2019/10/2からSTEAMで配信が開始されたLTTDYが送る購入型PCゲーム!脱力系&笑えるゲーム展開を存分に楽しめる物理ベースのマルチプレイ専用バトルアクションゲーム!
コミカルな場面が連続して巻き起こる面白いゲーム世界、フレンドを誘って気軽に遊べるアーケードライクなプレイヤビリティーと低価格な値段設定が大きな魅力で、難しいこと抜きで楽しめる「お気楽」なアクションゲームをプレイすることが大好きな人、1000円以下で気軽に購入できるPCゲーム作品を求めている人に断然おすすめ!
究極の脱力系マルチプレイ対戦ゲーム!
現在PCゲームのポータルサイトSTEAMで配信中の『SuperSmash: Physics Battle』は、サブタイトルが表している通り「物理ベース」のアクションがたまらない魅力を持つ「脱力系」のマルチプレイ対戦型PCゲーム。2対2、4対4で展開されるプレイヤー同士の滑稽なバトルを楽しめる新作ゲームだぞ。
ゲームに登場するキャラクターは色分けされた単純な3Dモデルで、プレイヤーは次々と出現するステージ内に設置されている武器を拾いながら対戦相手の排除を目指す。早ければ1ステージが数秒で終了してしまう超お手軽なゲームシステムが特徴で、気が向いた時にサクッとプレイできる点が魅力と言える。
▲これ以上ないほどシンプルなグラフィックでまとめられたゲーム世界。シュールなバトルが展開するぞ。
開発を手がけている「LTTDY」はほぼ個人でゲームを製作しているインディー系ゲームデベロッパー。本作がSTEAM初登場となる新進気鋭のデベロッパーだ。低予算で作られたことがありありと分かるグラフィックが逆に潔く、アイデア勝負で業界に挑んでいる「インディーゲーマー魂」も垣間見える。
早期アクセス版の作品
なお本作は現在早期アクセス版の状態にあり、フルバージョンのリリースには半年ほどの期間が設定されている。プレイ中に予期せぬ不具合やバグが発生する可能性もあるので、その点を了承すれば良い買い物になるはずだ。STEAMでの販売価格は520円と安価なので、それほど神経質になる必要もない。
早期アクセス版ではあるものの、本作には70種類の異なるステージマップが搭載されており遊び甲斐は満点。ただしマルチプレイ専用ゲームなので、ソロでセッションしても人が集まらない場合にはプレイできない。STEAMで遊ぶフレンドや仲間ユーザーがいる人にはおすすめできるPCゲーム作品だ。
▲ピクトグラムのようにシンプルな造形が笑いを誘うキャラクターたち。動きはグニャグニャでそこも面白い。
プレイ言語は「英語」と「中国語」のみで、日本語インターフェースおよび字幕などの環境には非対応だが、ゲーム内容はいたってシンプルなので幅広いユーザーが遊べるはず。物理ベースで動き回る変なキャラクターが生み出す爆笑必至のバトルを楽しみたい人は、今すぐ本作をフレンドとプレイしてみよう。
【おすすめポイント】 面白さ満載のマルチプレイバトルが誕生!
武器を使ってライバルを蹴散らせ!
『SuperSmash: Physics Battle』には35種類の異なる武器類が登場。ステージ毎に配置された武器を手に取り、対戦相手のプレイヤーをいかに素早くフィールド上から排除するかが勝負の分かれ道になる。とは言え操作するキャラクターの動きが定まらないので、思った通りに試合が展開しない点がポイントだ。
最初のステージには各種武器類がズラリと並ぶ。見た目で効果を判断できるものから実際に使用しないと効果が分からないものまで種類は豊富で、中には「使わない方が良かった」と思わせるものもあるので面白い。FPS作品をプレイしている時の鋭さは捨て、とにかく柔軟にプレイすることが楽しむ秘訣だ。
▲1ステージ目は武器のお披露目的役割を果たしているチュートリアルマップ。好きな武器を拾ってバトル開始だ。
挙動が安定しないキャラクターに武器を掴ませるのは一苦労。思った通りに動いてくれない「もどかしさ」もまた笑いを誘い、武器を手に取った後でも相手を攻撃すること自体に苦労する。だが全てがバシッと決まった際には驚くほど単純に勝者になってしまうので、その唐突な終わり方にも注目してほしい。
現時点でも35種類と豊富な武器類だが、フルバージョンではさらに数が増える予定。全ての武器が持つ特性を覚えて上手く立ち回れば、並み居る強豪プレイヤーを瞬殺して倒すことも十分に可能だ。本作では相手を武器で倒すかステージ外に放り出せば勝者となるので、確実に勝利するための動きを目指そう。
【おすすめポイント】 武器が豊富で楽しい新作PCゲーム!
70種類のマップが待ち受ける!
前述の通り『SuperSmash: Physics Battle』にはタイプが異なる70近いマップが実装されており、ステージによって異なる戦略性を活かしたプレイを満喫できる。単純な平地型のマップから複雑な構造を持つマップまで多種多様なフィールドが用意されているので、地形の長所を活かして存分に戦いを楽しもう!
本作が面白さを増してくるのは多層階になったステージでプレイする時。十分な高低差を持つ構造物は動きが定まらないプレイヤーにとってかなりトリッキーで、狙って動くことが難しい故に思いもよらないプレイが連発する。なお登場する武器類の中にはジェット噴射で上に跳べる物もあるので活用してみよう。
▲複雑な多層構造で再現された空間内では思わぬハプニングが発生することも多い。名場面製造機と言えるだろう。
なおステージを構成しているパーツは全て同じ材質ではなく、中にはトランポリン状の動きができるパーツや武器で破壊できる氷状のパーツも登場する。本作ではこれらの仕様について細かく説明してくれないので、実際にステージに降り立ってから確かめるという本番勝負になる。柔軟に対応していこう。
早期アクセス版とは言え十分にプレイアブルな状態にある『SuperSmash: Physics Battle』は、難しいことを考えずに楽しくゲームをプレイしたいと考える人に断然おすすめの新作PCゲーム。トリッキーなステージと武器がもたらすアクションが想像を遥かに超えた面白プレイを生み出してくるぞ。
【おすすめポイント】 ステージがどんどん変わるから飽きない!
再現不可能なプレイが面白さを生む!
同じ動きを二度と再現できない『SuperSmash: Physics Battle』は、意外性の連続がユーザーに新鮮なプレイ体験をもたらしてくれる娯楽作品。頼りない動きで必死に戦うキャラクターたちが実にシュールで、計算し尽くされたアクションバトルでは味わえない面白さを目一杯堪能できる。
▲次にどんな展開が待ち受けるのかは神のみぞ知るという世界観。思い通りにならないことがこれほど面白いとは。
デバッグをしっかりと行い、全てのプレイヤーに同じ体験を提供するのもゲームの完成形だが、本作のように不自然な挙動やバグっぽい動きをゲームのメインコンテンツに据える作品もまた立派な娯楽作品。『Goat Simulator』や『getting over it with bennett foddy』などを楽しめる人にはおすすめだ。
グニャグニャのキャラクターを操って爆笑必至のバトルを存分に楽しもう!
【おすすめポイント】 予測不能なゲーム展開が秀逸な新作PCゲーム!
SuperSmash: Physics Battleスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 760 / AMD Radeon R7 260X | NVIDIA GeForce GTX 1070 / AMD Radeon RX Vega 56 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 20GB | 20GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 |
(C) 2019 LTTDY.
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