプレイが展開していくぞ。
早期アクセス版の段階にあるため、ある日突然ゲームシステムが改変されたり、予期せぬ不具合が発生したりする可能性があることには留意しておこう。ちなみにフルバージョンでは価格が約20%上昇する旨がアナウンスされているので、比較的安価な今のうちに購入してゲームが成熟するのを待つという手もあるぞ。
インターフェースは英語一択で、残念ながら日本語インターフェース及び字幕環境は非搭載。プレイを円滑に進めるためには一定以上の語学力が要求されるので注意しよう。以上の条件を呑める人であれば、戦略性抜群のミリタリー系タクティカルシミュレーション要素を満喫できるはずだ。
【おすすめポイント】 進化した続編を今すぐプレイ!
リアルタイムで戦術を繰り出せ!
『Door Kickers 2: Task Force North』の特徴は、リアルタイムでスムーズに展開していく戦術プレイ要素。トップダウン画面型のストラテジーゲーム作品にありがちなターン制バトルやヘックス型の仕切り、アクションポイントの消費要素などは存在せず、プレイヤーが描いた通りに特殊部隊員たちが行動してくれる。
40種類存在するミッションでは、それぞれ異なる構造を持ったマップが登場。プレイヤーは上空から隊員たちを見下ろす視点でマウスを用いながら各隊員を操作していく。行き先を指定するとノード状の線が伸び、その線に従って隊員が進んでいく仕組みだ。途中に障害物がある場合には飛び越えるアクションもできるぞ。
移動以外の隊員への指示に関しては、ホイール状のポップアップ画面で行う。この指示画面にはしゃがむ、立つ、走る、歩くなどの身体的な行動切り替え以外に、プライマリウェポンとセカンダリウェポンの切り替え、武器のリロードなどの命令がアイコン形式で含まれ、各命令を素早く切り替えられるようになっている。
▲トップダウン型画面で隊員たちに的確な命令を下していくことがミッションクリアに繋がる。
マップ内に潜んでいるテロリストたちの位置は「特定の距離」まで近づかないと分からないようになっており、壁を挟んだ構造物にいるテロリストの所在に関しては、そのエリアに侵入しないと判明しないようになっている。最初から全てが可視化されていない点に緊張感が生まれ、命令を下す操作にも慎重にならざるを得ない。
プレイ中は任意でポーズ画面にすることが可能。リアルタイムで進行していくプレイの中で状況判断や作戦を組み立てる時間を持てる点が特徴で、臨機応変に突入ルートも切り替えられるので便利。画面上で刻まれるプレイの合計時間は、実際に隊員たちがアクションを起こしている時間だけ加算されていく仕組みだ。
単純なテロリストの排除だけではなく、囚われている人質たちの救出要素が同時発生するミッションもあるので、やり込み要素は非常に高い。失敗したら何度でも作戦や指示を変更し、どの場面でどういった行動を取らせると確実にミッションをクリアできるのか考察してみよう。戦術がズバッと決まった瞬間は気持ち良いぞ。
▲エリアによって全く異なる戦術を発揮する必要がある。ブリーチングまでの下準備も大切だ。
実際の特殊部隊が使用しているガジェット類も登場し、相手の武装もエスカレートしていくため、ミッションが進んでいくとどんどんシビアな状況が生まれてくる。戦術を駆使しながら制圧を行うプレイが好きな人ならどハマりすること間違いなしの新作PCゲームで、何時間でも夢中になってプレイできるはずだ。
【おすすめポイント】 自分の戦術を発揮できる新作PCゲーム!
正式配信が楽しみな新作!
約一年半後の正式配信を目指して現在鋭意開発中の『Door Kickers 2: Task Force North』は、今後のさらなるコンテンツ実装が注目される期待の新作PCゲーム作品。正式版ではミッションが100種類以上に増え、オンラインCO-OP専用のミッションも追加される予定となっているので、今から非常に楽しみだ。
正式版では登場キャラクターたちも順当に増えていく予定で、プレイを永続的に楽しむための「ロケーションジェネレーター(自動生成機能)」も実装予定。現時点でも相当なやり込み度を誇る作品だが、フルバージョンが完成すればさらに長期間タクティカルバトルを堪能できるシミュレーションゲームへと進化を遂げることだろう。
プレイヤーの頭脳プレイと戦略性がモノを言う新作PCゲームの早期アクセス版『Door Kickers 2: Task Force North』は、現在STEAMストアで好評配信中。ソロまたはマルチプレイで特殊部隊の活躍を体験したい人は、今すぐSTEAMストアにアクセスして最新情報をゲットしよう!
【おすすめポイント】 フルバージョンが待たれる期待の新作!
Door Kickers 2: Task Force Northスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7 / 8 / 10 | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i3 2.4GHz | Intel Core i7 3.4GHz |
メモリー | 4GB RAM | 8GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 560 / ATI Radeon HD 5770 | NVIDIA GeForce GTX 970 / AMD Radeon R9 290 |
VRAM | 1GB | 4GB |
HDD空き容量 | 2GB | 2GB |
DirectX | Version 9.0c | Version 11 |
備考 | インターネット接続が必要 |
(C) KillHouse Games.
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