街づくりゲームの王道がブラウザゲームで登場だ。
wizQが2019年1月から各種プラットフォームで配信中の街づくりシミュレーションゲーム。アメリカの何もない土地を舞台に、ゼロからの成り上がりが幕を開ける。
美しいグラフィックで見た目も機能も最高なシティを造りあげよう。PCでドッシリ腰をすえて理想の街づくりに励みたいやりこみゲーマーにおすすめのタイトル。
丸ごとのパイを手に入れろ。めざせ、大都会!
アジア向けソーシャルゲームに特化した開発会社、wizQ。とくに箱庭タイプのシミュレーションゲームには定評があり、そのなかでもYahooモバゲーやmixiゲームといった巨大プラットフォームで高い人気をほこっているのが本作「ゴールデンバレー」だ!
本作の舞台はアメリカの名もない地域の一角。いくつかの民家と畑があるだけのさびしい田舎町だ。プレイヤーの分身である主人公はとある偶然から町のボスとなり、何もない土地をだれもが羨む大都会にまで発展させていくことになる。同ジャンルで有名なタイトルだと「SimCity」などが挙げられるだろう。
主人公が町のボスになったきっかけ、本作の導入部を簡単に解説しておこう。
大学卒業後、主人公はある企業に就職して普通のサラリーマンとして日々を過ごしていた。しかし彼には野心があった。いつか大きなビジネスに挑戦し、成功させ、アメリカンドリームをこの手につかむ。彼はひたすらチャンスを待ち続けていた。
そんなある日、会議後のランチに選んだとある店。そこで出会った人物から、こんな言葉を投げかけられる。
「丸ごとのパイか1切れのパイ、どちらが欲しい?」
彼らは主人公の野心を一目で見抜き、ビジネスを持ちかけてきたのだ。そのまま1切れのパイを食べ続けるのではなく、丸ごと頬張れる大金持ちになれるチャンスがあると。主人公は彼らの誘いを承諾する。とうとうその時が来たのだ。
彼らのビジネスに乗った主人公は、ある土地の開発事業を手がけることとなる。そこは何もないちっぽけな田舎町だ。畑はろくに手入れされていないし、家はそもそも人が住んでいない。だからこそ、主人公はそこを選んだのかもしれない。
土地管理の手続きを終えた主人公は晴れて町のボスとなる。彼の未来には長い道のりと多くの未来が待っている。
理想の大都会をこの目で見るため。そして夢を手にするため。ボスの成り上がりストーリーはここから始まる!
以上が本作の始まりだ。非常に野心的な主人公の目的を達成すべく、プレイヤーは気合を入れて町づくりにとりくむ必要があるぞ。ブラウザゲームでありながら極めてリアルでシビアな街づくりが楽しめる貴重なタイトルといえるだろう。
クリックひとつで都市開発!タスクの消化が成功への近道
本作は資源とひきかえにさまざまな建築物を建てることで都市開発を進めていく。最終目標である大都市まで先は長いが、システム自体はクリックだけで進むとてもシンプルなものだ。気軽に一歩ずつ進んでいけるようになっているので、焦らずコツコツと夢に向かって進んでいこう。
本作の基本はゲーム画面左に表示されるタスクを消化していくことだ。進行度によって増えていくタスクから好きなものを選ぶと、実際に土地を自由にいじれる開発モードに入る。タスクには「木こりの小屋を建てる」「鉱山を建設する」といった資源を入手する土台作りから始まり、開発が成功していくにつれ高度なタスクが出現するようになる。
開発モードの流れはとてもわかりやすい。まずタスクを受けると、建築できる施設がいくつか表示される。施設の建築には一定のプレイヤーレベルと人員や原材料といったコストが必要だ。出費とのバランスを見極めたうえで建てたい施設を考えよう。
施設を決めたらつぎは建てる土地を決める。もちろんスペースが足りないと建築できないので、場合によってはあらかじめ片づけをしておく必要があるぞ。都市開発は計画性がキモなのだ。
無事に建築できれば、施設から収入が受けとれるようになる。その収入を資源としてまた新しい建築に投資して、さらに巨大な収入を懐に入れる…この繰り返しでどこにでもある田舎町をきらびやかな大都会に変貌させていくのが本作の基本的な流れである。
建てられる施設には鉱山や市役所といった現実的なものだけでなく、「アナと雪の女王」に出てくるような雪のお城もある。現実ばなれしたファンタジーな町を開発したい人にもうれしい仕様だ。
▲この簡素な田舎から大都会をめざしていく
この開発モードで最適な建築物を選べるかが都市開発を左右するといっていい。ボスとして常にたしかな判断力が求められるので、ゲームは思考力だと信じて疑わないゲーマーにはたまらないだろう!
操作と流れはシンプル。思考は複雑に。知恵をしぼって自分だけの町を完成させよう!
都市開発は資源ありき。多種多様な資源を使いこなそう
ボスの、そしてプレイヤーの夢である都市開発を達成するカギ。それはあらゆる行動についてまわる資源だ。資源を制するものがゴールデンバレーを制する、といっていいだろう。
本作での資源は木材やチョークといった建築に必要なものだけでなく、実際に施設を造る人手となる労働者や彼らが食べるための食料も含まれる。さまざまな資源をしっかり使い分けることが夢に近づく秘訣といえるのだ。
ここでは都市開発において重要な資源をいくつか紹介しておこう。これからゲームを始める人は覚えておくと役立つかもしれない。
木材・チョーク
町を彩る建築物を造るための資源。木材は木こりの小屋、チョークは鉱山の収入でゲットできる。どちらもチュートリアルで建造する施設だが、末永くお世話になるだろう。
労働者
都市開発においてボスの代わりに働いてくれる貴重な労働力。新しい施設を建てる際にはかならず投入することになるので、つねに余裕をもって確保しておきたい。労働者はそのまま町の住人にもなる。労働力を増やしたいならば住宅の改善などに力を入れて住み心地のよい街づくりを意識するといいだろう。
食料・金貨
どちらもほぼすべての労働者の行動に必要な資源。食料は畑を耕すのはもちろん、飲食店を増やすことでも入手できる。
金貨はゲーム内で通貨として機能している。コストとして支払う機会が多い反面、報酬としてゲットしやすいのが特徴だ。ゲーム内での行動に使えるほか、ショップでの買い物にも使えるぞ。金貨よりさらに貴重な通貨として緑色の紙幣もある。
以上の資源は序盤から登場し、その後もお世話になりつづける。とくに労働者は町の市民でもあるのでなおさら重要といえる。理想の大都会をめざすならば、ボスだけでなく住民も満足できる町を造りたいところだ。
ちなみにいまゲームを始めると、プレイ時間に応じて資源入りのスーツケースがもらえる。チュートリアル終了直後から10分、1時間、4時間、12時間とコンスタントに資源がゲットできるので、始めたてでも都市開発をガンガン進めていけるぞ。
資源を上手に活用して、夢にまで見た理想の都市を完成させよう。
日本にいながら大都会開発というアメリカンドリームが疑似体験できる本作。優れたグラフィックでリアル感たっぷりな街づくりを楽しめるでなく、雪の城のような建造物が自由に造れる遊び心も面白い。無料の箱庭ゲームとは思えないほどクオリティが高いタイトルに仕上がっているぞ。
本格的な街づくりシミュレーションゲームに手を出したいなら、まずは「ゴールデンバレー」をお試しあれ。
ゴールデンバレースペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
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対応OS | Windows VistaまたはWindows 7以上 | |
CPU | ||
メモリー | ||
グラフィックカード | ||
VRAM | ||
HDD空き容量 | ||
DirectX | ||
備考 | ブラウザ:Firefox最新版、Chrome最新版、Safari最新版推奨※Internet Explorerは非対応となっております。※Flash Player 最新バージョンが必要です。※上記以外のOS・ブラウザにつきましては、一部機能をご利用いただけない場合がございます。 |
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