『ブリーン・オリジン(Breen Origins)』は、Breen Studiosより2019/7/1からSteamでリリースされた、マルチプレイ専用のより遠く相手を倒すことに特化したFPSガンシューティングゲームだ。
非常に丁寧に描写された綺麗なグラフィックのおかげで、かなり遠くまで見通すことができ、おまけに正確に射撃をすれば、どこにいても倒せるようになっている。遠くの敵が倒せるようになったコトで、戦いは常に白熱したスリリングな展開になっていく。
多くのプレイヤーを引き付けるゲームモードと複数のマップが揃っており、どれもこれも、非常に射撃がやりやすい環境に仕上げられている。操作性も高く、近づいてから近接戦闘に移行できるほど、高い技術を見せつけられるようになっているので、本格的なFPSを探している人におすすめのゲームだ!
遠くの敵まで把握できる、乱れのない美しいグラフィック!
本作は近い将来の戦場のスポットを当てた、一人称視点のシューティングゲームになっている。戦って目の前の敵を倒すだけでなく、戦ったあとも生き残るために奮闘しなければならない。
なぜなら、本作の最大の売りとなっている奥の奥まで見通せる視界の良さにある。かなり遠くにいるキャラの動きまで明確になるほど、美しいグラフィックになっているので、動いている影が見えれば、エイムを合わせて狙い撃ちにするコトが可能だ。もちろん、走ってこちらに近づいてくるような勇気のある戦士であれば、遠慮なく照準を合わせて撃破してしまおう。
誰でも少し練習すれば、優れたスナイーパーになれるので、今まで他のFPSで遠くから倒されてばかりだった人は、本作で新しい楽しみ方を見つけられるだろう。敵を見つけたら、どんなに遠くても狙い撃ちしてみるといい。高い確率で撃破可能だ。
かなり遠くの敵が狙い撃ちできるため、倒したあとも油断はできない。ジッとしていたら、逆に別の敵から狙撃されてしまうだろう。すみやかに移動し、安全を確保して次の戦闘に備えなければならない。いつ襲われるかわからないハラハラドキドキでの移動がたまらなく楽しいぞ!
たくさんのコンテンツがプレイヤーを飽きさせない!
本作はオンラインによるマルチプレイのみになっており、ゲームモードは「Gun Race」「Team deathmatch」「Capture the flag」「Free-For-All Modes」に分れており、どのモードでも違った楽しみが出来るようになっている。
デスマッチであれば、相手を倒すことが重要になるが、フラッグの取得がメインであれば、倒すことよりも目的の場所へ辿り着くことの方が大事だ。できる限り音を立てず、他のプレイヤーに気づかれることなく動かなければならない。
武器はプレイヤーが自由に選ぶことができ、自分のスキルにあったものを組み合わせて選択し、戦いやすい装備を作り上げていこう。より遠くまで狙えるスナイパーライフルの性能も感動するだろうが、多少遠くても当て続けられるマシンガンなどの照準(エイム)性能にも驚かされるはずだ。
すべての武器が他のFPSガンシューティングよりも高性能になっているので、どんな武器を使ってもかなり楽しめる。射撃がうまい人はなおさらだ。戦闘に使われるマップは全部で8つ、見渡す限り砂漠の中にぽつりと潜む要塞だったり、隠れるところが豊富にある工場内だったり、車や建物がたくさんある街中なども存在する。
どのマップでも、敵の動きを把握しやすく、グラフィックが綺麗に描かれている分だけ、ちょっとした違和感にすぐに気がついてしまう。相手を見つけてしまえば、高性能な射撃で倒せるので、移動がいつも緊張感の連続だ。射撃されてしまったら、可能な限りジグザグに動くなどして、照準を合わせられないように立ち回ろう。
どのマップも狙撃用のマップの理想に近いサイズになっており、戦闘から様々な経験を得ることが可能だ。
武器は自分の好みのスタイルで選ぶことができる上に、20以上の武器がリストに登録されている。「Create a class」システムを使いこなせば、自分のスタイルはいつでも確認出来る上に、変更も容易にこなせるようになるだろう。
相手の武器や腕前によって、武器を持ち替えたり、咄嗟の素早い判断力が生死を分ける場面に多く遭遇する。遠くまで射撃できるだけで、キャラの頑丈さは他のFPSゲームとそれほど変わらない。集中砲火を浴びてしまえばあっさりと沈黙してしまうことだろう。
遠くからの射撃で相手を倒すのはかなり楽しい。しかし、反対に言えば、自分も遠くから倒されてしまうと言うコトだ。常に油断してはならない。建物の屋上で会っても、角度的に狙われてしまうこともありえる。かなり遠くまで相手を狙い撃ちにできるので、安全地帯はかなり少ないと覚えておこう。
現在、未完成である早期アクセス期間中!
本作は美しいグラフィックと快適な操作感、さらにたくさんのマップと武器が揃っている。他のFPSガンシューティングと比べてもまったく遜色のない状況にもかかわらず、まだ未完成であるアーリーアクセス期間中だ。
最低でも1年間はアーリーアクセス期間を続け、プレイヤーやコミュニティから様々なフィードバックやアイディアを得て、すべての機能とコンテンツを仕上げていく予定になっている。もちろん、要望の内容によっては、最終リリース日が変わる可能性もある。
完成版となるフルアクセスバージョンにするために、より多くの武器、キャラクター、マップ、ゲームモードなどを追加し、誰もが楽しめるようにコンテンツを充実させる計画だ。さらにそれと並行して、ゲームの質感を向上させ、可能な限り最高のものへと高めるために、既存のシステムやコンテンツを改善することも視野に入れている。
また、リーダーボードが追加され、プレイヤーがどのように成績を出してベストな勝ち方をしたのかが、自分でも確認出来る様にして、さらなる競争力を増加させていく予定だ。1年以上とかなり長めのアーリーアクセス期間を予定しているだけに、開発であるBreen Studiosの制作意欲は凄まじく高い。
この調子で開発が進んでいけば、本作はより良いゲームになっていくのは間違いない。しかも、アーリーアクセス期間が終わっても、ゲーム価格の引き上げは予定されていないところも嬉しいところだ。
現状、インターフェイスは英語にしか対応していないが、基本的な機能もよくあるFPSに準じているため、操作に戸惑うこともない。ガンシューティングというゲームシステムである以上、言葉が壁になることはないだろう。
非常に美しいグラフィックで、遠くに敵がいても発見できるし、正確に狙いをつけることもできる。その分、多少のPCパワーを要求されるが、それも常識の範囲内なので、特別なゲーミングPCを用意するほどでもない。興味があれば手軽にゲームを始めても、高いレベルで満足を体験できる。
マシンガンを連射していれば勝てるような、なんとなく近接戦闘に近いFPSゲームはたくさんある。遠くの的をキチンと狙って倒すような、真の意味で銃撃を楽しめるガンシューティングを求めている人におすすめのゲームだ!
Breen Originsスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-6600 | Intel Core i7-9700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 960 | NVIDIA GeForce GTX 1070 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 |
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