「駅メモ! - ステーションメモリーズ!-」は、2014/11/28にモバイルファクトリーからスマホ向けにリリースされた、携帯電話などのGPS機能を利用した位置情報新作スマホゲームだ。
全国各地に存在する鉄道駅を巡り、鉄道がモチーフになった萌えキャラクターと駅を集めて、他のプレイヤーと競い合う。GPSを使って取得した位置情報を元に、最寄の駅へアクセスさせることで駅を集められる。駅を探して色んな場所をリアルに旅するのが楽しい。
より多くの駅を見つけてアクセスし、駅の収集数や制覇路線数を増やそう。アクセスした駅ではポイントや思い出(memory)を集められる。学校や職場、家などの身近な駅のマスターを目指そう。スマホを持って外に出かけることが多い人におすすめのゲームだ!
滅びゆく鉄道の未来を救う任務!
ゲームは突然来た1通のメールからスタートする。その中に書かれていたのは未来の話。今から遠い未来、鉄道は存続の危機に瀕していた。「奪取er協会」が未来の鉄道を守るために技術を結集して、「独立思考型駅情報収集ヒューマノイドDENCO(H)」(通称:でんこ)を創造したのだ。
でんこによって鉄道は守られるはずだったが、単体ではでんこは起動しない。パートナーとなる「ステーションマスター」が必要なのだ。プレイヤーは「奪取er協会」からの頼みを聞き、でんこと共に出かけて駅の思い出を集めることになる。
ゲーム開始時に3人のでんこの中から1人を選んでパートナーにするコトができるが、他のでんこも運が良ければ手に入るので、見た目重視で構わない。
たくさん移動したり、思い出を集めていくと「奪取er協会」から称号を贈られる。1万以上の称号が存在しているが、プレイ日数、駅へのアクセス回数、でんこの仕事回数など、実に様々な条件がついており、事実上、すべての称号を得るのはまず不可能だろう。獲得数1位のユーザーでもまだコンプリートにはほど遠い。
アクセスできる駅も9000以上登録されている。沖縄にある駅も登録されているため、全ての駅を電車だけでは回れない。飛行機などを使って、全ての駅を巡る旅も必要になる。称号を集めたり、駅を巡るだけでも「駅メモ!」は十分に遊べるゲームになっているのだ。
でんこを育てて対戦させたり自由な遊び方!
「駅メモ!」のシステム自体は、『駅奪取PLUS』という以前から存在しているゲームアプリがベースとなっている。チェックインを行うコトで、近くの駅にアクセスし、思い出が貯まっていく。思い出を集める毎に経験値とスコアが増えるのだ。
経験値が増えていくとパートナーであるでんこが成長していき、ステータスはどんどん上昇する。でんこが強ければ強いほど、駅の取り合いを有利に進めることが可能だ。
初期にもらえるでんこ以外にも、「プレミアムガチャ」を引くことで新しいでんこを手に入れられる。プレミアムガチャを引くためには「プレミアムガチャチケット」という課金アイテムが必要だ。無課金には厳しいように思うかもしれないが、イベントの景品や運営からのプレゼントなどでも配布されるので、無課金でもそれなりにでんこを集められるようになっている。
でんこは初期状態だとレベル50までしか成長しないが、同一キャラを引き当てると上限解放が行われ、5ずつ増えていく。最大まで上げるには同じでんこを7回引き当てる必要がある。先は長いので、無理な課金などせずにゆっくりと遊んでいこう。
でんこは4種類のカテゴリー「アタッカー」「ディフェンダー」「サポーター」「トリックスター」に分類される。それぞれに得意なポイントがあるため、有効に活用できるように配備していきたい。
アタッカー
「駅を奪取する」ことに関してプロフェッショナルな力を持っている。APが高く設定されている場合が多い上に、攻撃に適したスキルになっているのが特徴だ。
ディフェンダー
名前の通り守備に特化しており、「奪取した駅を守る」のが得意なでんこ。特にHPが高く、攻撃を受けた際に発動するスキルを持っている場合が多い。
サポーター
パラメーターの特徴もなく、単体ではあまり役に立たないが編成したでんこに恩恵を与えるスキルを持っている。一人のサポーターがチームを大きく底上げをしてくれる場合もあるので、1人はパーティに入れておきたい。
トリックスター
能力に定まった傾向はなく、風変わりなスキルを持っている。個性が強いため、扱い切れるかどうかプレイヤーによる采配が大きいだろう。
ほのぼのと駅を回るだけのゲームに見せかけて、夢中になれるバトルが用意されているのは素晴らしい。自分のでんこが強くなっていく姿を眺めながら、他のプレイヤーのでんこと戦うのはかなり白熱する。
1つの駅に長時間リンクして、GMを目指そう!
全国の駅を探し回るのももちろん楽しいが、1つの駅に執着してリンク&アクセスし続けるのも「駅メモ!」の遊び方の1つだろう。重点的にポイントを稼いだプレイヤーには特別な呼び方を与えられる制度が設けられているのだ。
ポイント1位の人が「GM(じーえむ)」(ゴールデンマスター)、2位は「SM(えすえむ)」、3位は「BM(びーえむ)」と呼ばれている。1つの駅に長く居座る必要があるので、最寄りユーザーが名乗ることが多い。
駅にアクセスすれば、該当ユーザーの「でんこ」にそれぞれの称号が小さなアイコンで表示される。金、銀、銅のプレートも掲げられるので、ちょっとした自慢には最適な遊び方だろう。
人によって遊び方を自由に選べる多機能なシステム!
「駅メモ!」では、正解となる遊び方は存在しない。プレイヤーが何を目的にしてゲームをするかによって、遊び方は千差万別なのだ。たくさんの駅を回れる人は、駅の収集数や制覇路線数を極めていきたいだろうし、行きつけの駅がある人はその駅での思い出をたくさん集めようとするだろう。
他にもでんこの経験値を稼いで、他のプレイヤーとの戦いに明け暮れる人もいるかも知れない。どの遊び方でも正解で、様々な方法で楽しめるのが「駅メモ!」というアプリなのだ。自分に合った遊び方で「駅メモ!」を楽しもう。
アプリ版と同一のゲームシステムであるコロプラ版もあるが、それぞれが独立したゲームになっており、双方のプラットフォーム間でデータ共有は出来ない。コロプラ版だと一部の機能やTwitter連動イベントなどに参加できないなどのデメリットもあるが、プレイ人口も大きく異なっている。
「駅メモ!」では鉄道事業者だけでなく、各種アニメや映画、ゲームなどとのコラボも多く発生する。しかも、リアル景品がもらえるコトもあるため、ファンなら絶対に上位に食い込みたいときもあるはずだ。
アプリ版でライバルが多くてランキング上位の報酬(グレードアップチケットなど)を得られないことで悩んでいるようであれば、コロプラ版も検討してみよう。アプリ版で勲章を取れる人ならば、コロプラ版では容易にランキング上位に食い込めるはずだ。
様々な遊び方で楽しめる「駅メモ!」は、位置情報ゲームの中でもかなり楽しめるだろう。リアルでもらえる景品や現実世界の鉄道会社とのコラボなど、実益も大きくかねてゲームで遊べるのは素晴らしい。出張が多い人や旅行好きの人にはぜひおすすめしたい新作スマホゲームだ!
駅メモ! - ステーションメモリーズ!-の評価・レビュー・評判(0件)
このゲームの投稿レビューはまだありません。