2020/3/6から正式配信されているCrowbar Collectiveの購入型PCゲーム。PC向けFPSの傑作『Half-Life』発表20周年を記念して有志によってリメイクされたSFファーストパーソンシューティング。
『Half-Life』を愛する有志メンバーによって再構築されたファン感涙のゲーム世界、『Half-Life』ユニバースのアイコニックなマップでプレイできるマルチプレイ対戦要素が魅力で、『Half-Life』ファンの人、インディー系FPSが好きな人、迫力のSFシューティング対戦を世界のユーザーと楽しみたい人におすすめ。
ファンの手で蘇る傑作!
現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で正式配信中の『Black Mesa』は、FPSの金字塔的作品としてPCゲーマーの間で語り継がれている傑作『Half-Life』の世界を有志の手によってリメイクしたおすすめの新作PC向けFPSゲーム。かつて『Half-Life』シリーズで遊んだことがある人には見逃せないFPS作品だ。
元々『Half-Life』を開発したのはSTEAMの運営者として知られるValve。1998年にリリースされた同作は「id Software」からライセンスされた「Quakeエンジン」を利用しており、SFテイスト満載のスピーディーかつ迫力満点のFPS世界を構築。瞬く間に世界中のゲーマーを魅了していった。
▲FPS黄金時代を形成した一角がファンメイドのリメイク作品として蘇る。愛情に溢れた新作PCゲームだ。
Valveは2004年に続編となる『Half-Life2』をリリース。ゲーム配信サイト「STEAM」の記念すべき初配信作品として公開され、その後「STEAM」の世界的な普及に一役買っている。そして熱狂的なファンによって数々のスピンオフ作品が製作され、その域はゲームを飛び出して短編映画などにまで波及することになる。
そんな『Half-Life』を現代によみがえらせるべく集ったのが、有志で結成されたインディー系デベロッパーの「Crowbar Collective」。彼らは無料公開された「Quakeエンジン」を導入してSF系FPSの金字塔をリメイクすることを発表。紆余曲折を経ながらこうして正式配信にまで辿り着くことができた。
▲開発に関しては多くの苦難が伴ったと伝えられている。正式版として日の目を見たことは素直に喜ばしい。
既存のゲームを改造・改変するという海外ゲーマーには馴染み深い「Mod文化」が開花した本作にはファンの情熱が注ぎ込まれており、「STEAM」でのユーザー評価も「圧倒的に好評」と文句なし。『Half-Life』シリーズファンからもお墨付きを受けたリメイク作品として堂々たる完成度を誇るFPSゲームだ。
年代物のゲームエンジンを使用しているとは思えないほど進化したグラフィックが魅力で、AIシステムをアップデートした敵キャラクターとのバトルも大興奮の出来栄え。さらにオンライン対戦機能でPvPも満喫できるとあっては見逃す手はない。原作未プレイの人も熱狂させる「FPSの真髄」が待ち受けているぞ。
STEAMでの販売価格は1980円と比較的安価。なおプレイ言語に日本語は含まれておらず、プレイを円滑に進めるためには基礎的な語学力が要求されるが、内容はシューティングゲームであるため、多くのユーザーがプレイを楽しめるはず。長期間の難産の末ついに登場したリメイク作品をプレイしたい人は、今すぐゲームをスタートしよう!
【おすすめポイント】 往年の名作がファンの手で蘇る!
充実のソロプレイモード!
『Black Mesa』は、SFホラー系FPSをたっぷりと堪能できる充実のソロプレイモードを搭載。異次元のエイリアンによる侵略を受けた極秘研究施設内に降り立ち、身の毛もよだつようなクリーチャーたちを撃退しながら科学チームを救おう。滑らかに動く最高のFPS体験を味わいたい人にはおすすめのゲームモードだぞ。
本作の注目点はゲームグラフィック。年代物になった「Quakeエンジン」を利用して開発された作品であるにも関わらず、最新PCゲームとして全く遜色のないハイスピードかつ美しいFPS体験を享受できる。過去に『Half-Life』をプレイしたことのある人は、描写面の違いなどをじっくりと楽しみながらプレイするのも一興だ。
▲原作『Half-Life』の世界観を丁寧に再構築したゲームグラフィックは本物。没入感MAXのFPS世界が展開する。
プレイ中は研究施設内部のいたるところに危険なクリーチャーが出没し、ハイスピードバトルにも拍車がかかる。リアルな人間の移動速度よりもテンポアップした操作性がスリリングなバトルを生み出し、世界のユーザーを瞬く間に魅了していったFPSの金字塔らしいゲーム展開が生まれている点が秀逸だ。プレイするほどハマっていくぞ。
不気味なエイリアンの侵略によって崩壊してしまった研究施設の描写も見事。先へ進んでいくと襲われている最中の研究員を目にすることもあり、SFホラーゲームとしての雰囲気は抜群だ。一人称視点がもたらす圧倒的な没入感を感じながら歩を進め、研究施設内に巣食っているエイリアンの抹殺に挑もう。
▲光と影のコントラストが際立つ研究施設内部。ホラー作品らしい「不気味さ」の演出は筋金入りだ。
銃器以外に発煙筒やバールなどの多彩な武器で戦える点も本作の魅力。使えるものは全て有効活用しながら勇気を持って進み、迫り来る脅威を排除していくプレイがたまらない。適度な恐怖感と緊張感を伴うFPS作品を求めている人にはおすすめのゲームモードで、プレイすれば充実した体験を得られることは間違いない。
プレイを進めていくと目の前には豊富なロケーションと新たな敵キャラクターが次々と現れ、過激なFPSプレイ体験はさらに深みと恐怖度を増していく。エンディングに辿り着くために6時間以上はかかる圧倒的なボリュームのシングルモードをプレイし、研究所施設に起こった惨事の原因とその結末を目撃しよう。
【おすすめポイント】 たっぷり遊べるおすすめ新作FPS!
オンラインPvPを楽しもう!
『Black Mesa』は、プレイヤー同士の対人戦を満喫できるオンラインマルチプレイモードも搭載。世界中の腕利きユーザーたちと一緒に自分の腕前を確認できる。オンラインゲームでPvPをプレイすることが好きな人にもおすすめの新作PCゲームで、『Half-Life』ファン同時のアツいバトルを体験できるぞ。
マルチプレイモードで用意されているマップは「Bounce」「Gasworks」「Stalkyard」「Undertow」「Crossfire」の5種類。どれも『Half-Life』ユニバースで印象的なロケーションで、過去に作品をプレイした人であればテンションが上がるはず。ソロプレイモードを攻略したらPvPで世界のユーザーたちと盛り上がろう。
▲スピーディーなゲームプレイは本作の大きな持ち味。FPSの楽しさを再確認できる新作PCゲームだ。
原作のエッセンスを凝縮し、見事なリメイク作品として誕生した『Black Mesa』は、FPSが世界中のプレイヤーを熱狂させていた黄金時代の片鱗を味わえるおすすめの新作PCゲーム。ファンから初心者ユーザーまで幅広い人を夢中にさせる魅力に溢れており、満足度は非常に高い。今すぐゲームをダウンロードしてプレイを始めよう!
【おすすめポイント】 マルチプレイも楽しい新作PCゲーム!
Black Mesaスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7(32/64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core 2 Duo 2.4GHz | Intel Core i5-4670 / AMD Phenom II X4 960T |
メモリー | 4GB | 8GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 470 / ATI Radeon HD 6870 | NVIDIA GeForce GTX 660 / AMD Radeon HD 7870 |
VRAM | 512MB | 2GB |
HDD空き容量 | 20GB | 20GB |
DirectX | Version 9.0c | Version 11 |
備考 | インターネット接続が必要 |
(C) Crowbar Collective.
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